昨夜も蒸し暑い夜になり
一晩中エヤコンを緩く
かけることになって
しまいました。
切れるたびに目が覚めるので、、、。
✨✨✨✨✨
1960年にツェルマットで
開かれたカザルスの
夏季講習会。
その中でも飛び抜けて若い
少女が、
脅威的な集中力で
サン・サ―ンスの協奏曲を
弾き始めた途端に
老カザルス氏の目の色が
変わりました。
これほど彼を
驚嘆させたのは、
女流チェリストの
ジャクリーヌ・デュプレ
15歳でした。
この講習会の
1年後にジャクリーヌの
デビューリサイタルが
ロンドンで開かれました。
楽器は匿名の後援者から
プレゼントされた1673年製
ストラディバリウス
だったそうです。
ジャクリーヌ・デュプレと
名付けられた薔薇。
✨✨✨✨✨
『ストラディヴァリウスを
持ちたいと思ったことは
ない。
私の考えでは、このとびきり
素晴らしい楽器は個性が
強すぎる。
演奏していると、自分の
手のなかにあるのは
ストラディヴァリウスだ、
ということが頭にこびり
ついて離れない。
それはずいぶんと気の散る
ことだ。』
パブロ・カザルス
ストラディバリウスを
欲しいと思ったことはない
と言い切った方は
カザルス氏でした。!!
ホワイトハウスでの演奏。