なんと、なんと、
春から看護学校に行くことになりました。
ちゃんと勉強して受験して、面接して、合格をもらった。
すげーな私!!すげーだろ私!!
絶賛自分を甘やかし中。
あんなに「根暗だ、ネガティブだ」「考えすぎ」と言われてきたのに
今じゃ「なんか適当でいいねー」って笑ってもらえるようになった。
肩の力が抜けた感じ
私にはなかったもの。
だけどここまで来るのには結構しんどくて。
感情をコントロールできなくて大変だった。
気が付くと涙が…、そんな毎日だった。
電車の中で、涙。
大好きな音楽を聴いて、涙。
きれいな夕焼けを見てて、涙。
恋人同士の会話を盗み聞きながら、涙。
小さな女の子の手を引く家族を見てて、涙。
夜、思い出して、辛くなって、涙。
なんのために頑張ってるのかわからなくなって、涙。
なんのために生きなきゃならないのか
こんなに辛いのに、どうして生きてかなきゃならないのか
その答えが出せなくて、てかそんなの出す意味すらわかんなくて。
本当に、ここで今、終わらせてしまえば楽だと思った。
そんな瞬間ばっかりだった。
なんとか踏みとどまれていたのは
私自身の「過去」のおかげ。
あんだけ消し去りたい、やり直したいと思っていた「過去」に
救われるなんて思いもしなかった。
腕の傷跡で思い出す「わたしを愛せなかった私」のこと。
ここの記事を読んでいたら、どんだけ自分のこと嫌いだったかってね。
我ながら自己否定がすごい。
その過去があって、またやり直せた自分がいた。
そこでまたボキっと心折られて、絶望を味わったけど、
もしかしたらまたやり直せるかもしれない、っていう感覚はあった。
何よりも、「私はひとりぼっちじゃない」
そう思えていたから。
それが大きな違い
前回と環境は変わってないのに不思議
今は自分のことが大好きなんだよ
嫌なところもダメなところも
みーんな大好きなんだ
そう思えてから、
人から褒めてもらったり良くしてもらったりした時
素直に喜べるし受け入れられるようになった。
そうすると、なおさら
自分のことが好きになって。
そうなれたのはね、みんなのおかげ。
家族、友達、ここを見てくれている人もそう。
元恋人も、そう。
どれだけ傷つけられても
その存在はやっぱりでかい。
もう会えなくても、また会うことになったとしても。
こんな私を好きになってくれた人
大事にしてくれた人
直後はね、そりゃあ
恨みもしたし、辛かったし憎かった。
人が心理的危機を乗り越える過程、って、もうその通りだと思った。
衝撃 → 防御的退行 → 承認 → 適応
23年間の人生、たぶん「衝撃と承認」の期間が長かったんだなー。
そしたらなんか、強固な適応能力が備わった気がします。
「生きてるのも悪くない」
そう思える時があった。
こんな私にさえ、
そんなものがったよ
たぶん、生物が生きていることに理由も意味もないと思う。
「返事を返す」って文章が意味わかんなくなるのと同じ感じで、
生物が生きるのはなぜ?という疑問は意味が分からない。
動物や植物は、そもそもそんなことの意味なんか考えない。
それでも生きていけているのだから、そこに生命の危機になるくらいの難問を持ち出すのはきっとおかしいこと。
ていうかむしろ、考えずにいられるから生きていけるのかな。
何の疑いもなく。
って、まぁ、動植物が考えてることなんかわからんけども。
でもまぁとりあえず、生きることの意義を見出したくなるのは
人間だけだとしてね
人は
「生きてるのも悪くないかも」
って、ふと感じる瞬間のために生きてるんだ
そう最近思うんです
困ったことに、それってあんまり回数多くないから
それを求めて、人間って生きてるんだと思うんだ。
それが見つけられなくなるから、死にたくなるんだし
自殺志願者も理に適っているかと。
自分のことを好きになってからは、
周りのこともそれ以上に大好きになって
「生きてるのも悪くない」そう思える瞬間が
圧倒的に多くなりました。
一日の最後に感謝して、眠りに就く毎日になりました。
自分でもびっくりするくらい、あの頃なら吐き気がして
悪寒がするような自分になったのかもしれないけど。笑
そんなの偽善だ
そうやって拒んで煙たがってた。
そうなのかもしれないし、だから言い返せないんだけど、
でもこっちの生き方の方が何倍も楽なんだよなぁ。
そんなことに、やっと気づいた私です。
嫌なことも良いことも、めんどくさいことも悲しいことも
「自分を作り上げてくれるもの」そう思えた時から
いろいろと楽になりました。
腕の傷跡でさえ、過去を振り返って、何一つ無駄なことはなかった。
胸を張って声を大にして、何ならリスカ跡を見せびらかしたいくらいの、
それくらいの価値があったんだと言い切れる。
ほんっとーに、強くなりました私。
受験で面接の際、全部曝け出したにも関わらず合格させてくれたことが、何よりも自信になった。
やれるならがんばってみろよって言われた気分です。
やれるところまでやってみます
中退ばっかりしてきて、
最初から意気込みすぎると失敗するっていう自己分析の上で、
「やれるとこまでやってみっかー」という感じで。
長くなりました。
日記や
いつか読み返した時に何を思うんだろうなー。
ありがとう
辛かった私、よくがんばったね
生きていてくれて、ほんとありがとう
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