レッド・ドラゴン
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原題:Red Dragon
制作:2002年 アメリカ
製作:ディノ・デ・ラウレンティス マーサ・デ・ラウレンティス
監督:ブレット・ラトナー
原作:トマス・ハリス
脚本:テッド・タリー
出演:アンソニー・ホプキンス エドワード・ノートン レイフ・ファインズ ハーヴェイ・カイテル エミリー・ワトソン
おさらいはこれでおしまいです。映画シリーズ3作目「レッド・ドラゴン」です。クラリスに出会う前のお話なので小説では一番最初の作品になるようです。
ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)を命懸けで逮捕ウィル・グレアム(エドワード・ノートン)。その後精神的に疲れ果てた彼は一線から退きます。そんなグレアムの元にかつての上司ジャック・クロフォード(ハーヴェイ・カイテル)が訊ねてきます。連続殺人事件の捜査への協力依頼でした。しぶしぶ承諾したグレアムは、アトランタの現場へ向かいます。その後ボルティモア州立病院精神科へ向かい、事件解決の糸口を得る為レクター博士と対面します。
おっ。持ち直しましたね~。前回の奇天烈路線から、サイコスリラーな雰囲気に戻ってきました。よかった、よかった。今回の脚本は「羊たちの~」と同じテッド・タリー。何となく納得。どんなに原作がしっかりしてても、やっぱり脚本で随分違ってくるんですね・・・。
この「レッド・ドラゴン」はクラリスに出会う前のお話ということもあり、年齢設定は、「羊たちの~」より更に8年前に遡ります。1作目の発表から11年経った段階から更に8年ってことなので、役者さん的には20年近い年月を遡るかんじになるってこと??く・苦しい・・・。アンソニー・ホプキンスも「老い」てましたが、チルトン博士演じるアンソニー・ヒールド氏がお顔がしわっぽくて若干ファットな感じでした。役者さんって大変ですね。
さてさて。
次回はいよいよ今回の本命「ハンニバル・ライジング」。
昨年の作品なので正直先入観ばりばりあります。
どういう風に感じるんでしょうか?
わくわくします。
・レッド・ドラゴン@映画生活
・前田有一の超映画批評


