


桜が満開で
街はピンクのヴェールに
包まれたようですね。
昨夜のクラシック音楽館
フランス音楽特集でした。
指揮 トゥガン・ソフィエフ
① バレエ音楽
「カルメン組曲」
ビゼー作曲
(シチェドリン編)
弦楽器と打楽器を
使っての演奏で
とてもカッコ良く面白い
ボレロも楽しかった。

② 「マ・メール・ロワ」
管弦楽版
楽しみに待っていました。
室内楽的な演奏で
夢の世界を
描きだして
くれました。
③バレエ音楽
「ラ・ヴァルス」
ヨハン・シュトラウスの
ような美しいワルツでは
ありません。
戦争の悲惨な体験もある
ラヴェルが
当時の崩壊しそうな
ヨーロッパを
描きました。
不穏な音で始まり
次第に賑やかで明るい
ワルツになりますが
ワルツのかたちが
崩れていきます。
マ・メール・ロワとは
対照的な作品を
並べての演奏でした。
指揮者や
オケのメンバーの
一人一人の表情を
つぶさに観れる
ゆたかな時間です。
✨✨✨✨✨
その後
「マ・メール・ロワ」の
ピアノ連弾バージョンを
聴かせてもらいました。
同じ曲ですが
全く趣きが違い
こちらはこちらで美しく
ラヴェルの
精緻な構造に
叙情が散りばめられて
いました。
最後は
「鏡」ラヴェル作曲より
「鐘の谷」
素敵な演奏を
たっぷり聴いて
熟睡?爆睡した
夜になりました。