年末恒例 ピェンロー鍋

なんだか、毎年この時期にやってる気がする。。。

忙しい時の “簡単鍋” はいろいろバリエーションがあれど、
「冷蔵庫の在庫処理をしなきゃ」
というこの時期に、ふ…と目が止まるのが、
1年間で溜まった干し椎茸 。

（というか、なんで干し椎茸が “溜まる” のかは私もよくわからない（汗））


この時 ほどじゃないけど、
今回も鍋一面ぎっしり埋まるくらいの干し椎茸を贅沢に使っちゃえー！

ということで。

ピェンロー鍋 ふたたび。


人それぞれレシピとかアレンジ技があると思うのだけど、
自分は ここのレシピ を参考にしてずーっと作ってるかなぁ。


今回アレンジしたことといえば、
白菜の白い部分をいつも細くし過ぎるので、
「太めが良い」っていう相方の希望に合わせて写真のような感じ。

こいつがトロットロになったら、さらに鶏肉と皮と豚肉を投入して、
白菜の青い部分で蓋。



途中で入れる胡麻油は、ケチることなく、どばーー！！っと入れるのが好き♪

というか、「在庫処理しなきゃ」の一つが、この胡麻油（汗）。

家で滅多に揚げ物はしないのに、
毎年、実家からこんなでっかい胡麻油をもらってくるから、
こういう時くらいしか大量に使えないのだ。


弱火でグツグツ…白菜の白い部分がもっともーーっとトロトロになるまでグツグツ…


その間に、今年はちょいと面白いものを準備。


取り出したのは、
生もどのどぶ 20BY 仕込み20号 -9 。

写真は 去年の11月に購入 したときのもの。
妊娠中は家の日本酒たちには手をつけなかったので、1年以上、開栓＆放置。

一口、お猪口ですすってみると…



ちょーーーーーーーんまああああああい(>_<)！！！！

このままグビグビ飲みたい！！！

…っていう衝動に駆られつつ、ぐっとガマンして、
一番小さい雪平鍋に一合ほど入れて、
50℃までお燗 → 燗冷まし を 3回繰り返し。

「そんなことしたら、アルコール飛んじゃうじゃん」

って言われるかもしんないけど、それでイインデス！！

以前、コメントでいただいた 生もとのどぶ離乳食 を、
さっそく大・実・験！！！
もちろん、鍋と合わせるつもりで。

（というイイワケのもと、やってみたかっただけ、エヘ♪
　komoneko2さん、ありがとうございます！）


これがまたうま～～～いんですっっ！！！

もちろんアルコールが飛んでる分、
“お酒としての飲みごたえ” ってのは少ないかもしれないけど、
生もとのどぶの美味しさは、そのまま “ぎゅ～～～～～～っっ” と凝縮されてる感じ。

こんな離乳食を口にしたら、
他のおかゆ、食べれなくなるんじゃないか？！（汗）




で、鍋の方も、春雨を最後に投入して完成！

なんだけど…写真はありません。。。


だって…
なんでいつも…
いつもいつも…



オトナが食べ始めようと思うその瞬間に、
アナタは目が覚めるのぉぉぉぉーーーー？！？！？！（泣）
（＝「チチくれ！」コールが始まる）



とにもかくにも。

今年は、上記のような、とんでもないものを作ってしまい（「もの」言うなって）、
それまでとは全く違う新しい人生が始まったような年だったけど、
こーなってみて改めてワカル…

自分にとって、
今まで日本酒を通じて繋がってきた「輪」や飲み仲間が、いかに大切か…ってことが。

でも、それは失ったわけじゃなくて、
カタチを変えて自分のそばにいつもある…ということも。


「今」は、
どーしても目の前の小さな人間から手が離せないけど、
少しずつ、少しずつ、出来るとこ、出来る範囲を広げているのは確か。


今年が「静」なら、来年は「始」「動」？！
今まで以上に、いろんなことが出来るように、そしてまたみんなにも会えるように、
「止まらず」「勢いつけて」
駆け抜けまーーーす！！

（怒濤のように転がっているだけ、ともいう（笑））


今年も一年、こんな駄blogにおつきあいいただき、
ありがとうございました！