少し体調不良なので
ほかほかご飯を炊いて
焼き魚少しと
茅乃舎の茶碗蒸し。
卵をといて
蒸器に入れるだけ。(*^^*)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/77/30cc5900f2145572ec906d8248df0fce.jpg?1652964384)
胡麻豆腐も頂きました。
ごちそうさま。
✨✨✨✨✨
ドビュッシーの前奏曲集
第1巻で人気のあるのは
「亜麻色の髪の乙女」と
「沈める寺」だと思います。
「沈める寺」
最初の和音は深い海を思わせ、海の底からかすかに
鐘の音が響いてきます。
修道士の歌うグレゴリアン・チャントも聴こえて、
この世のものとは
思えぬ神秘的な音色で
曲が始まります。
鐘の音が少しずつ強く
なるにしたがい、
朝もやの中から波がうねり
大聖堂が少しずつ迫り上がってくるのです。
22小節で鐘が鳴り響き、
グレゴリアンも最大レベルに達します。
大オルガンの重厚な音が
響き渡り、
金色の大十字架が
太陽の光を浴びて
燦然と輝くと
又、ゆっくりと海に沈んで
行くのです。
✨✨✨✨✨
曲はブルターニュ地方の
イスに伝わる古い伝説に基づいて作曲されているのですが
イスはワ―グナーの楽劇で
知られる「トリスタンと
イゾルデ」のヒロインの
生まれ故郷、ブルタ―ニュの
海辺の町でした。
とても栄えていて住民達は
巨大なカテドラルを自慢に
していたのですが、
悪魔にそそのかされた
王女が水門を開けたために、
一夜にして海の底に沈んで
しまったのです。
曲の後半で幸せだった暮し、そして悲しみを語ったあと、
又、深い・深い海の底に
沈んでいきます。
イスは花の都パリの語源です。
「パ―ル・イス」
イスを超える街になりたいと
いう願いがパリなのです。
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こちらはドビュッシー自身の
演奏です。
難しいところを変えて
弾いていて嬉しくなります。
(*^^*)