旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

28 Agosto 1997 , Roma(5)

2006-06-30 | 海外旅行記(2000年以前)
Castel Sant'Angelo
オペラ「トスカ」の舞台でも有名なサンタンジェロ城です。

もとはハドリアヌス帝廟だった所ですが、ある年、ペストが大流行したときに、大天使ミカエルがその屋上に現れて、ペスト禍の終わりを告げた…のだそうです。
その故事から、6世紀にミカエルが現れた屋上に天使像が据えられて、今の名前がついたということです。
いまは国立博物館となっていますが、えーと…
観なかったので、どんな博物館なのか不明です。
ほかにどーしても行きたい所があったのですよ…
この限られた時間の中で。

というわけで、次回はどーしても行きたかった所をご紹介。

バカンス旅行

2006-06-29 | 旅のよもやま話
いろいろな所で吹聴しているので、いまさら感もあるのですが。

今年の夏はスペインに行きます!

最初はまたオーストリアにでも行こうかと思ってたんですが
(今年はモーツァルトのイベントも多いし)
旅の友Nちゃんの「スペインに行きたいの~」という鶴の一声に
そういえば以前、諸事情でスペイン行きを断念したことを思い出し
「そっか、じゃスペインにしよっか」とあっけなく決定…

そして、旅のプランを立てて予約とかするのは私の仕事…

旅のスケジュールはこんな感じ(てか感じってなんだ?)

まずは、パリ経由でマドリー(マドリッド)から入りまして…
ネット上では治安が悪いと大評判のマドリーに3泊。
そのうち1日を使ってトレドへ日帰り旅行。
マドリーのアトーチャ駅から特急タルゴでグラナダへ。
翌日、観光客で賑わうアルハンブラ宮殿へ。(チケットは予約済み)
グラナダを発つ日、夜行列車の時間までアンダルシアの白い村へ。
ネルハ⇒フリヒリアーナのコスタ・トロピカル方面を予定中。
夜、スペインナイトに乗ってバルセロナへ。
バルセロナではサグラダ・ファミリアを見る!以外はまだ未定…。

全行程10日間。
アロンソ&サンチョな珍道中をお届けできるかもしれません。

そういや、無敵艦隊、わたしの大好きなフランスに負けたね……

28 Agosto 1997 , Roma(4)

2006-06-27 | 海外旅行記(2000年以前)
そろそろ自分でも飽きてきた(笑)イタリア旅行記です。

2日目のローマは終日フリータイム。
朝からお目当てのヴァチカン美術館へ。
出来れば開館前に行くつもりだったのが、30分ほど遅れて到着……
激混み!!長蛇の列!!
出遅れたー!!
入館するまでにえらい時間がかかりましたよ…

さて、ヴァチカン美術館ですが、前日訪れたサン・ピエトロ寺院の北側に隣接してまして、歴代の法皇が収集、または巨匠らに制作させた美術品の宝庫。
中は27のスペースに分かれてまして、それらを結ぶ通路は全長11km(!)にも達するそうです。
全部歩いたらハイキング並みだよ?
ということで、ただ歩くだけじゃなくて、すべての美術品を丹念に見て回るとなると1週間はかかると言われてます。
ルーヴルと同じじゃん…
とはいえ、そんな余裕は長期休暇の取れない我々日本人にはないわけで。
ヴァチカンで「ここだけは見逃すな!」というポイントをあげると

Ⅰ.ピナコテカ(絵画館)
Ⅱ.ピオ・クレメンティーノ美術館
Ⅲ.ラファエロの間
Ⅳ.システィーナ礼拝堂

の4箇所かな。
特にシスティーナ礼拝堂は有名なミケランジェロの「最後の審判」を見ないでは、ヴァチカンを立ち去れません。

ちょうどイタリア旅行の前に、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの絵画修復がすべて終了したこともあって、たしか日本テレビだったと思いますが、その修復作業の様子を放送していたんですよ。
長い年月に煤や埃、後世の画家の加筆などで隠されていたミケランジェロが制作した本来の色、本来の絵の姿の全貌が修復作業で表れたそのときの、目の覚めるような鮮やかな色に、本当に衝撃を受けました。
で、その関連本も買ったのですが、カラーで掲載された絵画の美しさに「実物をぜったいに見なきゃ!!」と思ってたのです。

実物とのご対面。
想像していた以上の迫力です。
写真も撮ってないので説明しにくいのですが…
礼拝堂に入った瞬間に、鮮やかな色の洪水と力強い絵画に圧倒されます。

ちなみに写真は、ヴァチカンとはまったく関係なくて…ナヴォーナ広場です。
かつて紀元一世紀末、ドミティアヌス帝が造らせた競技場だった所です。
なので、南北に細長い楕円形をした広場なんですよ。
広場中央に四大河、ナイル、ガンジス、ドナウ、ラプラタの噴水、北にネプチューンの噴水、南にムーア人の噴水があります。
四大河の噴水は、バロック期の建築家ベルニーニによる傑作です。

ちなみに、ローマの街中にはいろんな噴水がたくさんあって、どれも個性的なデザインなので、行かれる機会があったらチェックしてみるのも楽しいかと。

ナヴォーナ広場にあるバール。
ここのチョコレートジェラート「タルトゥーフォ」は人気のデザート。
ちなみにこういう外のテーブル席ではテーブルチャージを取られます。
当時知らなくて「値段違うよ!」と文句を言ってしまいました…
すぐに説明されて分かったのですが、うう情けない話です……

27 Agosto 1997 , Roma(3)

2006-06-25 | 海外旅行記(2000年以前)
「功名が辻」来週の予告に「マジでー??」と衝撃を受けつつ
今回の、同じ画面に粟根まことさんと柄本明さんの二人だけという
なんとも濃~い場面の残像が、いまだキョーレツに私の脳内を侵食中。
しかも二人で手を握り合ってたよね?ね?ね? あのシーンは笑うとこ?

さて。
気を取り直して(?)イタリア旅行記。
写真の場所は、映画などでも使われていて有名な「トレヴィの泉」。
ここで肩越しにコインを1つ投げ入れると、ローマにまた来ることができるとか。
ちなみに2つ投げると好きな人と結婚できる…らしいのですが…
ウソかもしれません
その証拠がここにいますから。

…………。

トレヴィの泉は観光名所だけあって、観光客も多いがスリも多い。

 こちらはコロッセオ。
 5万人を収容した古代ローマの巨大な円形闘技場。
 ローマ市民に娯楽を提供するために造られた闘技場で
 人と猛獣の死闘などが繰り広げられたところ。
 ローマ市民はそういうのに熱狂したんですよね。


ローマの旅、あともうちょっと続きます♪

これが現実

2006-06-24 | お手軽ケータイ日記
昨日の早朝ショックから一日。
後半45分は、ただ呆然と見てるだけになってましたよ。
やっぱりブラジル強いなぁ……と。

GKを代えられた時は、なんだか日本がなめられたみたいで悔しかったけど、でもこれが「今の日本の実力」なんだなと。
正しくは「国を代表して戦う競技において日本が発揮できる実力」と言うのかな。
…トリノが頭をよぎりますなあ。
あの時は、荒川選手の金メダルで救われたけど、今回は……

ああ、まあ、前半での玉田選手のあの鋭いゴールが救いと言えば、まあ、ある意味そうかも?

次の南アフリカ大会までの4年間、練習試合や親善試合でただ勝つだけじゃなく、極度の緊張下でも勝てる力をつけてほしい。
生まれ変わった日本代表を4年後に期待して……

27 Agosto 1997 , Roma(2)

2006-06-22 | 海外旅行記(2000年以前)
あと数時間後に迫った対ブラジル戦。
今日はさっさと眠って、4時前に早起きです!!

ローマのサン・ピエトロ寺院にあるミケランジェロ作「ピエタ像」
この像をモチーフにした絵画もたくさん描かれたほど有名な作品。
人気の秘密は、命絶えた我が子を抱く母親というテーマそのものより
息子キリストと同年齢にしか見えない若いマリアの姿にあると思う。
その美しく哀しみと憂いに満ちた表情。
描かれたテーマを知らなければ、恋人を失った女性の嘆きの像だ、
といってもおかしくない。

ずっと見続けていたくなるほど、その表情には心を引きつけられるのです。

ちなみに、実際のピエタ像は私が想像していたのより小さかったです。
たぶん等身大だからなのではないかと思うのですが、ちょっと意外でした。

次回はローマの街へ。

うきゃー!!!

2006-06-21 | ほかの話
ま、ま、ま、前から3列目……

……………。

堺さんのお顔が近くで見られる~♪
それは「ヴァンプ・ショウ」以来だよ~♪

「噂の男」のチケットGETしました!(話の前後が逆だよ?)

まえに「鈍獣」のときもいい席を取れたけど、どうやら私のPARCO劇場チケット獲得率は夏の舞台の方が高いよう……

なにはともあれ ひとあんしん

27 Agosto 1997 , Roma

2006-06-20 | 海外旅行記(2000年以前)
なんだか、いつまでもたってもイタリア旅行記ですが…
なかなか終わらないのは、合間合間にいろんな話題が入ってきては
それをいちいち取り上げてるせいだとは自分でも承知してまして。

でも、ついに最終地のローマに到着です!!
まったく自分で言うのもなんだが長い旅行記だよ?(しかも9年前の話だし)

さて、写真の場所はかの有名なサン・ピエトロ寺院。

…だったらローマじゃなくて、ヴァチカンじゃん?
…ああ、そうだね

と一人でツッコんでみたりする。

ヴァチカンは世界一小さな国家であると同時に、世界一有名なカトリック教会でもあります。
日曜や祝日には教皇宮殿のバルコニーに法皇が現われて、サン・ピエトロ広場に集まった人々に祝福を施すのであります。

テレビで皆さんも一度くらいはそんな光景を見たことがあるんじゃないかと。
……新年の、年明けの番組とかで。

ここサン・ピエトロ寺院で、何より自分のその目で見たかった有名なピエタ像の紹介はまた明日。

引き分け……

2006-06-19 | お手軽ケータイ日記
何度もゴールチャンスはあったのに、ああ、なぜに日本はゴールが決まらんのやろね?

終わった試合をあれこれ言ってもしょーがないんだけどさ、勝てた試合…じゃなくて、勝たなきゃいけない試合だったわけさ。

なのに結局は、他力本願、相手がコケるのを期待して、すべては運任せ~なわけでしょう。

ま、WBCの例もあるからね、まだ諦めちゃいかんとは思うけど、でもあのときとは状況が全然違うんだよねぇ……

…最後まで、頑張れ、ニッポン。

27 Agosto 1997 , Assisi

2006-06-18 | 海外旅行記(2000年以前)
アッシジのスペリングに「何か違うんじゃないか?」と不安を抱きつつ
そして、始まったクロアチア戦に「頼む!お願い!」と悲壮な願いを抱きつつ

とりあえず、イタリア旅行記。

スパージオ山麓の丘の上に位置する、人口約2万5千人(当時)の小さな街アッシジ。
写真を見ても分かるように、ここアッシジは坂の街です。
そして写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、地元のスパージオ山から採れる淡いピンク色の石を用いた建物が並び、中世の面影が色濃く残っています。
またアッシジは、イタリアの守護聖人、聖フランチェスコの聖地でもあります。
写真の背景、丘の上にピョンと何かがそびえ建っているのが見えますかね?
見えないか。
ま、いいや。街の中央の丘の上にあるのが、城塞のような威容を誇るサン・フランチェスコ大聖堂です。
なんと、この大聖堂に日本人の聖職者がお務めされていたのですよ。大聖堂の見事なフレスコ画の説明などその方から受けました。
大聖堂をはじめ、白とピンクの石組によるファサードが印象的なサンタ・キアーラ教会、そしてアッシジの街そのものの佇まい。
この街だけが、まるでここだけ時間が止まっているかのように感じられるのです。
フィレンツェにがっかりさせられた分、この穏やかな街に心を癒されましたね。

この旅行の後です。
アッシジを大きな地震が襲ったのは。
まだ見覚えのある大聖堂のフレスコ画が崩れ落ちている映像を見たときは、すごいショックを受けました。
カンボジアのアンコールワットをはじめ、歴史遺産、文化遺産を末永く残していくことの難しさ。
人災は人々の心や努力次第でなんとか防ぐことは出来ますが、天災だけは人の力でどうなるものではないですからね。

アッシジの次は、すべての道はここへ通じる。ローマヘ。