AVATAR アバター のち Taverna Messina （自由が丘）

映画　AVATAR　アバター　、公開と同時にさっそく観てきちゃった。
しかも３Ｄグラスを装着する方で。

ディズニーランドとかユニバーサルスタジオでは３Ｄ映像って観たことあるけど、映画館では初めて。
最初、３D映像に酔うかな～？！と思ったけど、すぐに違和感なく馴染んで、すんごい迫力！！
ストーリー的にも、面白かった。
現実と夢の中の世界・・・・かぁ。


映画館から出てきたら、空はもうすっかり真っ暗。

映画は六本木ヒルズで観たから、イルミネーションも、通りすがりに楽しめちゃったけど、
それにしてもスゴイ人、人、人。　クリスマスだしから、そりゃそうかもしれないけど、うざーい。
こんな六本木から早く脱出するぞー！


ということで、その後に向かったのは、事前に予約していたイタリアンのお店。
「たまには、コース料理でも予約して、クリスマス気分を味わう？」　なんて言いつつ思うのは、
クリスチャンでもない中途半端な日本人の「なんちゃってクリスマスで外飲みするイイワケ」・・か。

お店は、自由が丘の Taverna Messina タヴェルナ・メッシーナ 。

駅前の繁華街からちょっと歩いた先の静かな界隈にある。

店内に入ると、カジュアル過ぎず、かといってピンと背筋を張ってしまうような緊張感もない、
なんとも馴染み易い　南イタリア を彷彿させるような雰囲気♪

我々が通されたのは、カウンター周辺がよく見渡せるテーブル席。
そこから見る光景も、なんだかイイカンジ。

カウンターは6席ほど、テーブルも4人席、2人席とあるけど、こぢんまり感が好み♪
そして、奥には、６～８人座れるスペースも、あったりする。


クリスマス時期は、どこもそうなのかもしれないけど、アラカルトはやっておらず、クリスマスコースのみ。
と、聞いていたものの、実際は、
付き出し以外の、冷菜・温菜・パスタ・メイン・デザートは、3種類の中から選べるというのが嬉しい！

んがしかし。
この後、その選択肢について、相方との間に、初めての異常事態が発生していくこととなる。


ま、とりあえず、最初は、スパークリングワインでかんぱーい♪

ロゼと白と、選べたので、一個ずつ。

いやしかし、こうして改めて思うのは、
和風居酒屋か日本料理ばっかりな自分、洋もののコースなんて、ひっさびさだ～～～。


付き出しは　ボタン海老と生ウニのトマトゼリー寄せ　。

うひゃ～おいしそ♪
でも　“ボタン海老は大好きなのに、ウニが大嫌い”　な相方の顔と言ったら・・・（ぷぷぷ（笑））。

“おねがい・・・・・・（涙うるるん）”　と、目で訴える相方に
「わぁった、わぁった・・・なんとかキレイにウニを取り除くから、待っとれ。」
内心「ラッキー♪ウニ倍増♪♪」　な自分。

それにしても、この付き出し、冗談ぬきにしても美味しい。
トマトゼリーが、海老の甘みにも、ウニの濃厚さにも、絶妙に絡む。


さて。
一杯目のグラスが終ったら、赤ワインへ移行したい。

が、イタリアのワインは、ぜーんぜんワカラナーイ！
そんなときは店員さんしか頼るところは無いワケで。

我々、アメリカワインでよくあって苦手だったのが ステンレスな味わい 。
“ステンレスタンクで貯蔵している”と言われたものが、ことごとくイマイチ苦手だったので、
まず、その味わいが無いものを。

そして“果実味がありつつ、苦味は少なく、でもトロっと濃厚。　しかも5000円前後！（←けち）”
なんて希望を言って、出されたもの。

DI MAJO NORANTE ディ・マーヨ・ノランテ という、モリーゼ州にあるワイン蔵の
Aglianico Contadoアリアーニコ　コンタド 。

飲んでみると。
あのー、、、ステンレス系のあの味が、なんとなくするんですけどーーー（汗）。
家に帰って調べてみたら、過程でやはり前略30％云々ステンレスタンク貯蔵をしていたんですね～。


そして、とうとう、冒頭に述べた相方との初めての異常事態発生！
次からの料理が、なんと・・・・




各お皿に3つほどある選択が、冷菜・温菜・パスタまで・・・・

相方とまったく同じになってしまった。

あ・・・ありえん（汗）。
いつも我々2人が選ぶものは全く違い、自分が頼むものは、相方はハズすのが当たり前だった。
ある意味、いい具合に棲み分けが出来ていたから、お互いのお皿にも楽しみがあったのに・・・

冷菜で フランス産ホロホロ鶏のロートロ が、かぶったので、
自分は急遽 フォアグラのムース　カンノーリ仕立て　に変更。

“カンノーリ”って、もとはドルチェの仕立てなんだとか。
それを敢えてフォアグラムースを使ってしまうとは。でも、これもツマミっぽくて美味しい！
ワインが進んでしまう。

んがしかし、次の温菜で、“しくった！！”　（←これって、名古屋弁？！）

エゾ鹿とフォグラのパートフィロ包み焼き　・・・頼んでたんだった。。。

外側のサクサク感は、冷菜のカンノーリと似てるし、同じフォアグラだし・・・。
いや、美味しいのだけど・・・、最初に惑わされずにホロホロ鶏にしておくべきだったか？！


そしてパスタも迷った～～。

いろいろクチコミを聞いていると、このお店は 　手長エビのパスタ  が一番人気のよう。
当然、最初っからこれを頼むぞー！と思っていたけど、相方もコレをチョイス。
ええ～～、また同じの～？！（涙）

もう1つの 岩手県産アワビと自家製カラスミのオレキエッテ にしようか迷ったけど・・・
えーん、やっぱり手長エビ食べたいよ～(>_<)！　

ということで。

ほうれん菜 に包まれて、まるでスープみたい～。

エビの身は小さいけど、ソースが絶妙！
濃厚なエビのエキスが入っていて、パスタと絡めてもよし、
これだけスプーンですくってワインのつまみにしてもよし。
一番人気というのも頷ける。


ようやくお互いの好みが分かれたメインに、なぜか　“ほっ”　。

仔羊のパイ包み焼き　マデラソース　
パイの中は、まるごとお肉だ～。

しっかりと赤味が残った焼き加減で、これも美味しい♪
もう1つのお肉、牛ヒレ肉ソテー　with黒トリュフ を頼んだ相方が、
「この牛ヒレ、薄い・・・トリュフ、味しねー・・・。そっちの方が旨そう。」　と、ボソっと一言がウケた。


デザートは、さすがに見た目も凝ってます。

相方の　イチゴと練乳　ミルフィーユ仕立て　には、びよ～んと伸びた・・・アメ？

自分のは 栗タルト ～かまくらに見立てて～　だって。

最初、「ん？正面、誰かがスプーンで既に食べたような形跡が！」と思ったけど、
そうか・・・“かまくら”の入口のつもり？！（笑）


まぁ、最初は食べたいものがかぶっちゃって、なんだかペースが崩れてしまったけど、
なんやかんやと、久々のイタリアンも楽しめちゃった。
こういうお店に行く気分になれるイベントは年に数回だし、
たまにはアメリカンステーキとバッファローウィング以外の洋モノも良いもんだ。
　

[TAVERNA　MESSINA]
京都目黒区自由が丘2-20-5 CTCビルB1
03-3723-4999　　
ランチ　　11:00～15:00（LO14:30） 
ディナー　17:30～23:00（LO22:00）
定休日：無し