週末はrock。今宵の一枚はMadonnaのCosmic Crime。録音は1982年?レーベルは不明(発売元はpolydol)。珍品中の珍品である。45rpmレコードで3曲しか収録されていない。Madonnaのデビュー前のリリースである。わけのわからない、意味不明なMadonnaの叫び声とOtto von Wernherrという人物の呟き(ラップ?)がA面を埋めB面はA面1曲と同じ曲。いやはや、いったいこのアルバムは何を意図しているのか。理解に苦しむ内容である。一山いくらで買ったLPの中に紛れ込み、針を落としたのは初めて。なんとも摩訶不思議。
おもしろいの音創り。モロにYMOの影響がみられる。(Rydeenに似たフレーズあり)。とはいえ、中途半端でシンセサイザーはしょぼいし、やたらdrumsの録音レベルのみアンバランスに高いだけ。所謂打ち込み系な作り方である。音像も真中に集まり、凡庸で奥行き左右の広がりは皆無。いやはやダメダメなrecordingの典型である。内容も内容なら音も音。
リリースされたこと自体謎。
side A
1.cosmic climb
2.We are the gods
side B
1.Cosmic Climb(extended dance mix)
(personnel)
Madonna(vocal)
Otto von Wernherr(vocal?)
他不明
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