今、狂った自由のルール

宗教の自由がこの国を変えて
また夢の有りすぎる発想が駆け巡る

どうだって良かった
どうなって良かった？

死を以って償う人が謝ればよかった






カビ臭い天井の下でひとり
誰かが訪ねて来るのを待って

頭の中は真っ白
今じゃ
何も考えないことが幸せな気がする




時計は今も動いてるの？








言論の自由がこの国を変えて
また黙秘権が有効になる

どうなって良かった？
どうだって良かった

償うべき人が死んでよかった








開ける窓もない壁にもたれて
溶けていけなくて

頭の中は空っぽ
ひたすら力を込めて息を吐く



地球はまだ回ってますか














思想の自由がこの国を変えるのに
この人には何の効力もない

非力すぎて目をつむる








頭の中は真っ白
死ぬことさえ考え付かない

狂ってる








自由というルールが生まれてからずっと

マーブル色の矛盾をまとって
狂い続けてる










時計は今も動いているの？











狂いたくはないけど
こう四角いだけの部屋じゃ
自由を説いてくれる人もおらず


自身に言い聞かせるしかない







自分は狂ってなんかないない

自分は間違ってなんかなかった
　　
俺は自由だと
　


　

思想の自由を以って
言い聞かせるしかない　
　

　
　
　
　

TEACH

雲はひとりでに流れるのに
君が歩けないはずない

片足でも進めるって
教えてあげよう









涙はひとりでに流れるのに
君が泣かないはずない

片目でも星が見えるって
教えてあげよう










君のことが大好きだって
教えてあげよう

be connected

　
　
　
整理したキレイな部屋で
あなたが呼吸してる



汗ばんだ体をもてあましては
関係ないとか 言わないで



代わりなんてない

過去でしかないけど
あなたの言葉
忘れたことなんかない



灯りが揺れて
かげりが増えて
平気なんだと咳をする人が





この世で一番悲しい形をしてるから







ムリヤリ成長して
生きるくらいなら

どうかそのまま
変わらないで




顔を歪ませて
生きるくらいなら

どうかいつも
笑ってないで





























　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　関係ないとか言わないで














　
　
　
　

言えない

　

　
　
言いたいことだけ言えなくて
思ってもないことを口走る

何か変に勘違いされて
ポーカーフェイスなんだね、なんて
話したこともない奴に
言われたくなんかなくて







意地悪してから
ごめんなんて言えない


涙溜めながら
自分の非なんて言えない






いつだって同じ

言った後で後悔して
焦るだけ焦るのに
謝罪なんてできない












誰かの肩を借りて
泣いたことがまだない

誰かに肩を貸して
慰めたことがまだない












誰かの力を借りて
生きている実感はあるのに


食い違っちゃって
すれ違っちゃって

















　
感謝の言葉は
誰にもまだ言ってない

　

　
　

　
　

秋 誰かの哀愁

アナタ

どこにいる



アナタ

今どこにいる



秋の中で髪を揺らしながら
星に見とれる暇もないの？

大好きだった鈴虫の
声も聞こえないの








忙しさに身を溶かしながら
充実してると見栄を張ってる

好きな歌さえ思い出せないで
何が楽しいと言うんでしょう



雑踏と流れるあなたの目には
快晴の空なんて
一度だって映らない


粉骨砕身が誰の夢だ？


コーヒーは何のために飲んでる

一睡もしない代わりに
何が欲しい








アナタ

どこにいる



アナタ

今どこにいる



秋の夜の真ん中で
人を待つ余裕もないの？

頬を撫でてくれる風に
気付きもしないの












煌めく星への眼差しを忘れ
秋の音がうるさいと閉め切った窓の中















みんな

みんな
どこにいる



今どこにいる















本当は

どこにいたい