徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ポルノグラフィックな関係

2008年02月07日 | ★★



ポルノグラフィックな関係
おすすめ度 
原題:UNE LIAISON PORNOGRAPHIQUE
製作:1999年 ベルギー・仏・ルクセンブルグ・スイス
製作:オリヴィエ・ローザン
監督:フレデリック・フォンテーヌ
脚本: フィリップ・ブラスバン
出演:ナタリー・バイ セルジ・ロペス ポール・パヴェル

雑誌の募集広告で出会い、身体だけの関係を重ねる男女の心の変化を描いた作品「ポルノグラフィックな関係」です。

男女それぞれインタビュー形式で既に終った2人の関係を振り返るという体で進行していきます。毎週木曜日。待ち合わせのカフェでコーヒーやワインを飲みながら何気ない会話を楽しむカップル。そのあと近くのホテルへ。幾度となく逢瀬を繰り返すうちにお互いにほのかな愛情を感じるようになります。

鮮やかな赤と青を強調した映像が印象的です。
二人の心の距離を象徴する表現なんでしょうかね。
ホテルの通路は赤の世界。
部屋の中は青の世界。
観客はなかなかお部屋に入れてもらえません(笑)

「ポルノグラフィックな関係」とは、何とも思わせぶりなタイトルですが、あえてそういうシーンを省いた作りになっていているのに好感が持てました。

女優さんのナタリー・バイさんは知的な感じがして素敵でしたし
俳優さんは「ハリー、見知らぬ友人」のセルジ・ロペスさんですし

結構楽しめました。

でも。
だから何?って感じでもありました。
以前観た「赤い部屋の恋人」ちっくでギリでアウトです(え?全然違う?)

なので星は2つっ。なのです。




ポルノグラフィックな関係@映画生活
前田有一の超映画批評



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