竹鶴 というお酒も、自分がお燗を知るようになって、
もっともっと日本酒という世界の楽しさを教えてくれた銘柄の一つだなぁ~。
初めて出会った竹鶴は 小笹屋 竹鶴 H12BY 番外編 山田錦60% だった。
初めて師匠からお酒を買った時でもあって、とっても思い出深いナ・・・。
そんな竹鶴を造っている 石川杜氏 が来てくれる、
生もと "だけ” を飲む会 @ 串駒房 に参加できることに!
ココもいっぱい色んなお酒を扱っていて、おでんが美味しいお店。
最近は、何かとお酒の会で行く機会の方が多いカモ。
店内に入ると、既に乾杯のお酒が振る舞われているところ。
小さな店内なので、人数も12,3人くらい?!
ちょいど良いこぢんまりさだ~♪
そして、目の前には、どーーーーん!!と 竹鶴 生もと が!
石川杜氏が初めて造ったものから今出されている 21BY まで・・・
全部で17種類ですかっ!
すご~~い(>_<)!!
お酒を準備してくれたのは、大塚屋 さん。こんな歴代の生もとを出してくれるなんてありがたい~!
この日は、そんな大塚屋さんも駆けつけてくださいました♪
乾杯のお酒は 純米 16BY 酵母無添加 、これが石川杜氏が初めて造った生もと。
ふわぁぁ・・・なんって・・・言ったらいいかわからない・・・言葉にならない感じ。
自分的な一言でいったら「癒されるぅぅぅ~~~」
なのに!
面白いのは、同じ年に同じタイミングで造っている酵母を添加した方はまだ若い感じがするのだ。
ふっしぎ~~~おもしろ~~~い。
続いて、普段じゃ高くて我が家では滅多に飲めない 純米大吟醸 が(>_<)。
20BY 八反 の後には 19BY 。
これもイイ~膨らみ、深み。やっぱ純米と違って”洗練されてる”って感じ。
さてさて。
ちょっと遅れて到着したからお通しが出るのも遅れて、ここまで空きっ腹で飲んでいたのだけど、
やっぱり竹鶴は、何かつまみながら飲むのが美味しいデス。
出汁にひたひたの、鍋料理みたい。
最初のおつまみは、カツオ浸け & 馬刺 。
おでん屋さんだけど、こういった生ものも美味しい。
続いて 鮭の西京焼 。
一緒に添えられた、奈良漬けみたいな漬け物も美味しいのだけど、これなんだろう??
ここまでは一品ずつのお皿だけど、この後は "みんなでつつこう天ぷら盛り” 。
舞茸、なめたけ、その後も根菜などなどを出してくれます。
こんな天ぷらたちに負けない竹鶴のお燗も続々。
まだ中盤だからかな? 21BY がずらり。
まだまだ熟成されたら美味しくなる予感だけど、今でもあっつくつければ全然OK。
この後は、徐々により熟成された竹鶴を出してくれる。
隣で一緒になった以前からの知り合いも(手入りで写真♪)、初対面の方とも、
石川杜氏と一緒に飲みながら、大盛り上がり。
石川杜氏、東京での連日の飲みで
「昨日もおとといも、終電には乗れませんでしたよ、えぇ。」って言いつつ余裕顔(笑)。
ホントにこのお方も、なんて元気あるんだろう!
この頃になると、おでんの準備が。
おでんを取る器には出汁が注がれて出される。
これは、竹鶴と合わせるように出してくれた、いわゆる汁つまみ。
汁で酒を飲む・・・昔はその良さが分からなかったけど、
日本酒を飲むようになってから、こういうおつまみもイイな~~って思えるようになったなぁ。
おでんも、大きなお皿で。
飲兵衛の間(だけじゃなくても?!)いつも話題に上るのは、
「どの具材が一番すき?」
そこで気になるのが、この ちくわぶ 。
名古屋生まれの自分、もちろん関東に出てくるまで、ちくわぶなんて知りませんでした。
でも関東生まれの友達は 「ちくわぶがなきゃ、おでんじゃない!」 と、みんな力説。
やっぱ関東人は、ちくわぶが一番好きなのでしょか??
ちなみに自分は…
実家のおでんの中なら、こんにゃく。
柏のおでんやなら、トマト。
しぞーかおでんなら、牛すじ。
・・・え?それって「一番」って言わないっすか?(笑)
と。
お酒の会に話は戻しまして。
21BY,20BY と来まして、とうとう19BY まで到達!
うあーー、ますますテンションも上がってきます。
温度もあっちんちん。
このとき、改めて気づいた。
右手と左手の皮が、こんなに違うなんて!!
毎日お燗を持ってる右手は、いつもどおり余裕で徳利を持てたのだけど
左手を添えてみたら…
あぢっっ!!!
っとびっくりしちゃったワケで。
こんな熱いもん、左手じゃ持てないー!っていうか、それがきっと普通の人の感覚なんだろうな(笑)。
でも!!
竹鶴も、こんなけあっつくても、おいし~いんです。
お燗が冷めてきてもおいし~いから、のんび~~りといつまでも気持ちよく飲めるんだよな♪
そんなリラックス気分で美味しく飲みつつ、おつまみはこれまたイイ感じの お豆腐 。
そして 玉子 で、おでんは〆。
あ~、そういえば玉子もおでんの具材としては外れがなくて好き。
なおさら、良い出汁が浸みてるのって美味しいよなぁ。
竹鶴は19BY から 18BY へ。
色もいい飴色。
竹鶴の場合、こういう”よだれが出ちゃう色” を飲む時って、元気が無いとお酒に負けちゃうかも。
そう・・・石川杜氏の元気に。(って敵いませんがな?!(笑))
これは果物だけど、デザート…?!
と思ったのも、最後におでん出汁茶漬けが出て来たから。
でもこれは美味しい~!
〆のご飯というより、竹鶴のおつまみにぴったり。
石川杜氏は席を変えつつ、一緒にみんなと飲んでくれる。
石川杜氏は、背も顔も(それは余分?(←失礼))大きいけど、
それ以上にもやっぱり大きな存在感。
酒屋さんやお店の方と違い、
一年に一度会えるか会えないか・・・というタダの飲兵衛な自分なので、
今回のこの機会に石川杜氏と会えて、お話もできて、本当に良かった!
でも、何よりびっくりしたのは、この会のきっかけを作ったのが、お店でも酒屋さんでもなく、
とある居酒屋で働いている飲み友達なこと。(ぶれ写真でごめんなさい(わざと?!(笑)))
本人も「自分も楽しんじゃいました~!」って言ってたけど、
いやいや、一緒に楽しめて良かったのです。
だって、せっかくのこんな機会なんだもん。
一緒にみんなと楽しめる機会を作ってくれて、とっても感謝です!!
[ 串駒 本店 ]
東京都豊島区北大塚1-33-25
03-3917-6657
18時~24時
定休日:日曜
[ 以前の日記 ]
・舞浜地ビール 2010/8/13
呟いたのこの前じゃなかったっけ?
動きが早すぎる!!(爆
竹鶴は大和雄町の純米原酒21BYが入ったばかりだけど、恐れ多くて開けられない。
あと2年はお休みかなぁ~
なってったって、次回入荷未定だしね。
このぶれぶれメガネはお察しのとおり~~。
呟いて”しまって”から、坂を転がるように実現に至ったみたい。
21BY じゃ、まだまだっすよね~~。
2年くらい押し入れの底に入れておきましょう!
まだまだそれでも残り滞在期間が3年はあるんですもん(笑)
16BY開けちゃおかな(笑)
相変わらずパワーありそうですね!
で、どこら辺にエロスの話が・・・
そこ等へんを書いてくれなきゃ! 笑
おでんのタネでその話は良く出るよねぇ。
東京しか知らないわたしだけど、おでんで唯一食べられないのがこのちくわぶ。
苦手なんだよー。
逆にほかはほとんど結構好きだったりするけど、1番は・・・5つ言っていい? 笑
昆布、つみれ、大根、たまご、エビ芋、は同率一位!笑
大宮の酒屋さんのブログでも、
蕎麦屋さんでの飲み会にも出席していたみたい。
竹鶴の生酛は毎年純米を1本仕入れています。
大吟醸ちょっと手が出ません。
場所は違えど、飲んでみた印象としては21BYが澄んでいて心地よかった。
「蔵の良心は安い酒にあらわれる」という杜氏の言葉に甘えて、これからも清酒竹鶴と秘傳あたりを細々と楽しんで行こうと考えてます。
うちは一度開栓しちゃいましたー。
でも最初の一口以来飲んでない…
燕さんみたいにコレクションしてると、開けられなくなっちゃいますね(笑)。
やっぱり一度関東へ来られたら、
まとめて?!いろんな会をされるのが効率良いですもんね。
お蕎麦屋さんのも行きたかったですが、断念で…。
純米大吟醸は久々に飲みました!
数年前に「自分への誕生日」と言い訳つけて買って以来でしょか。
この3日後に私もお会いしましたよ石川さん
いやぁあらためて熱くてデカイ人ですねぇ(笑)
エロではないエロス論もかなり濃厚なものでした
そういえば阿佐ヶ谷でしたね(遠い目)。
今、石川杜氏はエロスについて引っ筆中とのことなので、
私が中途半端に書いてはいかん!と思い(いいわけ(笑))
おでんの具、やっぱ一番を一つには絞れないですよねー。
あーー海老芋とかもいいっすね!!