ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

正気で。

2020-02-20 20:42:24 | 少しまじめな話

私の祖母は、もうとっくに亡くなってしまったけれど、とても賢いひとだった。
戦中戦後と、8人の子どもを誰ひとり病気や怪我で亡くすことなく、家族の健康を守り続けた人生だった。
学問はなかったけれど、知恵があった。
今起きていること、これから起きるだろうことを、科学的に、ときには動物的感で把握して対処できる人だった。
欠点も沢山あったけれど、今でも私にとっては一番のお手本だ。

今、コロナウイルスで世界中が騒然となっている。確かにそれは恐怖に違いないけれど、何の知恵も働かせずいたずらに恐れおののき、パニックになってしまう人が多くいることに驚く。
ないなら、あるもので工夫しよう。見えないものを恐れずに、冷静に対処しなければ。
大人が正気でいないと、子どもたちが迷ってしまうのだから、もっとしゃんとしよう。
コメント

みんなで生きる。

2020-02-19 19:41:28 | 少しまじめな話


施設の空き地にこの穴。アナグマがあけたものだからと、管理者が罠をしかけたところ、数日後その箱に入って出られなくなっていた。
地元の猟友会に連絡して、アナグマは処分されてしまった。
施設は広い敷地をもっており、アナグマが住んでいたのは、誰も接触することのない場所だったのに。
もし何か病気をもっていて利用者に感染したら大変だから、と。
アナグマには家族がいたかもしれない。田舎だから餌は自然に沢山ある。
そのまま放っておくことはできなかったのだろうか。

今日、とあるお宅の玄関で(そこは神社)、猫と狸が気もちよさそうに日向ぼっこしている姿に遭遇した。
私が近づくと、狸は少し気弱な表情をみせて裏の日陰に静かに移動していった。
優しそうで、何だか犬みたいな顔。
猫と狸が一緒に過ごすところをはじめて見たけれど、あまりにも平和な光景だった。
鳥も虫も、地球上のすべての生き物に生きる権利はある。蠅でさえも。
この土地はニンゲンだけのものではなく、みんなのものなんだよ。
生命の一番てっぺんにいるのは自分たちという傲慢な態度。
時々ニンゲンである自分がものすごく恥ずかしくなるときがある。ごめんね・・・。

コメント

「ぼけますから、よろしくお願いします。」

2020-02-18 19:23:01 | 映画、音楽

今朝2時。ドンという音で駆けつけると、母がトイレの前で転倒していた。起こそうとしても全く足がたたないので、力任せに引き上げ、危うく自分がぎっくり腰になりそうになる。
ようやくベッドまで連れていったものの、30分もしないうちにまたトイレに行き、時間を間違えて起きようとするので、まだ夜中だと伝え、再度ベッドに。
しかし、今度は自分の目が冴えてしまい、一睡もできず朝を迎える。
午前中は、母の受診付き添いをして午後から勤務。
朝から晩まで山のような家事と介護に追われているというのに、自分のことで精一杯の母は、全く周囲への気遣いなし。
あまりの身勝手な言動に、さすがに怒り心頭。しばらくは、口もききたくなかった。
(`・ω・´)

ところで先日テレビで放映されていたこのドキュメンタリー作品。
認知症になったお母さん、何もかもが霧の中で、どんどん居場所がなくなっていく恐怖がどれほどのものなのか。
それに日々向き合う高齢のお父さんや娘さんの戸惑いが丁寧に、ありのままに描かれていた。
歳をとるということがどういうものなのか、痛みとともに、自分のこととして感じられる作品だった。
この作品をみながら、そう理解したつもりなのに、実際の自分はなかなか理想通りにはいかないのだ。
修行が足りないな・・・。
(´Д`)
コメント

今週の名言

2020-02-17 07:02:37 | ことば


すべての日がそれぞれの贈り物をもっている。
―マルティアリス―
コメント

縮んでしまった件。

2020-02-16 20:27:51 | 暮らし
娘から沖縄のおみやげが送られてきて。
この海ぶどうも入っていて、気になっていた食材だけにとても喜び・・。

今日ついに開封して、食べてみることに。
最初はこんなだけど、しばらく水に浸けて塩分が抜けると・・・

こんなにきれいなプツプツが。(^○^)

で、添付のドレッシングをかけていざ食べようとしたら・・・・。
プツプツは消え去り、またもとの姿に縮んでいる!!
なんで?なんで?(´゚д゚`)
よくよく調べてみたら、これは水につけておいて、直前にタレをかけて食べるものだったんだよ。
海ぶどうって、食感を楽しみ、目でも楽しむものでしょ?
残念すぎる。
(ノД`)・゜・。


コメント