このコルツが好き！@ NFL Indianapolice Colts

お久しぶりでございます。
しばらくBLOGを放ったらかしにしてしまい、心配してくださった方・・・ありがとうございます(>_<)。

まだ熱い気持ちが冷めやらぬうちに、前置きとかいろいろ抜きにして、さっそく本題へ突入。

実は、
台風の一晩を過ぎた後、すぐに日本から脱出して、アメリカへ行ってました。
NFLバカな相方ともども大好きなチーム、このblogではお馴染みの
Indianapolis COLTS (インディアポリス・コルツ) 　の観戦にのために！！

---この後は、何も考えずにだらだら～っと、試合前、試合の流れを書いてるだけなので、興味ない方は割愛を---

今までもBLOGにちょこちょこ書いてきたけど、
今シーズンは、私の大好きな選手、コルツのエースQB　#18 Peyton Manning ペイトン・マニング　が、
首手術のリハビリがうまくいってなくて、
レギュラーシーズン何試合か分からないけれども、出場出来ないと公式発表された。

最初は「まさか？！」と思った。
ペイトン自身、自分の役割を分かっているからこそ、
怪我をしないように慎重にプレイして、今まで連続で227試合も出場してきたのに、
まさかの欠場？　ありえなくない？！

そんな話題はコルツファンの間だけじゃなく、NFL業界でも大騒ぎ。
連日、本当かどうか分からないようなニュースが入れ替わり立ち替わり。

そして、自分と相方もそんなニュースに翻弄される毎日。
それも、いつも以上に！おーーーお騒ぎ！！！

というのも。遡る事、3ヶ月前。

「今年も、ペイトン・マニングを観に行っちゃおうぜー！」
「しかも、スティーラーズ戦あたり、熱くない？！ 9月連休かぶせれば行きやすいし♪」

ってチケットを買っちゃって、行く気満々！
ペイトンに会えるのが楽しみでしょうがなかったんだもん。

でも…
ペイトンが出ない今、すなわち “負ける試合” をわざわざ観に行く価値があるのか？

実際に、我々が観に行く前のレギューラーシーズン2gameは、こりゃー想像以上にひどい。
ペイトンが居ないと、こうも弱小チームになっちゃうなんて、もう笑うしかない。(失笑に近いけど)

直前まで、チケットを売りに出したりして、どうする？どうしよう？って、相方と悶々する日々が続いた。

けど…
なんかさ。やっぱりさ。

チケットとかフライトとかをキャンセルしてお金が戻ってこれば収まる問題じゃない。

熱く盛り上がっていた私達のこの胸の内は、負けると分かってても、行かなきゃ収まんないよ。

そうだそうだ！
ペイトンは出ないけど、純粋にコルツってチームを応援しに行こうよ！
いいじゃん、負け試合でも！

そう負けは確実。

相手は、知ってる人は分かると思うけど、よりによって常勝チームの ピッツバーグ・スティーラーズ。
ポラ丸（#43 ポラマル）や、大ベン(#7 ベン・ロスリスバーガー） に "ぼっこぼこ" にヤられて、
惨めな気分になるであろう覚悟を決めて、いざ　INDIANAPOLIS　へ！

だからといって、テンションが下がるワケではない！
行く日が近づくにつれて、ワクワクわくわく♪

そして、スタジアムを目の前にしちゃえば、
「また来ちゃったぜー！」　って叫びたくなるのだ！

この胸が高まるドキドキ感は、実際にここに来ないと味わえないよなぁ。

我々みたいな一般観客は、試合開始の2時間くらい前にスタジアムに入れるのだけど、
その時間から選手の練習風景を観るのが、またなんとも楽しい！！のだ。

まだ観客はガラガラだけど、
この穴場タイムでもあり観戦に来なければ見られない、まったり練習風景を観ないなんて、勿体無いよな～。

「あ！レジーだレジー！(エースレシーバー♪)」
近くに来るだけで、その場にいる観客たちと　「regey! regey! レージィ！レージィ！」って盛り上がっちゃう。

しかし、さすがColts根っからファンの相方、次から次へと、選手を探し当てる。
「おい！あいつだ！#74 Castonzo (カストンゾー)！」

わお！今年のドラ1、カストンゾー君だ。　良い動きする即戦力のある新人なんだよね♪

「あっちは#44ダラスクラーク。#17コーリーも出るっぽいな。」

きゃー！クラーク！　(←私の黄色い声)
いやすんません、クラーク、ほんっとに自分と同い年とは思えないくらいのダンディさがあって、ステキ・・。
コーリーなんて、俳優できるんじゃない？って美男子だし。

ちなみに、今回の席も前から3列目の、コルツ選手の通路すぐ脇。

肉眼で顔が分かっちゃうくらいなのに、カメラでMAXズームして撮っちゃうワタシ。

ほら、こんなに大きく！

フリさん（#93 ドワイト・フリーニー）　動きはあんな野蛮なのに、やっぱかっこいい・・・(はあと)

彼らの面々なんて、テレビで散々見てるのに、やっぱり目の前にいると嬉しくて興奮しちゃうよ～～！


すると、そんな練習中に、なんとーーー！
ペイトン・マニング　が出てきましたー！！
　
普通のポロシャツ姿に、なんか　“ほろ・・・”　っと。。
首の神経手術をしたばかりだし、首にギブスを巻いたままロスの病院に居ると思っていたので、
元気そうな姿を見て、涙が出ちゃったよ～～。

この日は選手と一緒にスタジアム入りして、
スクリメージの確認とかオフェンスのコーチ的な役割をするんだとか。

でも、なんか、すんごい　“コーチ”　っぽい姿が板についてるんですけど（笑）。

これも練習中ならではの貴重な出来事。
この後、ペイトンはサイドラインには姿を現さず・・・


では！いよいよ選手の入場！！
どおおおおおおおぉぉぉ！！！
という歓声が沸き起こる！！

その興奮するワンシーンの動画を撮ってみた。
 
我々の席は、ちょうどコルツ選手の出入口側だから、
ホントは対角からの方が選手が出てくるシーンはかっちょいいのだけど、
それでも歓声とか、♪♪Sunday Night Football♪♪ の曲が流れてるの、分かるかなぁ～。

ペイトンが出ない試合も三度目だけど、どんな試合運びをしてくれるのか。
ボロクソに負けるとしても、なんか1つくらい、いいとこ観せてくれよー。

と思えど…
やっぱしペイトンの代わりに急遽契約したQB #5ケリーコリンズは
1st Downが取れないまま時間が経過。

あのさー、少しは進んでくれないと…
そんな自陣の端っこの方でちまちまやってばっかじゃ、こっち側から見えないぢゃん！！

豆粒なんじゃぁーー（涙）！

それに敵ディフェンスの #43ポラ丸（本名　“Troy Polamaru” ）は、やっぱすごい。

実際に見てても、やっぱ　“獣”　だ。
しかも、どうやったら、あんな髪の毛の動きが出せるのか。
髪の毛だけ　“別に”　命が篭ってるような感じさえする。


一方、コルツのディフェンスも頑張ってはいるんだけどなー。
RUNは止まる。
でもPASSが通っちゃうんだよなー。
相方曰く、今年、コルツはS(セイフティ)に地味なFA選手を新たに入れたらしいのだけど、
やっぱしそこが弱点らしく、狙われてる…とな。
ぬぅ。。

と思っていたら、とうとうコルツのディフェンスが炸裂！

我らが#98 マシス さんが、敵QBを 後からドーン！！
（タージン解説のパクリで　“後からのQBサック=QBへのタックル”　のことデス)

うぉっしゃー！！

QBの手からこぼれたボールはころっと転がって…
あっ、あっ、、行方は…

これまた、うぉっしゃー！！
#98フリさんが確保ぉーー！！

そのまま持って走って走って走って…

 

Touch Dooooowwwn！！

無我夢中で叫んでいて、はっと気づいた時には・・・

何これ～(笑)！

予想では、前半終了で50点くらい入れられて後半うだうだになる…と思ってたのに、
はぁ？！　コルツが3点もリード？！まぁ、まだ前半だけど、予想外の展開に目が点。

ピッツバーグってば・・・こんな弱小コルツに大丈夫かな？
敵方とはいえ、ピッツバーグファンの心内を想うと・・・さぞかし、もやもやしてただろうなぁ～。


んでも！
なんか面白くなってきた！
まさか、こんな展開になるとは思ってもいなくって、盛り上がってきたゾ！！

#93フリさんのサックも今日はすごいすごーい！
敵のOLを交わして、とかじゃなくて、
OLごと力ずくで、ロスリスバーガーに 　"どごぉ！！" って投げつけてるし(笑)。


んがしかし、さいごの4th Q　に異変が。

スターターから入ってたコルツのQB #5 ケリーコリンズの様子がおかしい。
どうやら脳震盪…しかも、そのまま退場とな。

てことは。

いよいよ、3番手QBの#7カーティス・ペインターの登場だ！

話すと長くなるけど、
「エースQBが出なくてもいい試合、すなわち消化試合をやらされる控えQBって、どんな気持？」
と、ペインターに聞いてみたくなる。

でも、ちょっと嬉しかったのは、
カーティスが出てきた時のコルツファンの温かい、
「Let's go Painter! Let's go Painter!」　っていう声援。

きっとコルツファンも
「なんで一度は歳で引退宣言した、ライバルチームのおじさんQB(#5ケリーコリンズ) なんかと
 直前になって契約するんだ？！
 ずっとチームの一員で控えでやってきた#7ペインターが居るじゃないか！」
って気持ちがあるんだろうな。

んがしかし。。
おじさん（といっても38歳）だけどベテランのケリーコリンズと違って、
万年控えで、プレシーズンか消化試合しか出場したことはなく、
「勝たなきゃいけない試合の実戦経験」の少ない#7ペインター。

やっぱ、やられちゃった。
敵チームから、さくっとサック、
ボールはポロリ、そのままリカバリされてタッチダウン…

このまま終わりかぁ～。

そう思っていた時。
カーティスが残り3分くらいで、男の意地を見せだした。

ノーハドルに、オーディブル・・・・？！（QBの力量がないと、なかなか出来ない技）
ペイトン・マニングと同じようなアサインを出しつつ、
敵陣から少しずつ少しずつヤードを稼いで、あれよあれよという間にred zone。

そして！
RBの#29アダイにボールが渡り、そのまま走りこんで！！


同点のタッチダーーぅン！！

うっきゃーーー！！
しんじらんなーーぃ(>_<)！！

まぁ、これは#29アダイの走りのお陰ではあるけど、
カーティスくん、初めてレギュラーでタッチダウンとれたんじゃない？！？！
しかも同点タッチダウンだよ！

すごいすごーい！
やったね！
良かったね！
よくやったよーーー(>_<)！


この後は、観客総立ちで、ひたすらディフェンスのクラウドノイズ！
自分らも負けずに大声と両腕を張り上げる！！

スタジアム全体に観客のクラウドノイズが轟いて、反響しまくった地響きが体の芯から自分を覆って・・・

もう……、なんと言ったらいいのか。
無条件で涙が出て来るような。


結果は、
スティーラーズが最後にフィールドゴールを決めて終了。
3点差で負けちゃった。


でもね、すんごい楽しかったよ！
いっぱい感動して、いっぱい喜んだ！

負け試合なのにこの充実感。
最後の最後まで胸いーーっぱいで居られるなんて。


そして改めて思った。

コルツ選手のみんな、かっこ良かったよ！
やっぱ自分はコルツがすきー♪