モ―ツァルトの四幕の
オペラブッファ(喜歌劇)で
美しいけれどとにかく長い。
大学時代、二期会公演の
練習ピアニストを務めたので
とても愛着のあるオペラです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/6e/69a8570488ba9a3abff661c160b30347.jpg?1657955644)
頭の回転の恐ろしく早い
フィガロといつもにこにこ
若くて気が効いて色気が
あるスザンナとの結婚を
巡って展開されるドラマ。
アルマヴィ―ヴァ伯爵は
奥方がいるのに
生来の浮気心は少しも
おさまらない。
そこに降ってわいたのが
フィガロとスザンナの結婚話
スザンナのような
可愛らしい娘を
一指も触れずに
フィガロに渡すのは残念。
そこで以前に廃止した
「初夜権」を復活させようと
思いつくのです。
これは封建時代の悪習で
「庶民の婚姻に際し、領主
などが花婿に先だって
花嫁と同衾する権利」
なんとも酷い慣習ですが
このことを頭に置いて
置かないと
このオペラの面白さは
わからないのです。(*^^*)
フィガロ・スザンナ
伯爵・伯爵夫人・ケルビ―ノ
女中頭のマルチェリーナ、
後見人のバルトロが繰り広げる喜劇。
最後は夫人が伯爵を許して
めでたし・めでたし。
序曲も人気があります。
指揮レナ―ドバ―ンスタイン
フィガロの結婚のフィナーレ