WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

なぜ全社改革は失敗するのか?

2010-10-02 21:32:03 | チームや組織、どうしたら機能する!?
組織を変えようとするならば、
リーダーが自ら、変わらなければならない。

人間は変わるのが嫌なのではなく
「無理やり変えさせられるのが嫌」なのです。

自分は高みの見物で、下々の者にだけ、
嫌なことを押し付けるリーダーが嫌なのです。

フィールドブック 学習する組織「10の変革課題」―なぜ全社改革は失敗するのか?
ピーター センゲ
日本経済新聞社

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一人の悩みを癒しえば

2010-10-02 21:08:02 | 私らしく生きる。気づきと学び
本間一夫先生の座右の銘を
日本点字図書館にて目にする機会を得ました。
日本点字図書館は、視覚障害者のために点字図書・録音図書の製作・貸出などを行う日本最大の視覚障害者用図書館で、1940年(昭和15年)11月10日 - 北海道増毛郡増毛町出身の本間一夫(1915-2003)により、「日本盲人図書館」として東京市豊島区雑司ヶ谷に創設されました。
本間一夫氏は、北海道の豪商の家に生まれ、5歳で失明。その後、勉学を重ね、「日本盲人図書館」の創設をはたしました。「日本盲人図書館」は1948年「日本点字図書館」と改称し、1952年社会福祉法人認可を受けました。

創設者の本間氏の座右の銘は、エミリ・ディキンスンの詩でした。


  一人の悩みを癒しえば
  一人の憂いを去りえなば
  疲れし鳥の一羽をば
  助けてその巣に返しえば
  我が生活は無駄ならず

  (「自然と愛と孤独と」 中島完(たもつ)氏訳)

すべての人が共生していける社会なんて
夢のまた夢なのが、日本の、いや世界、地球の現実です。

それでも、人の痛みを、自分の痛みとして想像したり、考えたり、
自分が幸せなときに、他人の悲しみについて考えることができたら、
世の中は良くなるのではないかとおもわずにはいられません。

私には、目がみえない人の気持ちも、
耳が聞こえない人の気持ちも、
身体に障害を持つ人の気持ちも、
知的障害を持つ長男の気持ちですら、
これぽっちもわかっていないといつも思います。
わかったと思ったら、それは思いあがりだろうと思います。

けれども、わかろうと努力したいと思います。
そして、同じ人間として共に生きたいと思います。
そういう方々が必要な支援を得て、
社会参加ができる世の中でありたいと思います。

たぶん、思い続けるだろうと思います。

この詩は、私たちのような仕事をしている者への
永遠の問いかけであるように思います。

本間一夫 この人、その時代
古沢 敏雄
善本社

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指と耳で読む――日本点字図書館と私 (岩波新書)
本間 一夫
岩波書店

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社会福祉法人日本点字図書館
〒169‐8586 東京都新宿区高田馬場1‐23‐4
電話 03‐3209‐0241(代表)  FAX 03‐3204‐5641

http://www.nittento.or.jp/

兄弟

2010-10-02 15:49:14 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
学校公開日だったので次男と長男の特別支援学級へ。

行けるかどうかわからなかったのでサプライズ。驚いて喜んでくれました。

「こうちゃーん頑張ってね~」
とふたりで応援したら、俄然張り切っていました~。

兄弟っていいですね。

組織の構造と学習

2010-10-02 10:46:16 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
今週は「検察の信頼」が地におちた週でした。

組織絡みで隠蔽した可能性があるということですが、
個人的には、「組織の構造」すなわち「仕組み」
で防止出来たのではないかと思いました。

「完璧な組織」というのはないと思いますし、
人間は弱いです。
検察であろうと経営者であろうとそれは同じ。

「完璧な人間」を前提とした組織は弱い、と思います。
そもそも、人間ひとりじゃなんにもできないから、
「組織」になっているんだから。

トップやミドルのマネジメントを「万能」
と考える組織は弱くなる、危うい。

優秀なマネジメントは常に学び、
変わりつづけます。

学びつづけ、組織改革をし続けるべきなのは、
どんな組織でも同じです。

フィールドブック 学習する組織「5つの能力」 企業変革を進める最強ツール
ピーター・センゲ
日本経済新聞社

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