夏休み第二弾！「自家製」流しそうめん！

夏休み第2弾の帰省は 実家のワンコの大往生 に始まった。

早朝に辛い辛いお別れがあったから、その日の夜に実家で合流する妹家族との “お庭でBBQ” はやめようか、と母と話していたけど…

そんな暗い雰囲気を救ってくれたのは、ムスコだったと思う。

「るい、しんじゃったの？なんで？」
「るい、もういなくなるの？なんで？」
「やぁだぁ！ぶーー。」
「ママも、しーたんも、ないちゃダメ！」

無邪気に明るく聞いてくる…またそれが泣けるんだけれど、私も母も、ムスコに冷静に説明していると、不思議と気持ちが落ち着いてくる。

そんな午前中の様子を見て やっぱり夜のBBQはやろう！って思った。

立派に18年も生きたんだもん、母が悲しむなんてワンコも望んでないはず。せっかくムスコも久しぶりに従兄弟たちに会えるんだし、楽しい思い出を作ってあげないと。

それに、相方や妹の旦那くんだっている。ワンコが亡くなった悲しみの温度差は、ぶっちゃけ違うしね。


BBQの火起こしをしていたら、相方と子供達がなにやらキャーキャーやってる。
「おい！こら！てめーら、ち●こ触んな！」って盛り上がっちゃったりして。そんな無邪気でおバカな明るい雰囲気がむしろありがたい。



左から、2歳児、3歳児、4歳児。ずいぶん一緒に遊べるようになったもんだね〜〜。


仲良くやってると思いきや、おもちゃの取り合いでケンカして、その30秒後にはまた仲良く遊んでせわしない。


そして、また「ち●こー！」と、相方のお股に集まる3人…やっぱ相方の精神年齢の低さ（笑）は子供達にウケるんだろうか。

暗くなってきたら 花火タイム 。



みんなでやる花火って楽しいよね。2歳児には、妹が必死に「花火のやり方」を教えておりました。縦に花火持っちゃダメー！！（笑）


BBQの翌朝は、とうとうワンコとの最後のお別れ。

午前中に火葬場に持って行くことになっていたのだけど、駆けつけてくれた従姉妹のおねーちゃんが、またナイスアイデア！

お昼は家で「流しそうめん」やろう！

そう、自家製です。
準備しなきゃ！
ワンコとの別れにいつまでも感傷に浸ってる暇はありません（笑）。


従姉妹のおねーちゃんは、よく家でもやってるそうなので “グッズ” もperfect！

ちなみに、竹の代わりに従姉妹がいつも使っているのは、なんと！ホームセンターに売っている 雨どい！！（笑）。その発想がステキ〜♪　もちろん、綺麗に洗ってあります。

初めて一緒に作ったけど、子供達に合わせる傾斜の角度も重要なのね〜〜。



1歳上（4歳）の従兄弟と一緒に語らうムスコ…2人が話している内容は私には理解不能。（＝支離滅裂（笑））



目の前の畑から、そうめんの薬味を収穫。大葉、ミョウガ、小口ネギ。
あと、パクチー、トマト にオリーブオイルを加えればアジア風にもできまーす♪


さあ！流しますよ！！子供2人、大興奮！！


ここで、立ち位置って重要なのね、って思った。ムスコは右利きだけど、私が無理やりお箸は左を使わせていたこともあって、こういう時に役に立つ。

でもやっぱり勃発するケンカ（笑）。
「ぼくが取りたかったのにぃ！！！」
と、年下のムスコがかんしゃくを起こすので、結局、順番に取らせることに。


左手でとって右手で食ってるし（笑）！

実は私、何気に流しそうめんって人生初なのです。案外難しいのね！これって！！
でも数をこなすごとに、子供2人はだんだんと上手にそうめんを取って食べるようになるからすごい。

キャーキャーワイワイと楽しく過ごして、気付けば夜…母がぽつっと言った。「あんたたちが帰ったら寂しくなるわ」

私も、母を今まで支えて居たワンコがいなくなったのが心配…なんて目頭が熱くなってると、また子供達が「ち●こー！！」と相方に群がってふざけあっていて「ぶはは！」

モーーー、もうジメジメと泣く暇もなーい。（笑）


そんなこんなで。

BBQも流しそうめんも、やってよかったな…。母にとって一番辛い数日を楽しく過ごせた、それもこれも無邪気な子供達のおかげ。

子供達のエネルギーってほんっと偉大だと思う。悲しみを笑いに変えるってのはすごいことだよ。

もちろん、流しそうめんをやってくれた従姉妹のおねえちゃんにも、ち●この標的になった（笑）相方や妹の旦那くんにも感謝。

こういう風に人が楽しく集まる「家」っていいね、心底、そう思った夏休みでした。