ととちの日記

他愛も無い日記不定期適当日記。
パソコンのお手入れ、面白いWebの記述など

大豆と鶏肉のトマト煮込み

2009年07月09日 | 料理
この暑い季節は食べるものを食べないと持ちません。ただ、肉をたくさん食べると身体にはあまりよくないでしょうね。と言うわけで大豆と鶏肉をトマトで煮込んでみました。味付けはコンソメと塩のみです。他はお酒を少し入れたぐらいでしょうか。

作り方は下の写真の通りです。玉ねぎ、にんじんを炒めます。塩コショウを少ししておきます。にんにくを少し入れると香味が増します。入れすぎると悲惨ですから気をつけましょう。

次に鶏肉を炒めます。この時に野菜を炒めた時の油が残っているのでたす油は最小限度にします。鶏肉からも油は出ますからね。塩コショウも忘れずに。

野菜と肉が火が通ったら、炒めた材料に、戻した大豆・トマト、を入れて煮込みます。今回はあまり時間をかけずにほどほどに煮込みました。最後に味見をします。塩分と風味が少し足りないので、塩、お酒を少し入れます。他は何も無しです。

器に装ったら完成です。味は比較的さっぱり目ですね。煮込む時間が長すぎると味が落ちるし暑い時にはしつこく感じられるでしょうから気をつけて。ポイントは味見はきちんとする。調理中は目を離さない。料理の基本中の基本を守ればOKです。

野菜を炒める
野菜を炒める
野菜がしなっと
野菜がしなっと
鶏肉を炒めます
鶏肉を炒めます
豆・トマトを入れる
豆・トマトを入れる
煮込んでいきます
煮込んでいきます
器に装います
器に装います


五節句の話(2)

2009年07月09日 | 建物・寺社・暦
今度は蘇民将来の話をします。後で五節句の話につながる話です。
これはよくある話のうちの一つに過ぎません。また、文中に『牛頭天王』とありますが、諸説あって一般的には『武塔神(むとうしん)』と書かれているものが多いようです。

◆それではお話スタート
牛頭天王という神様がいました。恋人のところを訪れたときに日が暮れたので途中で宿を借りようとしました。蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟の家がありました。兄の蘇民将来の家はとても貧しく、弟の巨旦将来の家は倉が百もある大金持ちでした。

牛頭天王ははじめは巨旦将来の家を訪れます。彼は物を惜しんで牛頭天王に宿を貸しませんでした。次に蘇民将来のところを訪れると貧しいながら精一杯のもてなしをしました。牛頭天王はその後自分の家に帰ります。

牛頭天王は数年後八王子を連れて蘇民将来の家を訪れます。『お前の恩に報いよう。』と言います。家族がいるかどうか尋ねました。蘇民将来は『娘と妻がおります』と答えました。牛頭天王は『それでは腰に茅の輪を着けさせよ。』と言います。

蘇民がその通りにすると、牛頭天王はその夜に茅の輪を着けた蘇民将来の家族を除いて残りの者をことごとく殺してしまいました。『もしも、後世疫病が流行ったら、蘇民将来の子孫だと言えば、逃れる事ができるであろう。』と言い残し去っていきます。

だから、牛頭天王は疫神と言われ、その難を逃れるため、蘇民将来の護符茅の輪くぐりが行われるようになったそうです。

◆出自 加門七海著 『平将門魔方陣』より