『 まことハス(誠蓮) 』桜小路公園にて
須田 孝雄さん 撮影
何ときれいなのでしょう。まこと蓮というそうです。
(まこと)という名の付くものは、どうしてかくも
優雅で美しく素敵なのでしょうか。
原発の処理水を海への放水、廃棄の時期が(夏までにはと政府は発表)いよいよ迫り、
国はあくまでも強行する姿勢の様だ。
韓国、中国の反対は激しい。福島産の物品(特に水産物と農産物)の輸入禁止を解かない。
EU24ヶ国が解除するというのに、二か国は固執している。
日本の現地の漁業組合も反対している。これは先の風評被害と同じ事が起こるのを恐れている
わけで、これは分かるような気がする。
国はもっと積極的に被害の補償やIAEAの発表の数値を基に、科学的な説明をするべきだ。
東電という親方日の丸的な企業の無責任ぶりも相当なものだ。
一方で地元の自治体が、この夏は海水浴を禁じ海水浴場を開かないという。どうもこれなど、
矛盾するようで方針の統一性が取れていない。ひょっとしたらそれ程、官も民も皆が実は半信
半疑なのかもしれない。
平気なのは東電の幹部と自民の強気な政治家だけの感じがする。
現地の海水浴禁止などは、なるほどやはり不安があるのだと中国韓国だけでなく、国内にも風評被害
を広げてしまうのでは。
中国の一般市民のインタビューを見ていたら、こんな危険な海水は飲めないしそこの魚など食べられる
ものではないと、当然至極にアッケらかんと話している。他のことでもこんな調子なのだろうが、
何も知らない、実態を知らされてない素朴な市民がちょっとかわいそうな気さえしてくる。
挙句は中国では日本の水を使った化粧品も怖いと禁止にした。
日本は風評被害の元になるようなことを徹底的に抑え込まなくてはならない。
しかし日本嫌いの二か国には相手国の国策もあるだろうし氷解は永遠のテーマだろう。