『 まだ真っ白な富士山 』 遠藤 崇昭さん 撮影
先日のアメリカとウクライナ首脳会談をTVで見ていて心も凍る思いだった。
大勢の大男に囲まれて脅されている孤独な可哀そうな髭男と、強引で屈強な無知な脅しの
男達に見えた。こんなシーンは滅多にみられるものではない。
援助を受けている引け目があるとはいえ、彼はよくも我慢した,よくも切れなかった。
感謝しろ!失礼だ!その服装は何だ!などと言う言葉は他国の大統領に向かって言う言葉
ではない。これだけ見ても米国のあの首脳陣の人間性やレベルが見えてしまう。
判官びいきだけではなく、今回でアメリカと言う国の品性や特質を世界に露呈してしまった。
これで世界が徐々に変わっていくかもしれない。
しかしこれは商人の駆け引き、作戦でシナリオ通りの言動であると見ることも出来ないことはない。
最初に大きく駄目を出しておいて徐々にそれを緩めて行って相手の譲歩や諦めを引き出すという
古典的な作戦を取っているのだと言えるかもしれない。
それにしてもひどい。そして側近のバンス副大統領と言う人物にも怒りを覚えた。
トランプを抑え諫めたりワンクッションを置いて和らげるべき人間がその役目を果たしていない。
あの取り巻き連中ではトランプはますます裸の王様になり、よりアメリカ第一主義を強めてしまうだろう。
もうこうなると世界平和のためにはヨーロッパの良識と団結のみが頼りである。
行動を起こし頼むよ、麗しのヨーロッパよ!