リラ(ライラック)を
愛したのはラフマニノフ。
リラ(lilas)はフランス語
ライラック(Lilac)は英語
ですが、私は長年ライラックで馴染んでいました。
「12の歌曲 op21」の第5曲
「リラの花」は妻ナタ−リヤに捧げられ、
それをピアノ独奏にも
編曲しています。
ラフマニノフはリストと
並び称されるほどの
ピアノの名手でした。
身長は198cm。
巨大な手の持主で
ドからオクタ−ブ上のソ
(12度)まで押さえることが出来たようです。
ラフマニノフ自身の演奏
がありました。
ロシア革命が起きた時、
多くの優れた音楽家達が
国外に亡命しましたが、
彼は生涯2度と故国の地を
踏む事が出来ませんでした。
亡命後、アメリカを中心に
ピアニスト兼作曲家として
活躍し、国際的な名声を
得ます。
1943年、70歳の誕生日を
目前にビバリーヒルズの
自宅で逝去。