一本〆の山城屋 @ 和料理 みのり（神戸元町 県庁前）

久しぶりに、ゆっくり時間の取れる “週末お一人様ランチタイム” 。

「2時間くらいは留守にするからヨロシクー！！」
と相方にムスコを任せて、
美味しいお酒と日本料理を、昼から女一人でも楽しめる お店に向かう。

こういう時、
電車に乗らないとそういうお店に行けない…となると
やっぱり「2時間」では終わらない。

だから、家の近くに、しかも “ふらっ” と思いついた時に行ける
こんな素敵なお店があるのは、ほんっとにありがたいのです。
 和料理 みのり


まっとうな日本料理を出してくれるのに、
「敷居を高くしたくないから」と、店名で “日本料理” と謳わないで
“和（なごみ）料理” としてるんだそう。
（過去の日記にも、もう何度も書いてきてるケド）



この日も、予約も何もなしに、ふらっと1人で入ってみると、
まだカウンターには誰もいなくて、“定位置” へ通してくれる。


お昼は窓から日が差す店内で、
ここから見える “下界” もまたいいのだ〜〜。


ちなみに、こぢんまりとした店内でカウンターメインだけど、
テーブル席も、全部で6人？座れるスペースがあります。



さてさて。
この日は、ビールは飲まないで、日本酒から飲みたい気分。

最初は冷たいのがいいなぁ…と思って店主の小畑さんに聞いてみると、
「うーん」と一捻りした後に、
山城屋 一本〆 生原酒 というのを紹介してくれました。

生原酒らしい甘さはあるけど、キレもある。
食べていても、料理を邪魔しない、っていう味わいがいいなぁ〜。

裏ラベルを見てみると…

新潟は長岡の酒蔵さんでしたか！新潟っぽくない味わいだからびっくり〜〜。
（って新潟っぽいって何？って突っ込まれそう（笑））

しかも「一本〆」って単なるタイトルかと思ってたら、
お米の名称なんだ！

とっても小さな酒蔵さんだそうで、
山城屋は全国でも10件くらいの酒屋さんにしか卸してないんだとか。
短冊ラベルにある杜氏さんかな？の顔のイラストが、なんだか良いですネ♪


料理は 長芋豆腐 からスタート。

ミョウガとオクラと生姜が乗っていて、あっさり夏らしい一品。


淡路島産スズキ 千草和え 。

薬味いっぱい、大歓迎〜！


賀茂茄子と鶏つくねのみぞれ和え 。


調理してるのをカウンター越しに見ていたけど、
切る前の賀茂茄子がとってもぷっくり〜。


ちなみに、このお椀には黒七味をお勧めしてくれる。

何回か通って、ようやく確信？に近いものを得たのだけど、
お刺身の後の、このお椀って、
いつも黒七味をかけると美味しいちょっと濃いめの味。


さぁさぁ、冷たいお酒の後は、お燗〜〜！
この日も暑いけど、お燗〜〜〜！

ちらりと背後の冷蔵庫の上にあるお酒に目を向けると・・・

おおーー！今日は 山陰東郷 に 辨天娘 があるー♪

お燗用のお猪口は選ばせれてくれます。


辨天娘を頼むと、「残り少ないから飲んじゃってください」とくださるので、
もう1種類くらいお燗を頼まなきゃ♪

他にどんなのがあるか聞いてみると、
小畑さんは 王禄 のお燗もいいですよー！と。

「温めると、こんな感じです」ってわざわざ試飲させてくれるので、
せっかくだから王禄も頼んじゃいました。


そんなお酒達と一緒に、大好きなちょびちょび盛り！

ジュンサイとイトウリの和え物、トマトなどの野菜の炊いたん、
鯵天ぷら、出し巻き卵、秋鮭。

これだけ出してくれる『昼飲みセット』なんてのがあったら
もっと気軽に来れるのになぁ〜（笑）。

…ってくらい、この一皿で飲める！


食事は、溶き卵を流し入れたお味噌汁に、白飯、そして海苔。

あぁ…なんだか朝ごはんに食べたい。。。
溶き卵入りのお味噌汁がまた美味しい〜〜〜。

今年初めてのスイカで〆。


忙しさのピークが過ぎると、小畑さんとも会話が弾んで、
気づくといつも最後のお客。

それくらい、ゆったりと過ごせるのがいいんだよなぁ〜〜。

＝ゆっくり過ごせる時間があるときにしか来られないけど、
それでもまた十分にリフレッシュできました♪

いつか夜に来たいけど、ムスコがもちょっと大きくなってからなぁ。
こういうカウンターの雰囲気を好きになってもらいたい…

と思うのは、単なる親の欲（笑）。


[ 以前行った日記 ]
・2016/3/14 燗℃良好の前に
・2015/10/22 川口納豆
・2015/9/10 初めまして