旅してマドモアゼル

Heart of Yogaを人生のコンパスに
ときどき旅、いつでも変わらぬジャニーズ愛

バリ・ウブドへの旅 2日目(Part1)

2005-08-31 | 海外旅行記(2001~2005年)
ダブルベッドに二人で寝る、ということに慣れないせいなのか、自由に身動きできない窮屈さのせいなのか、どこでもワンツーで寝られる私にしては珍しく、今回の初日の夜は、いつまでも寝付けませんでした。
2日目の朝。まだ日も昇らぬ前から、数時間前に眠りについたばかりだというのに、ゴソゴソとベッドから這い出す私。
トレーニングウェアに着替えて、朝6時からオープンしているホテルのジムへ。
ジムを利用している人は、一人もいませんでした。
これじゃ遅くまで寝ていられない高血圧の人か、老人みたいだよ、私……

私が30分のバイクをこぎ終わったころに、ジムのトレーナーの方が登場。
「ストレッチは終わった?」
「今、バイクをやったところで、ストレッチはまだ」
「それじゃ、やりましょう」
ということで、専属トレーナー付のトレーニングが開始。
おお~っ!これは憧れの「セレブ的マンツーマントレーニング」!
1時間くらいで切り上げるはずが、30分以上オーバーしました。すでに朝陽は、その姿を完全に現していて……
ところで、このジムの大きな窓から見える風景もとてもいいんです。夜明け前のどこかグレーがかかった風景がやがて、周囲の木々が朝の光に鮮やかな緑を発色し始める、そんな朝を迎える瞬間を見ながら運動する。なんだかとっても得した感じがして、お勧めです。


ゲストルームのリビングサイドのベランダから眺めた外の景色。
深呼吸すると、空気が美味しい~っと感じられます。
そこもかしこもオゾンがいっぱいなのです。


ちょうど乾季の季節だったこともあって、空気はカラッとしていてとても爽やか。湿度はほとんど感じられません。
ウブドは山間部なので、朝晩がちょっと冷え込みます。
といっても「寒っ!」と震えるような寒さではないです。


上の写真を撮ったリビングルーム側のベランダをベッドルーム側のベランダから撮ってみました。
パラソルの下は丸テーブル。
写ってませんが、座り心地のいいウッドチェアもあります。


で、リビング側から反対のベッドルーム側のベランダを撮ったのが右側の写真。
ここには日向ぼっこにピッタリなデッキチェアがあるのですが…


実は一番快適な場所はここ。
屋外にあるガゼボです。
リビングルーム側のベランダにあるのですが、この信じられないほど広々としたソファー(ある意味、ほとんどベッドサイズ)で寝そべっていると、咽喉をゴロゴロ鳴らしたくなるほどの極楽気分~♪

耳に聞こえるのは、鳥の鳴き声、風のそよぎ、アユンリバーのせせらぎ…周囲があまりにも静かで、五感が研ぎ澄まされるような感じがしながら、でも心は穏やかな安らぎに包まれる、極上のリラックス空間。ここで過ごす時間はけっこう多かったですね。

ちなみにフォーシーズンズサヤンのスイートルームには2タイプあります。ひとつは私たちが泊まったフラットタイプで、もうひとつは上下階に分かれるメゾネットタイプ。
フラットタイプを希望したのは、この部屋はスイートの最上階に当たるから。
フラットタイプの部屋の下にメゾネットタイプの部屋があるんですね。なので、フラットタイプの方が部屋数が少ないので、申込み時にホテル側にオファーだけはしておいたのです。
フラットタイプは、部屋の入口から向かって右側がリビングルーム、左側がベッドルームとバスルームに分かれます。トイレも両側に1つずつある、というのがなんとも言えずいいんですね~

いま、気付いたんですが、私、それぞれの部屋の様子をちゃんと写真に撮ってくるのを忘れていました。あははー(何やってんだろ?)


部屋に入ると、すぐそこはリビングとベッドルームを繋ぐ廊下なのですが、正面の窓からこんな感じで外の風景が見えます。
なんだかあやしい黒い影は、蘭の花です!(えーと、胡蝶蘭?みたいな?)


それとこれは、ドアノブにかけておく「Do not Disturb」の札。
ちゃんとお休みのポーズをとってるのが分かりますか?
可愛いですよね。こういう小物がとても凝っていていいですよね。

ところで、気付いたら、部屋の話だけでほとんど終わってますね。
次回、2日目のPart2に続きます。(やっと、Breakfast Timeです!)

バリ・ウブドへの旅 1日目

2005-08-29 | 海外旅行記(2001~2005年)
おまたせいたしました!
旅ブログのくせに旅の話が延び延び~となっておりましたが、やっとお届けできる「体制」になりました。
で、旅をまとめてボンと載せようと思ったのですが、なにしろ写真が大量にありまして。
一応、チョイスしたものを載せる予定ですが、楽しかった旅の思い出を1日ずつお届けしていこうかと思います。(というか、その方が楽…)
ということで、まずは1日目。
ほとんど「そこへ行くだけ」という日なので、ある意味、手抜き…(オイオイ)

8月2日(Tue)
午前11時発 ガルーダインドネシア881便にて、バリ島のデンパサールへ直行。
Delayで有名なガルーダでしたが、出発にも遅れがなく、ほぼ予定通りに成田を経って、到着予定の16時50分にそれほど遅れることなく、デンパサール空港へ着きました。
空港では、現地スタッフのMr.Artanaさんがお出迎え。このアルタナ氏、とても陽気な人で、ホテルまでの約1時間強の道のりを「もういいよ、ちょっと休ませて…」という言葉が、おもわず咽喉元まで出かかったほど、よーくおしゃべりをしていましたね。
こっちも相手に合わせて明るく答えていたことだけは覚えてるのですが、それではいったい何を話していたかというと、申し訳ないがほとんど覚えていません…(バリは初めて?とか、今まで行った所でどこが一番よかった?とか、日本では何してるの?とか…まあ、よく聞かれるパターンを話したことは覚えています)

乾季にあたるこの季節。日の入りは早くて、だいたい6時半には日が沈みます。ホテルまでの道中、気付くと車窓の外はあっという間に暗くなっていました。薄暮の中に、ライステラスがほのかに見えます。
ホテルに到着した時は、もう夜でした。
道路脇にある、ほとんど目立たない「Four Seasons Resort Bali At Sayan」の表示を横目に見ながら、細いわき道を通り抜けると、最初にセキュリティチェックがあって、そこを無事パスすると、また道をくねくねと下がりながら、ギフトショップが見えてくると、もうすぐ車寄せ。(ちなみに、入口近くのセキュリティチェックは、ホテルカーでも外から戻ってきたときには必ず受けます)
車寄せで降りた私達を、ホテルのスタッフが「Good Evening」と笑顔でお出迎え。
「きゃ~フォーシーズンズサヤンに着いたんだわ~」
と、感動でぼーっとしてるせいなのか、はたまた疲れてるだけなのか、それとも単なる鳥目なのか、薄暗い石段を降りる足元がおぼつかない私。
有名なエントランスまでのつり橋を渡りながら、暗闇の中に浮かぶ周囲の景色をなんとか眺めようとする私。
そして、ロビーへと降りる階段に足をかける前に、ふと前を見渡すと、これも有名なホテルの上に広がる池が見えました。写真で見た通りの光景に感動していると、ホテルスタッフの方が「ロビーに行く前にご覧になりますか?」と聞いてくれたのですが、もう暗かったこともあって「いえ、またあとでゆっくり」と、そのままロビーへ。

ちなみに昼間の写真ですが、池の風景はこんな感じ。
ここの池には、小さな魚がたくさんいました。みんな池の底の藻と思われるものをついばんでました。


自分の中でのベストショットの一つ。西に傾く日差しがちょうどいい感じで左側から光を投げかけてくれています。


このエントランスの先に車寄せへと向かう吊り橋があります。吊り橋と言っても、ちゃんと固定されているので、揺れたりはしません。夜には、天からこぼれそうな星空を仰ぎながら歩くのが最高!
ああ、そうそう、これなのよ。
このオープンエアーのロビーから見える緑の洪水に魅せられて、私はここに来ようと決めたのよ。
夜とはいえ、ロビーの向こうに浮かぶシルエットはまさに、あの緑の木々の陰。


チェックインに対応してくださったのは、日本人スタッフの菅谷さん。海外のホテルの日本人スタッフに近頃よくいる、ドライで冷たい感じのする人ではなく、次から次へと日本人客の相手をしながらも、個々の客への説明が丁寧で、ソフトな語り口のとても感じのいい方でした。
ゲストルームはリクエスト通りの、フラットタイプでした。ルームナンバーは107。
でもベッドは希望のツインではなくダブルベッド……Nちゃんと添い寝状態ですなー

さて、期待でいっぱいのサヤンスイートのお部屋は……
「きゃ~すっごーい!」
「ちょっとちょっと、なんかすごいよ?」
「うっわー素敵~っ!」
「ここのソファーでも寝れるよね?」
「今まで泊まったホテルの中で一番かも?」
歓喜の声がいつまでも止まず……(笑)
ゲストルームの写真は、明日のブログでお披露目しますね。

この日の夕食は、荷物を解いたりで落ち着かないこともあって、ルームサービスで。
インドネシアの伝統料理「Gado-Gado」サラダに、定番の「Nasi Goreng」と「Mie Goreng」を注文。
ここのナシゴレンは美味しい!と聞いていたのですが、うん、本当に美味しかった。というか、レストランでもハズレというメニューはまったくなかったです。(でもメニューを全部食べたわけじゃないから、正確な所は分かりませんけど)
お腹は満腹、部屋も大満足、なんだかすべてが大満足で、もう明日からのホテルライフがバラ色に見えて仕方のない私でした。

……ベッドを一人で独占できないことを除けば。

スミマセヌ・・・

2005-08-25 | ほかの話
1週間以上に渡るブランク…
早く旅の記事を載せないと…と思いつつ、今はちょっと別件でこちらにまで手が回せないのです。
来週にはフツーに復帰できますので、いましばらくのお待ちを。

ところで「本当にあった怖い話」に山本君が出てましたね!
といっても、私はうっかりして見逃してしまいましたが……
何をカン違いしたのか、放送は9時からだと思ってたんです。
あああ……(絶句)
同じ「本当」でも「怖い家庭の医学」を見てましたよ……

というわけで、心霊写真から出てきた幽霊にびっくりするテレビ局スタッフ(こういうことだけはよく知っている)の山本君の顔が見られませんでした。

ところで、台風が接近中ですね。
しかも、ちょうど帰宅する頃に上陸…
電車が止まったりしないことを祈るばかりです。

笑うしかない

2005-08-17 | 旅のよもやま話
デジカメで撮ったバリの写真が78枚もありましたよ? しかも風景ばっかりのくせに。(自分たちの写真は友人のカメラで撮りました)

友人とお互いに撮った写真を見せることになりまして。ところが、我が家のプリンターがイカれてしまってるので、撮った写真を現像するために、ビックカメラの有料の自動プリンターを初めて利用しました。
1枚30円というのは、デジカメが出始めた頃に比べたら、ずいぶんと廉価になったものだと思います。
にしても、PCに写真のデータを落としたときも「多いなー」と思っていましたが、あらためて自動プリンターの画面に
「あなたの撮った写真は78枚もあります」(←実際はこんな風には出ていませんが)
と、数字として見せられると、「おいおい、そんなに撮ったのかよ?」と自分で驚いてしまいます。

もうすぐ、その78枚の写真をお届けすることになるかと…。
といっても、全部の写真はさすがに掲載しないと思いますが。(いちおう、チョイスしますよ)
バリ旅行記、いましばらくのお待ちを。

「遅すぎた帰還」

2005-08-14 | ほかの話
昨日、世界陸上のマラソンに見入っていたため、今日になって観ました。
「プレミアムステージ特別企画・終戦六十年スペシャルドラマ『実録・小野田少尉・遅すぎた帰還』」

…全部書くとずいぶんと長いタイトルだな。

小野田少尉の話はオンタイムでは知らなくとも、話では聞いていたのでだいたいの事実はピンポイント的に知ってはいましたが、こうして改めて見せられると「何が彼をここまで頑なにさせていたのか」ということが気になりますね。
最初の数年はともかく、戦争は終わったのだということは、数十年以上経てば、さすがに感じていただろうと思うのだけれど(爆撃はないわけだし。ラジオの放送で戦争はしていない様子は分かっていたわけだし)、それでも家族の呼びかけにさえ応じず、ひたすら一人で戦い続けている、そんな姿は、ともすればラクな方へと流されがちな、私たちファジーな現代人には理解しにくい部分かもしれません。

天皇も一人の人間だと教えられた小野田さんは、本人も話しているように、その頃多かった、天皇を神とみなして、その天皇のために命を捧げるのは名誉」という軍人たちとは、異なる思想を持っていたと思うのです。帰ることを拒んだ理由は、もっとヒューマンな所から来ているのかもしれないと、今回のドラマを見て思いました。
最初の自分の誤った判断(戦争は終わったというビラは敵の策略だと判断したこと)によって、二人の仲間を無駄死に追い込んでしまった、二人の死に責任を負う自分がそのあと、ノコノコと出ていって無事に日本に帰るわけにはいかない、そんな悲壮な思いがあったのかなぁと。

帰国後の記者会見での的外れな質問に、なんだか哀しく思いました。死と隣り合わせ(と彼は思っていた)で必死に三十年を生きてきた小野田さんに「楽しかったこと」があるわけないですよね。人間って無慈悲なんですよね・・・。

堺さん目当てで見たドラマですが、なんだかいろいろなことを考えさせられました。
というか、堺さんの出番がいっぱいあってよかった!!(最初の登場シーンに、小演劇界プリンスの名残を見ましたよ。ちょっとトンでる堺さんは、じつは割と好き)
それにしても、アウトドアがニガテな堺さんに、川原でキャンプまでさせてしまうとは、空中ブランコに続いて無茶をさせるフジテレビに最敬礼。(これからも、いろいろとチャレンジさせてあげてください・笑)

バリからのお持ち帰り

2005-08-10 | 旅のよもやま話
バリでは小物をはじめ、ほんっとにいろいろなものが安いです。
特にカゴ系のものは土産物として人気が高いらしく、市場でもショップでも、とにかくあちらこちらで(大量に)見かけます。
私も何か小物入れか何かを購入しようかと思っていましたが、あまりにも大量にありすぎて、「なんだか大量生産されたものみたい」と逆に購入意欲を削がれてしまいました(苦笑)
どちらかというと「いかにも少生産な手作り風」のものが欲しくて、ウブドの街中を探索したのですが、まあ時間もあまりなかったせいもあって、満足するものが見つかりませんでした。これがね、また「リベンジ欲」をかきたてるわけなのですよ…(ぜったいにまた行く!)
そんな中でも、かなり気に入って買ったものを少しご紹介。

まずは、ライステラスで有名なティガラランにあったお店で購入した、ロータス(蓮)の花の造花。
これは木で作られたもので、花びらや葉がパーツごとに分解できるんですよ。家に帰ってからもう一度組み立てて、蓮の花だけに仏壇なんぞに置いています。
ここのお店には、他にもいろんな造花が置いてあって、その一つ一つを見ているだけでも飽きなかったですね。すごく素敵だけど、自宅のどこに置けばいいんだよ?みたいな巨大な造花もありました。

それから、これはディナーで訪れたアマヌサ(憧れのアマン系のホテルです!)のギフトショップで購入したバティックのコースター。
バティックのコースターなんて、バリのそんじょそこらで(空港の土産物屋でも)売っていますが、さすがはアマヌサ。どことなくコースターにもそこはかとない「品」が感じられます。(それは気のせい?)
ウブドの街中でも(安いのに)買わなかったコースターを、アマヌサでお買い上げ~♪

それから、一番のお気に入りがこれ。
ウブドの楽器屋さんで売っていた、カエル。
これはですね、カエルを手のひらに持って、棒を背中のギザギザに当てて、お尻の方から頭の方に向かって棒を滑らせるように動かすと、「ケコケコケコケコ」とカエルの鳴き声が♪ 構造的にもすごくシンプルだけど、これが意外と飽きなくて楽しいんです~しかも見た目も可愛いし。置物としてもGOODなのです。

ほかにも可愛いコットンのワンピースとか、バティックのスカーフとか、織物とか、ホテルスパのバスローションとか、いろいろと買いました。でも、まだまだ買いたいものがたくさんあるんです~!
ウブドでアンティーク(でもバリにしては高価!)の素敵なお店を見つけたので、次回はそこでも何か買いたいなーと思っています。

日本に戻ってきちゃいました

2005-08-07 | 旅のよもやま話
いまは成田から地元へ向かうバスの中です。
無事に帰ってきてホッとする反面、短いバカンスがあっという間に終わってしまった寂しさもあります。
短い滞在期間にしては充実した旅でしたが、やり残したこと、行けなかった所、まだまだいろいろあって、今年の年末にでも、また行きたい!などと思っています。(帰ってきたばかりですが…)
バリに魅せられて、リピーターになる人も多いようですが、その訳もなんだか分かりますね。私自身がリピーターになっちゃいそうですから。
年末いつから行こうかなー(もう雨季とか関係なし)

明日の今頃

2005-08-01 | 旅のよもやま話
旅行前のパッキングって楽しいですよねー
やっぱり旅直前の浮かれた気分の中でやるからでしょうかね?
それに比べ、帰りのパッキングの気落ちすること…もう日本に帰るのかよ?みたいな、帰ったら仕事だよ?みたいな、そんなことが頭の中を過ぎるせいでしょうか。そして帰宅後の荷物解きのあの面倒くささ…メリーポピンズみたいに、指パッチンで荷物がひとりでに片付いてくれたら助かるんだけどと思いながら、ひたすら荷解きする私…

さあ、明日の今頃はバリですよ~♪
それにしても、これほど待ちわびた旅行というのも、私にしては珍しいかもしれません。
よっぽど疲れてるのかなぁ、私…