ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

みい、譲渡会へ。

2024-05-26 20:34:02 | 家族
阿蘇の保護団体が主催している譲渡会に参加させてもらった。
結論から言えば、里親探しは難しいことがわかった。


そこには怪我や病気をしている犬猫の他に、一歳以上の猫が沢山収容されていた。
皆、慣れているのか人間が来てもケージの中でじっとしておとなしい。
里親になってくれる人を何年も待っているけれど、なかなか里親は現れないのだそうだ。
特に今は赤ちゃんラッシュなので、なおさらだそう。


そこでボランティアをしている67歳の女性とお話をする機会があった。
その人も私と同じように一人暮らしなのだが、猫2匹と犬1匹を飼っており、自分の万が一の時にはこの施設で終生飼育をしてもらうため500万程度準備しているとのことだった。

疲れ果ててキャリーケースの中で寝ているみいとの帰り道、色々なことを考えた。
私にはあの女性のようなお金はないし、高額な医療費を際限なく使うことも出来ない。

すべての生き物が、生まれる時や場所を選べないように、命に縁がある者とそうでない者がある。
みいの荒い性格が、ラムちゃんやぐーの病気を表面化させるのではないかとピリピリしていたけれど、もうそんなふうにストレスを抱えて猫と暮らすのはやめようと心に決めた。

安全な寝床の確保と水や食べものの心配をしなくてすむ環境。これだけでも十分に猫たちは幸せだと信じたい。
医療的ケアも可能な範囲でしていけばいい。

たまたま縁あって私の家にやってきた猫たち。
寿命が尽きるその日まで一緒に穏やかに暮らしていけたらいいな。


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