アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

Pink Floyd(The Dark Side of the Moon)

2015年09月12日 23時19分45秒 | ロック






週末にてRock。今宵の一枚はPnk floydのThe Dark Side of the Moon、邦題は「狂気」。1972年の録音、レーベルはEMI(Harvest Records)。先週はKing Crimsonにて今週はPink Floydを久々に聴いてみた。1973年のリリース、実に42年前!!のアルバムだがこれまた旧さはまったくなく2015年の今日でも斬新。余りに有名なMoneyのレジスターの音や、Speak to meの最後の時計や鐘の音はオーディオチェック用にもてはやされた記憶あり。もちろん、Speak to me冒頭の心臓の鼓動は最たるもので、CDがなかった当時はいかにこの音をリアルに再現できるかで、オーディオシステムの優劣が決まる、とまで言われたほどだ。サウンドデザインに拘ったRock bandの筆頭がPnk Floydである。

King Crimsonに比べるとポップな曲ながらRoger Watersの詞が哲学的でPeter John Sinfieldに負けず劣らずだろうか。アルバム全体が統一したコンセプトで制作され、Rock史上に燦然と輝く名作である。個人的には「Wish your here」の方が好きだがこのアルバムは、必聴。音が厚く、奥行き深さとも最高のレベル。620Bで聴くと改めてサウンドデザインの秀逸さに気付く。


side A

1.Speak to me

2.On the run

3.Time

4.The Great Gig in the Sky

5.Money

6.Us and Them

7.Any Colour You Like

8.Brain Damage

9.Eclipse


(personnel)

Dave Gilmour(Guiter,Vocal,VCS3)

Roger Waters(Bass,Vocal,VCS3,TapeEffects)

Rick Wright(Keyboard,Vocal,VCS3)

Nick Mason(Drum,TapeEffects)

Dick Parry(Sax)

Clare Torry(Vocal)

Doris Troy,Leslie Duncan,Liza Strike,
Barry St John(Backing Vocal)