アナログおやじのJazz&Audio日記

アナログ好きのおっさんが綴るJazz&Audioの四方山話です。夜な夜なレコード三昧、オーディオ三昧です。

AGI Model511見参

2019年06月30日 13時34分16秒 | オーディオ




プリアンプを入れ替えた。AGIのModel511である。今までプリアンプはLuxmanのC06α、C10。パイオニアのC5、ONKYOのP-309。そして直近はAcuphaseのC-200Lと国産ばかりで海外製品は初めて。発売当時日産の初代フェアレディZ(S30)やマツダのRX-7(SA22C))がpoor man's PorschePoorと揶揄?されていたようにpoor man's Levinsonと言われたが、たしかに音色的にはML-1に似ている。当時Levinsonは100万円オーバー、かたや511は25万円だったから、そう呼ばれたのだろう。もちろんそれだけコストパフォーマンスが良いという意味でもある。

一聴して音の太さ、濃さに驚かされた。
C-200Lも国産機としてはアメリカでの販売を考えた太め、濃い目の音造りなはずが、まるで醤油味である。濃厚なソースとの違いとも表現できる。C-200Lが2Hの鉛筆ならこちらは2Bの鉛筆である。彫が深く、一音一音メリハリがハッキリ。620B本来の音なのか、いやはやこここまで音が違うとは。!!

JAZZを聴くには最高である。


もちろん、レンジは明らかに狭いし高域は抜けておらずHiFiとは違う音だが、生っぽさ、ライブ感が断然優れ音が一音一音生きている。造りも国産に比べれば簡素、いや有態にいればチープ。また重量が軽すぎてラフに扱うと、簡単に動いてしまう。(笑)PHONO回路もMM onlyなのでMC cartridgeは使えない。とはいえ、103なんでボリュームを上げれば聴けないことはないが、やはり大味になる。音色からしてヘッドアンプではなくトランスかな。?
それとも44でも買うかな?

プリアンプ、パワーアンプ、スピーカーすべてUSA製品となった。
オーディオは文化と納得である。


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