『 コキア畑の赤が目に沁みる 』
高橋 まり子さん 撮影
学者の先生曰く、現在の世界情勢はあの第二次世界大戦の開戦前夜よりも
世界戦争勃発の環境、条件は揃っているという。
そこへトランプなんて来たらもう一路まっしぐらだろうか。
ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナを初め各地で戦火が起こっている。
宗教紛争対立、人種間のいがみ合い、領土欲、征服欲、権力欲、報復欲と欲望は
留まることを知らない。社会的な欲求不満や経済不安もあって戦争が起ころうと
している。先の大戦が終わって80年、そろそろガスが充満してはけ口を求める
時期なのだろうか。悲しい人類の性なのだろうか。
そんな状況下で、トランプ氏が勝利したというのだ。そうなると世界には互いに
憎しみ合いと反抗とにあふれ行動に走り、日本では地位協定改善なんては夢のことで、
米軍費負担増と防衛予算増とを突きつけられて、その上日本製品には高い関税を掛け
られて日本にとっても良いことはない。あのトランプの傲慢で下品な、暴力的な言動
の激しさはとても日本人には向いていない。
恐ろしいことが起こらねば良いのだが。
トランプ氏の昔からの信条が、「攻撃、攻撃、攻撃あるのみ」と『非は絶対認めないこと』
だという。これで大統領にまでなったのだから驚きと言うあり意味大したものだ。儒教的な
道徳心とかキリスト教的な人生訓などは出る幕もない。
逆にその強さは大変なものだと驚きそして呆れる思いである。
米国で車は売れず、トヨタも日産も三菱も数千人単位で解雇するという。これは代表的な例で
他の業種でも様々なデメリットが騒がれ始めた。
何とかこの4年間を日本は、日本産業は耐えて乗り切ってほしいものだ。