長年、瀬戸内海式気候で
生活しておりますので
残念ながら雪景色を
みることはほとんど
ありませんが
音楽の中で出会うことは
可能です。
ドビュッシーの
前奏曲集第1集の中に
『雪の上の足跡』という
2ページの曲があります。
Triste et lent
(悲しげにそしてゆっくり)
短い曲で、テクニックは
要らないのですが、
多大な精神の集中力と
コントロ−ルを必要と
するのです。
イェルク・デ−ムス師の
「ドビュッシ−と自然」の
レクチャーとコンサートの折
この曲は歌川広重の浮世絵
「蒲原」の影響を受けて
いると教えて頂きました。
又、アインシュタインの
「時間、空間」についても
話をして下さいましたが
まだこの時はこの曲を
弾いていなかったので
理解することは
出来ませんでした。
10年後、ようやく
ドビュッシ−の
演奏法を勉強するには
これほど適した曲はないと
いう事を知りましたが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/66/99af9871f3d04c8f4f8fc1e6dc058f8a.jpg?1653312069)
弾いていない曲が沢山。
サンデ−毎日を楽しみます。