東電は、3.11 福島第一原発・震災直後、既に、「3時間以内に炉心溶融」 を予測していたことが、27日になってやっとその事実が判明したことを共同通信が伝えています。
共同通信によれば、「翌12日未明には放射性ヨウ素や高いレベルの放射線を検出、原子炉の圧力を低下させる応急措置をとる方針が決まったが、実現するまでに半日も要したことが、政府文書や複数の政府当局者の話で判明した。」とも述べている。
又、「溶融の前段である「炉心損傷」を示すヨウ素検出で、政府内専門家の間では危機感が高まり、応急措置の即時実施が迫られる局面だった。」 とも云っている。
しかし、「菅直人首相は12日早朝、原子力安全委員会の班目春樹委員長と予定通り現地を視察。政府与党内からは、溶融の兆候が表れた非常時の(原発の現場の)視察敢行で、応急措置の実施を含めた政策決定に遅れが生じたとの見方も出ている。初動判断のミスで事態深刻化を招いた可能性があり、菅直人と班目の責任が問われそうだ。」 とも伝えています。
僕も、原発が非常事態となっていた 3月11日のブログ で、危機的状況の認識と、緊急対応の即時実施を促していましたが、その時、全てのメディアは、「放射能漏れがない」ことだけを、ことさら強調する報道を繰り返し繰り返し垂れ流していました。」
NHKを含む、報道の未熟さと、幼稚さに、僕は失望させられたことを、今でもはっきりと覚えています。
又、震災直後の東電の記者会見での、報道記者の質問にも、鋭さや危機感が感じられない、鈍感さにも失望させられました。
今日 28日も、失望の朝を迎えています。
そして、放射能濃度が増加した東村山(東京)でのお花見とウォーキングは、3.11 からずっと取り止めています。
それから、狭い日本で電気の周波数を東は 50サイクル、西は 60サイクル にされていることが、東西で電力を融通し合う面で支障となっています。
この際、西の電気の周波数を 50サイクルへ統合することで、この問題を一気に解決したら如何でしょう。
現在も、東で使用している 50サイクル で、なんら生活や生産活動で不自由をすることが無いので、この電気のサイクル統合は、即実施すべき最優先事項です。
電力不足で嘆いているばかりでは無く、ここは、抜本的な解決策を立案し、即、実行すべきです。
さらに云えば、東電の記者会見を拝見するに、東電には、そもそも原発事故を解決する能力がゼロであることが明白です。
このまま、ズルズルと東電に原発事故の解決を任せていてもムダなことが、明白です。
東電の記者会見を観れば、能力不足が明白です。ばかばかしい連中です、
一刻も早く、問題解決のチームを新たに結成するべきです。
もはや、モタモタできません。