ドビュッシーのピアノ曲の
アラベスク1番には
中で「亜麻色の髪の乙女」
「月の光」とともに
とても人気のある作品です。
小学生のお嬢さんが
「アラベスク」と
ショパン「軍隊ポロネーズ」を練習中です。
アラベスクは唐草模様の事。
語源は「アラビア風」ですが
イスラム圏では宗教上の理由で人間を描く事が出来ず、
草木などを図案化した
装飾模様が発達したようです。
アラベスク1番には
対位法的な書法が多く
特に中間部ではバッハの
影響が見られます。
右手と左手から唐草模様の
ようなアルペジオが
紡ぎだされる美しさを、
少し味わえるように
なってきました。
独奏 小川典子氏
独奏 サンソン・フランソワ