NEWS LIVE TOUR 2015 "White"
ライブレポというより、ざっくりとした私の感想、そして私のNEWSに対する気持ちです。
普通にレポを書いていたら、書き終わるまでに2週間はかかるだろうし、昔みたいに前編・後編にわかれちゃう(笑)
4人になってから3回目となるライブツアー。
回を重ねれば、ファンの目も肥えてきて、ライブの内容に求めるハードルが高くなってくるけれど、今回のツアーで4人が仕掛けてきた挑戦は、ファンの中で賛否両論ありつつも、NEWSの可能性をさらに感じさせてくれるライブでした。
まあ、要約すると
「めちゃくちゃ楽しかった!!」
わけです(笑)
なんだろうなぁ
なんなんだろうなぁ
私の中で多幸感を一番感じるグループなの。
もちろん、SMAPもキンキもV6も嵐もエイトもKAT-TUNもジュニアでも、ジャニーズのコンサートそのものが多幸感でいっぱいなんだけど、NEWSのそれは、腹の底の底からブワーって急浮上して湧き上がってくる感じ。そのうえ、甘美でとろけるような感じがあるんだな。ふわふわワクワクした浮遊感も。
・・・イガヌ?(笑)
えーとですね。
魔法の絨毯に乗って、飽きることのないワンダーランドに連れていってもらってるような、そんな感じ!!!
………(ーー;)
はぁ…どういう表現をすれば伝わるんだろう。
4月の宮城2公演、5月の福岡2公演、そして今月の東京2公演。
アリーナと東京ドーム、会場の規模が違う所で、同じ内容の公演を両方観たわけですけども、ドームでもアリーナでもまったく変わらない楽しさでした!
もちろんドームだと、たとえアリーナにいても「シゲアキさん、遠いっすよー」と感じることがないわけじゃない。
でも、その遠い距離すら楽しめてしまう何かが彼らのライブにはある。それは空気感なのか、演出なのか、よく分からないんだけど。
大した大仕掛けも、特別凝ったセットもないステージですよ。
もちろんジャニーズならではのフロートやトロッコやリフター(シゲアキさんがMC中この名称がわからなくて「上に上がるアレ」って言ってた)はあるけど、ムービングステージがあるわけでもなく、基本とてもシンプル。
広いドームに4人が散ると、アリーナのど真ん中じゃ肉眼で姿を見ることすら出来ない。
でも、モニタースクリーンを見ながら、4人の歌を聞いているだけで楽しい!!
そう。それかな。それだ。
NEWSの曲をただ耳にしているだけで幸せ。
目の前にシゲアキさんがいたら、それはもちろん嬉しいんだけど、4人のハーモニーを耳にしているだけで、心が幸せで満たされる。
4人の声質・音域がそれぞれ違うから、4人一緒に歌うサビとか、じっと耳をこらして聴くと、四声の響きを感じられる。私だけかもだけど(笑)
もっとボイトレ積んで、ある程度の年齢になったら、和製イル・ディーヴォを目指してもいいんじゃないかしら?
歌って踊れるジャパニーズ・イル・ディーヴォ♪
特にしっとりした曲とか、本当にゾクゾクする。
歌も踊りもエレガントな「Winter Moon」、Fighting Manのカップリングに入っているから、ライブ後にあらためて聴いてみたんだけど、今回の方が断然いい!
なんていうと、6人の頃の歌を否定しているみたいだけど、そうではなくて。
(そりゃーもちろん6人時代のNEWSをこじらせてるのは認めるけど)
この頃の歌い方はまだ「青い」。
マッスーのパートだって、今の方が声に深みがあってとても美しいし、シゲアキの声も今の方が大人の男の凄味を感じる。手越さんもけーちゃんも、今の声の方がもっと伸びやかできれい。
今回も「バタフライ」「Snow Express」「勿忘草」「White Love story」「愛言葉」と、数は少ないけれど、しっとりと聞かせてくれるミディアムバラード曲が要所要所に入っていて、セトリ的にとてもバランスがいい。
きっとあと数年したら、こういう曲の方が増えてくるのかもしれないね。
そして、そんな歌がめちゃくちゃ似合うグループになりそうな予感がするよ。
でも今はまだ、C&Rにクラップ、ジャンプとアッパーな曲がNEWSらしくて好き。
「NYARO」(ニャロコールと振付が楽しくて可愛い)「WEATHER NEWS」(シゲアキ先生のラップ最高!)「4+FAN」(C&Rにクラップで最高に盛り上がる)「恋祭り」(女子が回しやすいサイズのタオルをグッズで出してー・笑)
ドームだと人数が多いから、C&Rもクラップも迫力あるよね。
でもその分、クラップがずれたりするんだけど
「俺たちが合わせるから大丈夫!」
って手越番長が自信満々でフォローしてくれる。こういうことをさらっと言っちゃう祐也はマジでカッコイイ!
「ポコポンペコーリャ」をクラップ推しにしたのも、初めてライブに来た人への優しさかな。振り知らない人でも、みんなで楽しめるもんね。
私も宮城では振りの方をやってたけど、福岡では「これはクラップ推しってことなんですね!了解!」と切り替えちゃった。
クラップの方が「楽器」として歌に参加してる感があるから、楽しいよね。
ちなみにオーラスの時、この曲の歌い出しのシゲアキさん、カッコよかったなぁー
カメラ目線も決まってたしー
そうそう!ドームのシゲアキは、ちょっと今までのシゲアキと違ってた。
宮城と福岡しか入ってないから、それでしか比較出来ないんだけど、前以上にカメラ目線を意識してたし、アピールも積極的だったし、とにかく随所でイケメンな表情が多かったんだよー
アレクサンダーとナンパロケに行ってから、何かに目覚めちゃったのかな?!←
それから、ほとんどのファンが同じだと思うけど、後半、BYAKUYAからSUPER SONICへの流れが、ひたすら最強すぎて、腰砕けそうになる(笑)
4人とも超イケメン!なんだけど、ここからのシゲアキさんが文句なしのイケメン!!
違う。イケメンじゃなくて、美しい!!
この世にこんな美しい男がいるんですかっ?!ってくらい美しい。
サイド分けの刈り上げヘアに、たぶん目元にはアイライン入れてる?
これで、作家業もやってるとか、もーありえないんですけど!!
と・に・か・く
男前度測定装置というものがもしもあるならば、その針がバンと振り切れて、振り切れ過ぎて破壊されるほどの美しさ。
この髪型のシゲアキ先生を初めて宮城で見たときは、「なになにあのイケメン!!」って息が止まるくらいの衝撃走ったよー
そしてドーム初日、BYAKUYAの最初のソロパートで、スクリーンにシゲアキさんが一人抜かれて映った時に、ドームに『どよめき』混じりのキャーー!が走ったのを見て鳥肌だったよね。
あれでシゲアキさんに完落ちされた方、かなりいるのではないかと思うのですが、どうですか?!(笑)
そして、シゲアキさんの作家らしいアーティスト性が、歌に演出にと存分に発揮されているソロ曲『ESCORT』
まずは、小山さんソロからの繋ぎが秀逸。
ドアマンが開けた扉の向こうに消える小山さん。そして扉を閉めたドアマンが振り返れば、まさかのシゲアキ先生。
ホテルボーイの衣装は色もデザインもエレガントで素敵だし、ホテルにある小道具を使って、ステージ全体を縦に横にと使った、動きのあるミュージカルのような演出も、ジュニアをバックダンサーに従えたダンスも観ていて楽しい!
もともと昔からストーリー性のあるソロ曲が多い人だけど、このソロ曲はいい意味で裏切られた。
エスコートというタイトルから、女性をパーティーにエスコートするような演出かなぁと思ってたんだけどね、まさかのホテルボーイとはね、さすがです先生!!
シゲアキさんもマッスーも手越さんもけーちゃんも、自分の世界観の中で好きなこと、やりたいことをやりながら、ファンに媚びることなく、でもファンを十分に楽しませてくれる。
今回のライブの導入として作られたTEAM WHITEのミニショートフィルム。
シゲアキ先生の原案で作られたストーリーだけど、ぶっちゃけこのDVDを見ても見てなくても、ライブのオープニングからその世界観に自然と入っていける。
敵である『ウェブラック』は、姿が曖昧なネット上の何かだから、何を想像してもオッケー。
たまたまファンでもない子が、NEWSファンの友だちに誘われて突然ライブに参加しても『それ、知らないんだけど…』と置いていかれることがない。
たとえ「?」と思うことがあっても、短い映像だし、一曲目の『MR.WHITE』の勢いの方が勝ってる。
TEAM WHITEの衣装カッコイイよねー
増田さんの衣装センスはほんとに素晴らしいって思う。
だからこそツアーグッズのTシャツ、女子が着て可愛く見えるのを…ゴニョゴニョ
ちなみに、さっきも言ったけど、このショートフィルムのストーリーの原案考えたのがシゲアキ先生で、脚本書いたのは先生じゃないですから。
シゲアキさんが脚本書いてくれたらもうちょっと面白…(自粛)
あともう少し欲を言えば、バクステがあると良かったな。
それか、センステのあの上がるステージをもっと使ってほしかった。
まあ、あえて言うとすれば、ですけど(^_^;)
あーもー早くDVD出してくれないかなー
こんなにDVDの発売が待ち遠しいと思うのも久しぶりです。
振り返れば、ここ1年の間に、嵐からも関ジャニ∞からも卒業したんだけど、NEWSさんからだけはどうしても卒業出来なかった。
それは、NEWSに加藤シゲアキという特別な存在がいるからという理由だけでは説明がつかない。
『愉快な仲間たち』
『具のないおでん』
『イチゴのないショートケーキ』
6人のグループだった時から、4人になった時まで、彼らが周りから言われてきた言葉は、およそ王子やアイドルからは程遠いものだった。
私の周りでも、当時シゲのファンだと言うと、珍しいものでも見るような顔をされたよね。
アイドルとしての活動もなく、それどころか飛び抜けたスター不在のグループは、解散した方がいい、と周りの大人たちに言われるほどに追い詰められて。
でも、そんな八方塞がりのようなどん底から、どうにかこうにか4人は這い上がってきた。
チャンカパーナというインパクトのあるキャッチーなタイトルの歌と共に。
そこに至るまでには、辛酸も労苦もたくさんあったはずなのに、そんな気配は微塵も感じさないほどに、4人揃ってキラキラと輝く白い王子様の姿で華やかなステージの上へ戻ってきてくれた。
愉快な仲間たちの1人でもなく
具のないおでんでも
イチゴのないショートケーキでもなく
4人それぞれが違う輝きを放つアイドルとなって、新生NEWSとして戻ってきた。
そして、かつてのように東京ドームを埋めるほどの人気グループに。
こんな不死鳥のようなアイドルグループを私は他に知らない。
(もし他にいたらゴメンなさい)
商品価値がないとまで思われて、ほぼ不可能に近かった4人でのNEWS存続を実現させた、その底力。
彼らとなら、きっと、今までに見たことがない、新しい世界を発見できる。
その震えるような予感が、これからもNEWSを追いかけ続けたい!と思わせてくれた。
オーラス、最後の曲紹介前の挨拶で、シゲアキさんが最後に言ってくれた「大好きです」という一言は、アイドルの常套句だけど、ずっとNEWSを追いかけてきた人なら間違いなく、シゲがどれほどの思いをこめてその言葉を発したか、その重さを感じたんじゃないかな…
これからのNEWSはもう迷うことも、立ち止まることもしない。
だから、こっちも安心して迷わず4人についていく。
うん
ヨボヨボのおばあちゃんになっても、ついていくよ!!(笑)