SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

川遊び

2022-06-26 21:37:00 | 日記
今日も朝から暑い一日
でしたが、
アガパンサスが満開に
なり見事です。


息子達は秩父の
長瀞キャンプ場で過ごした
ようで動画を送って
くれました。
水音を聞いているだけで
汗がひいていきます。





川遊びが、よほど楽しかった
のでしょうか。
孫が「帰りたくない〜」と
駄々をこねていました。(笑)
  
    🌳🌳🌳

川で思いだすのは
ペドルジハ・スメタナ
(1824〜1884)の
交響詩「我が祖国」です。

第2曲「モルダウ」は
プラハ市内を縫って流れる
モルダウ河(チェコ名は
ヴルタヴァ河)沿岸の風景を
音で描いたものです。

モルダウ河はチェコの西部に
水源があり、プラハを
通ってエルベ河に合流し、
ドイツ中部を貫流して
ザクセンから北海に
流れ込むのです。

1999年、プラハで一人滞在
の折にヴルタヴァ河クル—ズ
を楽しみました。

   🥀🥀🥀🥀🥀


「わが祖国」はチェコの歴史
と自然をたたえたもので
長い間、大国オ—ストリアの
圧制のもとで苦しんだ人達の
勇気を鼓舞し、希望を与える
音楽になっています。

スメタナはチェコに
国民楽派の種をまき、
育てようとしただけに
彼の生涯は苦しい闘争
連続でした。
ようやく光を見出したとき、
べ—ト—ヴェンと同じく
音楽家にとって何より大事な
聴覚を奪われてしまったの
です。
「わが祖国」を執筆中に
耳の異常が明らかになり
第1曲目を書きあげると
間もなく完全に
聴覚を失います。
この痛手にもめげず、
残りの5曲を完成させますが
彼はこの交響絵巻を
自分の耳で聴くことは
できなかったのです。

第1曲 ヴィシェフラト

第2曲 モルダウ

第3曲 シャ—ルカ

第4曲 ボヘミヤの森と
    草原から

第5曲 タ—ボル

第6曲 ブラニ—ク

   🥀🥀🥀🥀🥀



第2曲 「モルダウ