素敵な高齢者。

高齢になると素敵な男性はなかなか見つからない、ような気がする。

それに対して、おしゃれに気を遣っていて年寄り然としていない女性は結構多い。

でも、たまにものすごくあか抜けた高齢男性を見かける時がある。

実はここ熊本は、おしゃれな人が多いとほめられる県なのだが、二度見したくなるほどカッコいい人を、今日見かけた。

スタバでコーヒーを飲みながらタブレットで何やら検索している白髪の男性。高齢者であることは否定できないが、堂々としていてとても素敵な雰囲気。

洋服や靴、バッグ、高品質なものをラフに身に着けている。

かなりのおしゃれ上級者とみた。

あと数年もすれば、こうした高齢者をあちこちで見かけるようになるのかもしれないな。

私も見習いたい。

健康のこと。

以前の職場の同僚で今も交友が続いている友人とランチに。

彼女は私より二歳上の看護師。

昨年から今年初めにかけて大病を重ね、ようやく回復したので、ほんとに久しぶりのランチだ。

急性心不全でステント術を受け、何か月もしないうちに脳梗塞、そして網膜剥離と、次々に病に襲われてさぞ落ち込んでいるだろうという心配をよそに、彼女はいたって普通だった。

もう車を運転できないので仕事も辞めざるを得なくなったとのことだが、それでも先日は一人で2泊3日の船旅をしてきたとのこと。

強い人だが、病気のおかげで人生設計は変更しなければならなくなったと言っていた。

これまで殆ど大きな病気をしたことがないため、私は主治医を持っていない。

でも、これからはそういうわけにもいかなくなるだろう。

ダメージを修復する力も残りわずか・・・。

今から覚悟とともにその時に備えておかなければいけないと彼女の話を聞きながら思った。