息子が生まれて史上初!!
とうとう…とうとう、この日が来ましたぁ。
息子は相方に任せて家に残し、単身で一泊旅行!!
1人でのんび〜り新幹線♪
でも、1人旅行ではなく、東京から来る友達2人と現地で合流。
そのメンバーと一緒に行きたかったのは・・・
第二の故郷、佐賀。(第二の故郷、いっぱいあるけど(笑))
というより ふるかわ さん。
有明海の海の幸や佐賀牛などなど料理もとっても美味しいお店で、佐賀の地酒しか置いていない。
もう40〜50年くらい昔から、“佐賀ん酒” を盛り上げてきたお店だから、佐賀の蔵元さんたちからも一目置かれている。
お父ちゃん、お母ちゃん、会いに来たよー!
初めてふるかわさんに来たメンバーだよー!
東京の友達みんなにもずっと会いたかった!
先輩は何年ぶり?!10年ぶりくらい?!
同期友達は小1の息子くんも一緒、大きくなったなぁ〜。
懐かしい顔ぶれを見て、「今何してんの〜?」なんて話をしてたら、なんだか同窓会みたいな感覚になってくる(笑)。
佐賀駅前は、前回来た7年前 からすっごい変わってかっこ良くなってて(まだ工事中)びっくりしたけど、愛敬町の辺りは変わらず萎びたネオン街(笑)。
このビルに入ってるテナントはもうほとんど撤退してるみたいだけど、ふるかわさんだけは残り続けてる。
いろんな人に愛されてる証拠♪
でも今回、行きたい!と思ったのは、お父ちゃんが最近病気がちと聞いたから。
初めて行った時から、もう20年近く経ってるもんなぁ〜。
でも、お父ちゃん、元気そうでよかった!
お母ちゃんは「あたしは120歳まで生きんとよ〜!」と豪語する79歳(笑)、めっちゃ元気。
今回は人数が多いし息子くんもいるので、テーブル席へ。
ん?お箸、多くない?
と思ったら「蔵元さんが何人か駆けつけるかもしれないから」とな。
実際、能古見 の蔵元かつ佐賀県酒造組合の会長でもある馬場さんが来てくださいました!
ひゃ〜〜お会いできて嬉しいです😳
ふるかわでメニューを見たことはなく、ホワイトボードを見るか、カウンターに並べられた大皿料理からチョイス。
まぁーでも、いつも我々は全部お父ちゃんにお任せ〜♪
お酒はお母ちゃんにお任せ〜♪
あ!これ開けないと、と吹き出し危険なお酒にキリで穴を開けて開栓してくれるお母ちゃん。
お酒は 萬代 だったかな・・・?!
さすが手慣れたもので、手際がいい。
でも最初はやっぱりお約束の エーデルピルス で。
エーデルピルス、今でこそいろんなところで飲めるようになったけど、初めてふるかわさんで飲んだ時、「この旨いビールはなんなんだー!!!」ってすっごい感動したのを今でも覚えてる。
大皿料理から、イカ、キンカン、バイ貝、カボチャの煮物。
カボチャは、ふるかわさんの畑のもの。
立派な畑を2人でやってるもんなぁ〜。
さっきお母ちゃんが開けてくれたお酒の上澄みをいただいた後は、混ぜ混ぜした濁り。
一番濃くてピチピチしてたところをいただいちゃいました♪
そして、どどーん!!と出てき刺し盛り!!すご〜〜い
左上が あげまき貝(マテ貝の仲間)、お隣が 甲貝(テングニシ)。
うんまー!
あげまき貝、ぷりっぷりで味が濃厚。
甲貝はコリッコリ。
甲貝が盛られているのは何だろう?って見てたら、甲貝を縦半分に切ってある!
めっちゃ硬い貝だから普通はハンマーで割って貝の身を取り出すのに、どうやって…?
って思ったら、お父ちゃんが買ってきた貝殻らしい。
へぇ〜、中ってこんなんなってるんだな〜。
あげまき貝の手前にあるのは、鯛、炙り鯖、真エビ、剣先イカ。
真エビは、いわゆる芝エビのこと。
鯛の下にあるのが、有明海に生息する希少な エツ。
これも美味しい〜。
とっても小骨が多いから骨切りが必要、細かく切ってくれてる。
そして、ウネクジラ に・・・
鮑の貝殻に盛られているのが、これまたちょーー珍しい有明海の珍味、 海茸(ウミタケ)の、貝殻に収まりきらなくて、ビヨ〜〜んと伸びてる水管。
これもうま〜ぁい!
もひとつ、剣先イカの上にあるオレンジ色のもの…
小皿に写したこの写真の方がわかりやすいかな、中央にあるもの、これは…
ヤブカンソウ っていう花のお浸し。
花は日中に一日だけ咲いて夜には萎んでしまうから、花を見ることは滅多にないんだそう。
ほんのり甘くて、お酒のアテもイイ。
お酒は、お母ちゃんがどんどん出してくれる。
全部、写真に撮りきれなかったけど、その一部をば。
大吟醸 あわ雪 天山 は、ふるかわさんでしか飲めない!
PBみたいな感じ。
基峰鶴 純米大吟醸 山田錦
能古見(のごみ)
この日、私たちのテーブルに駆けつけてくれた馬場さんとこのお酒♪
天山 のお燗向けの特別純米。
冷たいお酒も美味しいけどね、やっぱこういう系統の方が私はホッとできるかも。
萬代 大吟醸
真っ赤なマニュキアは、お母ちゃんの手です(笑)。
お母ちゃんは、昔からとってもオシャレ。
この日もエルビスプレスリーみたいなキラッキラなベルボトムを履いておりました。
そいえば以前、「まきちゃん、あんたお腹出して!冷えんと?このスカートば持ってき!」って、冷え込んだ日にヘソ出してた私にフリフリのゴムベルトのミニスカ(腹巻きがわり)を持たせてくれたことも。
今もまだそのフリフリミニスカは持ってるけど、もはや履く機会がない(笑)。
でも捨てられなーい。
私たち以外にも、お客さんが次々と入ってきて、6席ほどしかないカウンターも一時は埋まって満席。
地元の方もいれば、初めて来るという若いカップルもいたりして、相変わらず人気のお店なんだな〜って思う。
途中で友達の息子くんのために、お父ちゃんがおっきな だし巻き玉子 を作ってくれました♪
これがまた、うまーい!
しっかり炒められた玉ねぎが入って、それがまた甘い。
この玉ねぎも、ふるかわさんの畑のものだそう。
そして、キター!
佐賀県自慢の 佐賀牛!
のタタキ!
佐賀牛は、まずはそのままパク。
くぅーーー!!!うまい!!!
すでに振りかけられてる塩コショウとサシの甘みが相まって、悶絶もの。
だ・け・ど。
上に乗ってる、ふるかわさんの畑の甘い玉ねぎスライスをたっぷりお肉で包んで、自家製ドレッシングにつけて食べると・・・
サイコー!
悶絶以上にこの美味しさを表現する言葉が見つからない!
玉ねぎがすっごいいい。
五島名産 五島手延うどん(浜崎製麺所)もたっぷり大皿で出してくれる。
これもほんっと美味しい。
帰り際に、またお土産で1袋、持たせてくれました、お母ちゃんありがとうー!
同期友達の息子くん、なんとか20:30くらいまで頑張って我々にお付き合いしてくれたけど、おねむでそろそろ限界。
友達は先にホテルに戻ることに。
蔵から駆けつけてくれた馬場さんも先に帰らなければと言うことで、先輩と2人でカウンターへ移動。
ここからまた、どっぷり、お父ちゃんとお母ちゃんとお話し。
お母ちゃんが、またいろいろ飲ませてくれる♪
百楽門 も久しぶりに飲んだ〜!
ていうか、ふるかわさんでしか飲んだことないかも。
お父ちゃんも料理が落ち着いたので、カウンターに出てきていろいろおしゃべり。
「あ!そうだ!まきちゃん、あれ、まだ食べとらんやろ?」
と、お父ちゃんが出してくれたのが イソギンチャク。
きゃーー!きたー!これー!大好きなやつー!
このイソギンチャクは 石わけ磯巾着(イシワケイソギンチャク)。
有明海の珍味で、佐賀での方言名は「ワケノシンノス」
=若者の尻の穴(笑)!
一度、柳川のそこらへんのお店で食べたことがあったんだけど、砂がジャリジャリで臭みもあって美味しくなかった…
でも、ふるかわさんのは絶対に美味いから!
お父ちゃん、お母ちゃん、先輩とお喋りして飲んで、ほんっとすっごい楽しい時間!
しかもこの日は息子も相方もいない、徒歩5分の近くのホテルで一泊♪
帰る時間を気にしないでいつまでも飲み続けられる
と思ってても、そういうわけにはいかない。
終わりはいつか来る。
前までは、わたしたちが酔っ払って「そろそろ帰りますー!」だったけど、今回は22時くらいにはお父ちゃんお母ちゃんが、お疲れでお店を閉めたそうな雰囲気。
そりゃそうだよね、2人とも80歳近いんだから。。。
むしろ遅い時間まで居座っちゃって、相手してくれて、ほんっとにありがとうございます。
でも、「ふるかわさんで会おう!」って、東京の友達と先輩に会えたのは、ほんっと嬉しい!
こういうきっかけがないと、なかなか会えないんだもん。
お父ちゃんとお母ちゃんとも会えて、2人とも元気そうで、ほんっとよかった!
ふるかわさん、大好きー!
また来るよー!
【居酒屋ふるかわ】
佐賀県佐賀市愛敬町3-7 一番街 2F
0952-26-6380
日祝定休
17:00〜23:00
【以前行った日記】
2015/11/11 息子と一緒に
2013/4/10 最高の佐賀ん酒
2008/1/24 第二の故郷
2005/12/19 ちょっくら佐賀へ
2005/3/26 3月はくっつぉこの刺身がうまい
若のシンデレラタイムではなく、じーじとばーばのシンデレラタイムで楽しい時間のおひらきでした。(笑
末永くお元気に続けていただきたいですね。
同期のお友達も小一連れですごいです、先輩も。
いい旅でしたね。^^
海茸、美味しかったぁ〜〜〜。
同期友達の息子くん、ほんっとにいい子でしたよー!
酒蔵にも回ったんですが、愚痴を言うこともなく、私にいっぱい「抱っこ〜」ってしてきてくれました♪
こうやって1人で旅行にも行けるようになったし、また定期的に行きたいなぁ〜。