あらたにす 新聞案内人 2009年11月9日
に
安井至先生(製品評価技術基盤機構理事長、東大名誉教授)のコラムがあるのですが、
「
拡大思考法で見えてくるエコ技術の本質」が、とても面白いのでご紹介です。
多くの環境技術が紙面を賑わすようになり、混乱気味のこの頃。
「環境技術リテラシー」とでも言うべきものが欠けているという先生の
言葉に頷きました。
先生は、環境技術を評価する際に絶対に忘れてはならない、
「拡大した思考法」のいくつかが、なかば意図的に消されてように
感じておられるということです。
技術者ではない私ですら、なんとなくは、感じることですから、
専門家の中の専門家の先生ならば、さぞかし「突っ込みどころ満載」
の状況かと推察されます。
リテラシーという言葉は、ここでは、
環境技術をチェックする際に備えるべき基本となる思考法
として使われています。
今回、2つの拡大思考法(ライフサイクル思考法と地球資源思考法)
をご紹介してくださっています。
究極的には、これらに地域思考法を組み合わせて持続可能思考法
というものに行き着くということで、とても興味深いです。
ぜひ続きも読みたいです。