イエローストーン国立公園 という場所は、
テラスや間欠泉のような大自然が楽しめるのはもちろん、動物たちを観察するのも楽しい。
というのも 大型の野生動物 と間近に出会えるというのだから。
中でも一番遇いたかったのは バイソン !! (バッファロー、とも言うのは何故なんだろう)
あのバイソンを間近で・・・って、どういう風に出会えるんだろう?!
な~んて、行く前は、わくわくどきどき。
んが。。。
バイソン、あっちこっちにいま~~~す。
“道路にまで出てきて歩いてるじゃん!!” 状態 ↓。
なるほど、これが 「間近で遇える」 という意味か。 いやー、こんなに居るとは思ってもいなかった。
当たり前かもしれないけど “ところ変われば、生き物も変わる” というか、
普通に牛の群れを見るのと同じくらい、いっぱい!
そんなバイソンと同じくらいいっぱい居るのは エルク 。 (これだけ増えてしまったワケは後述・・・)
このエルクも、もっと “レアキャラ” かと思っていたけど、
民家のある麓にまで下りて来てるくらいだったからなぁ。(このときの冒頭)
本当は、立派な角を持っているのだけど、早春で角は抜け落ちてしまうらしく、
見かけるエルクは、み~んな角ナシ。
鳥も、普段聞いたことない鳴声や、綺麗な色のものも。
前も載せた写真、これは、たぶん Sandhill Crane カナダ鶴 。
こちらは、人慣れしちゃってた鳥。 名前が未だ分からず・・・。(タカサレさ~ん!(笑))
鳩を一回り大きくした感じで、後姿(左)は、頭が黒、羽から尾っぽまでブルーなのだけど、
ひとたび羽ばたくと、黒と白とブルーのくっきりとした羽の模様が、とってもカッチョイイ!
リスはワシントンDCにもいっぱい居たけど、シマリス はなかなかお目にかかれない。
まだ、子リスかな?!
それにしても、こうして目を皿のようにして、遠くを見て探したり、望遠鏡を手にしていると、
目が良くなる気がする。
でも、どんなに探しても探しても、バイソンとエルクしか見当たらない。。。
そのうち 「バイソンとエルクは、見飽きたね~~」 と、バチあたりな?!事を言っていると。
遠めから、エルクとはちょっと形の違うような、鹿のような動物に気づく。
ん? あれは・・・。
プロングホーン だ!!
これはレアキャラだぁ!(詳細はこちら)
見た目、ちょっと“頭でっかち”な感じで、どうにも全体のバランスがしっくりこないのだけど(笑)
チーターよりも早く走れるという、シカ科でもウシ科でもない、プロングホーン科。
小さな角だから、雌かなぁ。しかも一匹だけで行動中。
よく見つけられたなぁ~!ラッキー!!
以上の動物たちを見かけつつ、2日目が終わり、翌日はいよいよ最終日。
そんな日の晩は、空に水分が溜まっていたかのような大雨。
やがて、大雨は吹雪に変わり 「明日の天気はどうなるんだろう・・・」 なんて思っていたのだけど。
やっぱり・・・?
は・・・晴れました。(天気予報ニュースでは雨マークなんすけどね)
朝6時、カーテンを開けたときの朝日の光景に、ちょっと感動。
この日は、園内一番南の Yellowstone Lake 湖エリア に行くことに。
とっても澄んだイエローストーン湖には、水中にも温泉があったりするという。
とはいえ、その辺りはまだ雪深くてOPENしていない道もいくつかあったし、
ビレッジ(売店とかレストランとか)だって、開いてない可能性大。
でも、せっかくだから、とりあえず開通している道を通って行ってみよう!
と、車を走らせる。
初日とも2日目とも違う光景で、また新鮮。
いきなり、広大な雪の世界なんだもの・・・これでも同じイエローストーン国立公園内なんだよなぁ。
さて。
その湖があるエリアに到着。
が、湖は見当たらず、あるのは、ただただ広がる雪景色。
んーーと。
もしかして・・・。
この雪の下が、湖なワケですか(汗)。
とはいっても、これはこれで、とっても良い景色だ~~。
でも・・・動物が、ぜ~んぜん居ない。
ウサギやキツネくらい居ないかなぁ・・と、回りを見たり望遠鏡でじっくり眺めるものの、足跡もなく。
湖畔のお店も、やっぱり全部CLOSEDで、辺りはひっそり・・・しゃーない、引き返すかね~。
と、思っていた矢先。
一台の車が、路肩に停まっている。
中に乗っているアメリカ人を見ると、丘の方に望遠鏡を向けているではないか。
何か居るのかな~~? と、目を凝らしていると。。。
いたーーーーーーーーー!!!!!!!
真っ白な荒野の中に、動いている生き物が・・・
これは・・・これはっ!
超レアキャラな GRAY WOLF オオカミ ではないか!
すごいすごいすごいすごいすごいよーー!! イエローストーンでオオカミに出会えるなんて(涙)!
特に、ここでは、オオカミの存在って大きいのだ。
アメリカ大陸発見以来、もともと彼らオオカミの住む土地に、後から住まい、牧場を作った人間が、
「家畜を襲うから。人間に危害を加えるから。」って理由で オオカミを殺し続けた。
結果、今、絶滅の危機に陥れしまった。
でも、そのオオカミが絶滅しかけているせいで、自然の生態系に異常をきたすことになる。
異常な食物連鎖の挙句、草食動物(エルクとか)が増え過ぎて草木が食べつくされてしまったり、
コヨーテが増え過ぎて、コヨーテが食べるネズミや、ネズミを食べる鳥の生態もおかしくなってしまい。
その危険性を危惧したアメリカが、
オオカミを再び!そして本来の自然の生態系を取り戻そう計画! を実行している。
1995年にカナダで捕獲された野生のオオカミを、このイエローストーンに放ってから
ものすごい勢いで、自然の生態系に変化が見られているんだとか。
人間が自ら殺して、また自ら再導入・・・って考えると、なんだかな・・・って思いもするけど、
それでも、そんなオオカミが見れたことに感動。。。
そんな一匹オオカミの、吹き荒ぶ雪山の中を歩く姿に・・・
なんだか、惚れる。
最新の画像[もっと見る]
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
- 2万円取り返した!Microsoft 365 Business Standard ダウンロードできたぞー! 10時間前
「オレに惚れるなよ」(笑)
自然を保つことは容易じゃないと思うけど…この動物たち、人を襲わないの?
もちろんアメリカと日本では国土の広さが違いすぎるにしても。
で、まだアメリカに滞在中なんですか?
しかし、ここは「果てしない動物園」みたいですね。
ホントは、人間の方が檻に入っているのかもね(あっ、何だか重い言葉っ)
オオカミはもちろん、熊やバイソンだって、人が近寄れば襲いますよ!
あくまで自然そのままの環境なので、
人間サイドが「野生の中にお邪魔します」という態度でいなければ・・・。
特にオオカミに関しては、実際に周囲の牧場の家畜を、やっぱり襲ったりしています。
その分の損害賠償は国が農家に払っているんだとか。。。
沖縄ってそんな状態だったんですね…。
アメリカの自然って、アメリカ人のものだけではなくて、
地球人みんなのものだ、っていう意識で、こういう国立公園を運営してるそうです。
もちろん経済効果もどこかで狙ってるでしょうけれど、
まずは自然保護!って感じですね。
動物が主役、私たちがお邪魔します、って気持ちをもってないとダメですね~。
狼のこの姿は、ちょっと感動、というか、考えさせられるものがあります。
本当に出会えれてよかったです!
狼って群れで暮らす動物だと思うけど、こいつははぐれなのかな?
自然のバランスはいろんな形で崩れる。
そして、絶滅や、進化がある訳だけど、その理由が人間って言うのはやめなければいけないよね。
それにしても寒そうだね!
今日のぴーかんで暑い中見てると不思議。
タイヤはスタッドレス?
お呼びでしょうか?(笑)
カシャカシャという声で鳴いていませんでしたか?
写真と解説からしてこれは「カササギ」ですね。カササギはアメリカでは北西部に分布しています。カラスの仲間で、関東で見られるオナガに近い鳥です。日本でも九州北部(の一部)で見る事が出来ます。巣立ち後、九州電力の職員が電柱にかけられた巣の撤去をする光景はこの地域での風物詩となっています(と個人的に思っています)。
。。。と、こんな感じでよろしいでしょうか?(笑)
ちなみにカナダヅルですが、日本にはほぼ毎年1~数羽が鹿児島県は出水(有名な鶴の渡来地)にやってきます。もし日本で見たらきっと感慨深いでしょうね~。機会があれば冬期に九州旅行をされてみては如何でしょう?