三宮で美味しいお燗とアテが楽しめる「和酒倶楽部ちょこ」さんと、長田で美味しいお酒を売ってる酒屋の「松岡商店」さんが出店する!
ってことで、駒ヶ林漁港 で行われる、『海と、魚と、』という漁港マーケットに行ってきましたー!(HP)
このマーケットの存在を知ったのは、去年、ちょこさんに教えてもらったから。去年は行けなかったから、今度こそ!と思って。
漁港で獲れたての魚介を使った料理も屋台で出るみたいだから、全部食べてみたーい♪
駒ヶ林漁港があるのは長田区。
阪神淡路大震災で、大火災が酷かった、あの長田。
「駒ヶ林漁港」という名称ではあるけど「長田港」とも呼ばれるみたい。
100年以上の歴史を持っていて、昔は漁師町として栄えたんだそう。
全国にある “中央卸売市場” の原型モデルにもなってるんですと!すご〜い!
ちなみに。
このイベントの趣旨は、「獲れたての新鮮な魚介類が買える、 そして、その魚介類をつかった料理を味わうことのできる 1日限定のスペシャルマーケット」。
神戸には築地とか豊洲みたいな、一般人が気軽に買えるような市場はないから、こういうマーケットはありがたい。
「いかなごやしらす、鯛、ヒラメ、スズキ、 太刀魚などの魚だけでなく、アワビやサザエ、ナマコなど」ってあるから、屋台で食べるだけじゃなく、何か鮮魚を買っていこ〜♪
と、ルンルンで向かう途中、ちょっと不安になってきた。
11時オープンというので、10分前に最寄りの駒ヶ林駅を降りると、同じく降りる人が大量。
「なんでこんなマイナーな駅にみんな降りるの?みんな、まさかマーケットが目的ではない…よね?」と思いつつ、地上に出ると…
やっぱみんな漁港に向かってルーー!!!!
え?え?まじ?
そんな人気のあるイベントなの?
と、来てみたらば、既にすごい人!!!
ちょっと待ってよ!(大黒摩季の「チョット」風に)
皆さん、11時前から並んで待ってたってこと?!?!
まぁいいや。
とりあえず、順番に物色しようっと。
生鮮野菜に、チューリップなどなど。
帰りに買ってこかな。
その隣に、松岡商店 さん、発見!
あれ?松岡さんがいなーい。
聞いてみたら「ちょっとトラブルで…カンスケが温まらなくて…走り回ってます。」とスタッフさん。
それはそれは・・・なんとかお燗、つけられるようになると良いですね。
では、松岡さんと竹泉のコラボ、竹泉ヌーボー を冷たいので良いのでくださーい!
全部500円。
グラス片手に、再びプラプラ〜。
なんだ〜? めっちゃ行列できてるゾ。
「季楽魚処 清水の店」さんの穴子が、みんな目的なのですね。
ここからすぐ近いところにお店があるみたいで、「漁港直送」の海鮮が有名なんだそう!
その隣には ILE NESSO というイタリアン。
あ…クラムチャウダー美味しそう♪ と思って近寄ったら、この後ろにも行列が(笑)。
とりあえず、ざ〜〜っと全店舗を見終わったら、また戻ってこよっかな。
焼きそば専門店イカリ を見過ごして、その隣に行くと、ちょこ さん見つけた〜
昼網 の 銀ふぐ塩汁 と スモーク 。
「昼網」っていうのは、神戸に来て初めて知った。
その名の通り、お昼の12時の競りに合わせて水揚げされる。
仲買人はいなくて、「鮮魚商が指を立てて値段をつけ、テンポ良く競りが進む。早い日でわずか15分。」だとか。
そして、それが夜、賑わうお店に出される、と。
「ちょこさ〜ん!」と声をかけると、私が手に持ってるグラスを目にして「ヌーボーなら、スモークでしょ!」と大将(笑)。
はーい!じゃ、とりあえずスモークいただいて、また後で潮汁を買いにきますね〜!
どんどん先に進むと、なんだか人の密度が高まってきた。
なんだろう?
ここにめっちゃ人が集まってる。
手前は、神戸で しらす漁、いかなご漁 を中心に行なっている漁師さんチームの
KOBE PAIR TRAWLINGS が提供している しらす丼。
ここもすごい行列だぁ〜。
この奥には、写真は撮り忘れちゃったのだけど、底曳き網漁 を行なっている漁師さんチーム 底曳き会 の皆さんが、水揚げされたばかりの魚介を使って唐揚げを売ってる。ここもすごい行列!
そこから、ふと横を見ると、何やら美味しそうな匂いが。
ん?んんん?!?!?
バイト先のカイノクチの大将が「市場で見かけたら買う!」という ニシ貝 が2個500円ですと?!?!
これは、お土産に買って帰ろっかな〜♪
と思って、前に進むと「ここからは入れません!」と止められてしまったワタクシ。
どゆこと?
と、係員さんの説明を聞くと「入口はあちらです」↓ とな。
どゆこと?
コーンで仕切ってある。
入場制限してるってこと…?
というか・・・
なんじゃあ!!!この行列はぁ!!!
みんな、この生鮮市場に入るために、並んでんの?!?!?!
ちょいとお待ちよ?
私、11時オープンで、11時きっかりに来たのよ?
それで既にこの行列?
おかしくない?
このマーケット、オープンの何時間前からあなたたち並んでんすか????
目が点になりつつ、この列がどこまで伸びてるのか、竹泉ヌーボーを片手に飲みながら散策。
お!やっと見つけた「最後尾」。
100m近くありそうな列が3重ですヨ!
これ、売り場に入るまで何時間かかんの?!
みんな、よく並ぶネ!!
アタシ、モー、ムリ(笑)。
大将に、ニシ貝をお土産で買って帰る気持ちはソッコー萎えました(笑)。
でも、この行列、見てて思うのは、家族連れが多い。
ほんっと一般市民の人たちが買いにきてるんだね〜。
で、この行列をスルーして奥に行くと、なにやらもう一つ人だかりが。
近寄ってみる。
お魚ふれあいコーナー?
ここは売り場ではないので、子供たちがわらわら集まってる。
なるほど、大人の「鮮魚購入」の長蛇の列に付き合わされた子供たちが、無料でお魚さんたちと遊んで時間潰しができる場所ってことね。
でも、ちょっと…これは…どうなの?
いくら触れるとは言っても…魚がカワイソウ。
死ぬ寸前じゃん…これをオモチャにしろと?
中には、紐が括られてるエイも。
お父さんが紐を吊り上げて「ほらー!すごいねー!」って子供に見せてる。。。
エイが、苦しそうに口をパクパクしてるのを見て、子供がきゃっきゃおもしろそうに笑ってるけど…
うー〜ん、どうなの、これ。
虐待にしか見えないのは私だけ?
ちょっとだけ、悶々。
さて、ここが最後みたいなので、戻ってちょこさんの塩汁買お〜っと思って行ったらば・・・
ちょこさんも長蛇の列!!
ていうか、全ての店舗が長蛇の列!!!
幸いなことに、最初に買った、竹泉ヌーボーとフグのスモークは手元にある。
うん…もう、これは「手元にあるもので、ゆっくりしなさい」 という神の思し召よね(笑)。
イベント用に設置されてる、漁港が見えるテーブル席で、まった〜り。
すごくいい天気で、ぽっかぽか陽気、海風も気持ちいい。
用意されてるテーブル席は数が少ないので、桟橋に腰掛けてる人もいっぱい。
海を眺めながら、いろいろ1人反省会。
侮ってたわー…
まさか、こんなすごい人が集まるイベントだったとは。
何より子連れファミリーが多くてびっくり!
週末ファミリーイベントとして、めっちゃ有名だったのね。
てっきりマイナーなイベントだと思ってた(笑)
でも、なんか盛り上がってるのを見て嬉しくなっちゃった。
ここんとこ、コロナでこういうイベントなかったらサ!
結局、鮮魚の収穫はなかったけど、まぁ良い昼酒ができたってことで。
--- おまけ ---
漁港の目の前にある 駒林神社 。
いかなごくぎ煮 発祥の地 っていう石碑も。
この港は、1000年以上前から海外と外交があって、希少な砂糖が出回ってたんだとか。
それで、いかなごを砂糖と醤油、生姜で炊いて食べていたのが、いかなごくぎ煮の原点、だそう。
高松線の中央市場前にある神戸市中央卸売市場が豊洲と同じような位置づけの市場です。
長田港いったことないです、近くにあっていいですね。昨日は姫とおかーちゃんとにーにで江ノ島にある片瀬漁港のピザ屋さんで漁港を眺めながらピザとビールコーラでランチしてました。^^
>最初に買った、竹泉ヌーボーとフグのスモークは手元に
最初にゲットしておいてよかったですね。^^
でも、市場の中は、一般の人は入りづらい雰囲気です。
「観光だけなら入ってくるな〜」みたいな…私がビビってるだけかもしれませんが。
飲食店や物販のお店がある建物はマンションみたいな建物の中にあります。
昔は「高松線」て言ったのですかね?
今は、地下鉄海岸線の「中央市場前」という駅が一番最寄りです。
近くにイオンの大きなショッピングモールもできて、周辺は賑わってますヨ♪