水木しげるロード & 皆生温泉で蟹三昧

今回の山陰旅行は、元々は「温泉旅行に行こう」から始まった。

なんとか鳥取に行くべく
「境港って蟹も有名なんだよ～！」という口実で、
カニ好きな相方を黙らせたワケだけど、
そもそも「境港」をまったく知らない・・・
どころか、ここにもおりましたよ・・・


鳥取と島根の区別がついてないヤツが。


出雲大社へ行く時も、カーナビが「島根県ニ、ハイリマシタ」って言ったから、
「出雲大社のある鳥取（←そもそも、そこが間違っている。出雲は島根県。）は、
　島根県のさらに西」
と思い込んだらしい（笑）。


まぁそんなヤツも、今回のドライブで位置感覚は掴んでくれた模様。
宿泊地は鳥取県の米子にあるので、
宿に行く前に、せっかくだから 水木しげるロード にも。


ここに来るのは、もう何回目だろう…？
っていうくらい、私は鳥取には酒蔵や酒屋さんに会いに来てる。

でも、相方は初訪問。


あの頃は、朝から飲んだくれ～な気ままな旅だったけど、
まさかこんな子連れで来ることになっちゃうとは…しみじみ。


とかいいつつ、母はやっぱり
千代むすび酒造 のお店へフラフラ～っと吸い寄せられてしまうのであります（笑）。




さてさて。
そんな寄り道もしながら、この日の宿泊地 皆生温泉 へ。

”所変われば…” ってことで、こっちの地名はほんっとに疎くて
最初「皆生 = かいせい」って読んでました（汗）。
これで「かいけ」って言うんだなぁ。
（でも地元の人の発音では「け」とも「き」とも取れない「かいきぇ」だけど）


そして夕飯は、”表向き” な目的のメイン！
蟹三昧コース ！


ほんっとに蟹だらけだ～！！

茹で蟹



焼きガニ（ちゃんと七輪で焼く）



蟹酢 は、酢の物が嫌いな相方が、珍しくペロリ！



お酒の良いアテになるチビチビ盛りには、蟹味噌 と 蟹マヨ和え と 穴子の南蛮漬け 。



刺し盛りには、細いけどちゃんと 蟹刺し も。



この後も、温かい料理として、茶碗蒸し　蟹しんじょう　天婦羅 が。

いやーーー。
旨いし、ボリュームありで、うれしいっす(>_<)。


ぶっちゃけ、
「蟹三昧はついこの前もやったから、今回は ”安さがポイント”で！」
って温泉宿を選んだので、
蟹三昧といえど、安かろう悪かろうでしょうがないかなと思ってた。

んが！

いやいやいやいや！
ぜんっぜんそんなことない！

蟹鍋 の後には、蟹雑炊 もやってくれるし。

お味噌汁に入ってる蟹は外子がたっぷり入ってるし、
薬味として添えられたお皿には、さらに蟹肉が。

いやもうほんっとにこの蟹三昧には参りました(>_<)！


部屋を担当してくださったベテランな中居さん曰く
「うちの蟹はね、自画自賛じゃないんですが、美味しいんですよ～」
ってさりげなく言ってたけど、
美味しいだけじゃなく、「この値段で？！」というコストパフォーマンスにびっくり。
（前回の蟹三昧より諭吉さん1枚以上安い。ま、蟹の質が前回は最高クラスだったけど…）


それに…

いや～～～やっぱ温泉はいいっすね～～～(>_<)。

ムスコはまだ湯船のなかでおしっこしちゃうと危険なので、
洗い場でチャチャっと体を洗った後に少し温泉で泳がせてみるだけ。

一旦部屋へ戻って相方へバトンタッチ。

そのあとは、身も心もフリータイム。
一人でゆるゆる～～～～と入るまったり極楽温泉タイムはたまりません。。。


少し前までは、
ムスコを相方に任せて温泉にゆっくりつかるなんて想像もできなかったけど、
やっぱし少しずつ色んなことができるようになってきたのを実感。

じ～～～～ん（嬉涙）。



～ おまけ ～

出雲から、水木しげるロードや皆生温泉のある米子市まで移動する途中、
ものすっごい登り坂の道路が。

「おお？！もしかしてここって、あの ”ベタ踏み坂” じゃん？！」

写真じゃあんましよくわからないけど、
目の前はほんっとに山がそびえ立ってるかのような坂。

頂点あたりに来ると、左右を見下ろした相方が若干、高所恐怖症を発症（笑）。
確かにこりゃすごいや。

でもプリウスはあんましベタ踏みしなかったようです。