SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

困難な時代に

2024-01-03 08:37:00 | 日記

静けさの戻った家で
少しピアノを
弾きました。

少し弾いたあと
TVをつけましたら
暗い空港で
真っ赤な炎を上げて燃える
飛行機の映像に吃驚。
元旦早々、
波乱の幕開けです。


   ✨✨✨✨✨


クララ・ヴィ―ク
(1819―1896)

ドイツの
ライプツィヒ生まれ。

父親は高名なピアノ教師
フリードリヒ・ヴィ―ク。
父は娘を
≪光≫を意味する
クララと名付けました。

5歳になったクララは
父親にピアノを習い
始めます。
サロンでの演奏を
経験したのち
9歳で
ゲヴァントハウス管弦楽団
とモ―ツァルトの協奏曲を
演奏して
華々しくデビュー
しました。

又、作曲の勉強をはじめ
13歳で
ピアノ協奏曲イ短調を
書きますが
オ―ケストラ・パ―トは
将来、夫になる
ロベルト・シュ―マンが
手伝いました。
彼はのちにピアノ協奏曲を
作曲するにあたり
クララのイ短調協奏曲を
参考にしています。

この頃にクララは
ヨ―ロッパに名を轟かす
ピアニストになって
いきます。




フランツ・リストは
クララには
完璧な技術と深い感性が
あると言いました。

女性の活躍が
困難な時代に
40年以上にわたって
演奏活動を展開した
大ピアニストでした。