I know, you know

バカでかい夢なんてないし
希望は光って見えるものだとも思ってない
「現実主義な人ね」と言われてきた


現実なんかそんなもの
見たくもないよ
「盲目なやつだな」って言ってくれ




瞬発力が足りない
突破口もない
アイディア力に欠ける

探究心ばかり先走って
行動力はついてこない


意味だけ知りたがって
おわり




知っているのに

理由もなく意味もなく
ただ生きることが全てだって

わかっているのに











As be,
そうであるように


知っていてほしい人が
知っていてくれるだけでいい
僕は生きてるよ


そうだ
それなのに





‶I remember you"
忘れていた

‶I know"
わかっていなかった


あなたはいつも訴えていたのに
聞こえないふりをして
悲しいことばかり考えていた










「I know
　知っているよ
　きみが生きていること」




As be
そうであるように


このままでいるよ
夢も希望も持たない自分を責めながら
現実にさえ興味のない自分を傷つけながら


それでも
そうであるように




このままでいるよ





I know
って聞こえるんだ



このままずっと
生きていくよ




だから
このままずっと
知っていてね



　

　
　
　　

いつか大好きになる、ね

比べる物があるから不景気と言い
悩ます物があるからため息を吐く


ほっと浮かぶんだ
ココアの湯気といっしょに





面白いね、とニコニコしながら
くだらない、と内緒で白ける

いつか心から笑ってみたいと
いつも願ってる、内緒で












比べる者がいるから卑屈になり
悩ます者がいるから愚痴を溢す





あぁ
歪んで見えるのは
僕の笑顔だけじゃないって信じてる






あの日の空よ
僕は変わったのでしょうか












ほっと浮かぶんだ
誰かの素直な笑顔

有能なロボットより
生彩なプラントより

きっと僕をほっとさせる






いつか大好きになりそうな誰かの笑顔

火星人の？
オットセイの？
それとも僕の？


いつか大好きになるんだ　ぜったい









あぁ
歪んで見えるのは
僕の顔だけじゃないと信じてる

　
　
　
ほらあなただって
鏡を見れずにいるでしょう

　
　

　
　

解毒

見上げれば蒼い空

苦い記憶を連れ去って

私のような影を綺麗に模る




葉の裏にしがみ付く寒さ

手の中に封じ込める

暑い涙に変わって

冷たい風に乗れ







毒を奪い取る
君は一体何に変化するの

私の知らない場所で
もしかして泣いてるかしら

それが冷たい風に乗って
顔に張り付く
寒さになるならいいよね







君じゃない誰かの温もりが
きっと奪い去ってくれるし

何よりも君だけ
君だけ辛いわけがないこと

手に取るように
わかりそうでしょう

　
　

　
　
　

be connected

　
　
　
整理したキレイな部屋で
あなたが呼吸してる



汗ばんだ体をもてあましては
関係ないとか 言わないで



代わりなんてない

過去でしかないけど
あなたの言葉
忘れたことなんかない



灯りが揺れて
かげりが増えて
平気なんだと咳をする人が





この世で一番悲しい形をしてるから







ムリヤリ成長して
生きるくらいなら

どうかそのまま
変わらないで




顔を歪ませて
生きるくらいなら

どうかいつも
笑ってないで





























　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　関係ないとか言わないで














　
　
　
　

弱者であるがため

胸に秘めたその感情が
顔に書いてあればいいのに

赤い文字で
はっきりと
濃く
『弱いです』と。


ただ揺れるだけに意味がある波より
僕はずっと複雑にできていて

簡単なことじゃ泣かないように仕組まれてる

波より脆いくせに



辛いだろう
卑怯になる
正気を取り戻して
後悔する



What would I do in your place?
(もしも君になれたならどうするんだろ)

If only you were be weak as me!
(君がもっと弱かったならいい)

listen to my voice.






過ちの言い訳を
やめないで

理由をもっとはっきり
喋って

そしてすぐに卑屈になっても
否定しないで



僕がそうであるように
君もそうだと信じてる




弱者であるがため
言い訳できる発想力と
素早く言い終わるカツゼツの良さ


胸張っていいだろう






弱者であるがため

僕は僕を捨てない


　

　
　
　

　
　
　
　

　

Ｂｉｒｔｈｄａｙ Ｃａｒｄ

「おめでとう」なんて
ここ最近言ってない

めでたいことがなかったわけじゃない
そういえば５にんくらい誕生日を迎えたはずなのに
素直に言えないだけ

声にならないのでしょう
奥の底の本音は


「ありがとう」なんて
ここ最近ずっと言ってる

有難いことがあったわけじゃない
自白した犯人に「ありがとう」と言ってる感じ
意味がない５つの音を鳴らしてみるだけ

声のトーンにならんのだ
奥の底の本音は




画面上に並べた文字の羅列
「おめでとう」としか打てない細い指

だけど
普段、上辺だけだろと言われるから
こっちの方が感情が込められるのかもしれません

バースデー詩(カード)やラブレターだって
きっと同じで


お誕生日おめでとうございます
去年の今頃も言ったような
「遅くなってごめんなさい」

単調な文字しか打てない代わりに
去年よりも
奥の底の本音(きもち)を込められたような
そんな気がしなくもないです(笑




P.S.
ずぼらでだらしない奴ですが
これからもどうぞ
よきセンパイ、トモダチでいてください

生意気なちびっこでいさせてください

Ｌｉａｒの言い訳

konn konn
ちょっと？
誰もいないよ

tik tak
ねぇ
わからないよ


今更仲良くなろうなんて
これっぱかしも思っちゃいない

君がいればいいや
それで私はdreamer



紅茶飲もうかしらって
手を伸ばすフリしてこっち見ないで

よもや落ち込みはしないでしょう
アナタにこれ以上お友達なんて
ねえ？

いいの　いいんだ
気にしないで　目に留めないで

独りでいればよろしい
寂しがってんじゃない

私はliar
それでいいや



konn konn
ちょっと？
誰もいないよ

tik tak
ねぇ
わかってよ

今更ナカマなんていらない
今以上の面倒は御免

君がいればいいや
それで私はhappier




仲良し
なんてもう意味もわからん

君が人を殺しても許しちゃいそう
私を置いて逃げ出しても好きでいそう

君がいればいいや
それでいいや



「これって友情？」



私はliar
誰にも近づきたくないliar


本当は寂しがり屋の嘘つき
　
　

　

不安多き友達へ

あぁ
泣いているのはあなただけ
いびられているのは　そう　アナタ一人

情緒不安定　しょうがないよ
誰もが認める悲劇の女王

大丈夫！わかってるから
そうやって泣いていて

疑心暗鬼なのは持って生まれた才能
みんなきっと気にしないから
そうやって落ち込んでいればいい




　
　
　






なんて思うわけないよなぁ
ちょっと言ってみただけ(笑)


理由も聞かずに大丈夫？って声かけて
返事が無くても誰も何も言わないでしょう
そっと肩に手を置いて黙ってる

それは君だけじゃないってわかってるから

みんな誰かしらにいびられていて
いつも何かに不安を隠してる

気をぬいたら涙がキラリ
ハイテンションを装って
皆仲良く情緒不安定


「君なら大丈夫」とかいう言葉は嘘臭くて
麻酔にもならないよね

わかってるからあえて何も言わないんだ
私なんかが詩にしなくても
あなたの周りは多分
無言で隣にちょこんと座るだけ

皆ホントはわかってる　「君はダメだ」てことも

でもそれ以上に自分がダメだと
一部を除いて必ず思ってる



大丈夫！わかってるから
そうやって泣かないでいい

僕らちゃんと知ってる
限界なんていくつもあることも


涙よりも先に訴えて
あのオヤジのどこがムカついたのかとか

それで本当にどうじようもなくて
涙が溢れ出てきてしまったら
ダメだなぁお前って笑いながら
ティッシュや何かで拭い取ってあげる



皆一緒なんだ
頭の形なんてそんなに変わらない

ハイテンションを装って
皆仲良く疑心暗鬼


それでも楽しいんだよね
みんなあまりにも素直だから

泣いてしまえるのは
自分を曝け出す強さを
そしてそれを受け止めてくれるだろう友達を
君は持ってるからなんじゃないの？


被害妄想ができるのだって
独りぼっちじゃないからでしょう








これからもどうぞよろしく
お互い不安材料びっしりの人間様です！
励ましあって生きていきましょうね(笑)

　
　

傷つけた日の夕焼けで素晴らしいことを

戸惑いながら笑ってみせた
汗を強く握り締めて
時計を責めてもイミがない

歯痒さでよじれる笑顔



傷ついた日の夜より
傷つけた夜の中で眠るほうが
どれだけ辛いことでしょう




流れる髪を撫でてみても
好きな彼の横顔を見つめていても
忘れられないのなら
そばで一緒に泣いていよう


おねがい
どこにも逃げないで
薄っちい慰めしかできないかもしれないけど
それなら何も言わずに

もう少し隣で
同じ風に吹かれていよう



傷ついた日に流れたものより
傷つけた日の涙は
きっと何かを貫き通す



夕日が沈む音を聴いても
好きな彼の横顔を見つめていても
覚えていられたなら


それはそれは素晴らしいこと




今度はあなたが
誰かと同じ風に吹かれる番

大丈夫？なんていらないよ
冷たいって言われるかもしれないけど
そばにいるだけで　
　



私はそれで良いと思う
　

　
　

それはそれは素晴らしいこと
　
　
　

真っ直ぐを見る

弱い部分は見ていたくないから
目を覆った

堅い約束は守れないから
耳を塞いだ

あぁ
嫌なのに見ちゃうよ
あなたが泣いてるところ

慰める方法なんて知らないのに
出しゃばって
助走つけて
あなたを真っ直ぐに見ていたい



声を限りに叫ぶあなたを
誰かは可哀想とでも言うのでしょう

別にそんなのどうでもよくて
私はあなたを連れて逃げ出したかった

何もないようで厄介だらけの世界から
あなたを連れて逃げ出したかった


たまには後先考えず
走り出すのも良いと思って




涙のわけを知りたくなかったから
笑おうなんて言えなかった


だけどもう
たとえ悟れても
笑おうなんて言わないよ
傍で私があなたの肩を
そっと抱きしめてたいんだ



辛いってわかってる
でも目は覆いたくない

守れないって知ってる
だけど耳は塞がない


あなたの涙を見
あなたの声を聞き



そうでありたい