ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

庭で。

2020-03-29 11:54:41 | 暮らし
熊本は、昨日まで天気が悪くて、昨夜はコインランドリーに。
到着すると、6台のうち一つだけ使用できて、早速スイッチ。
しかし、よく見ると、他の5台は、すでに終了しているのに、まだ誰も取りに来ていないのだった。
そのあと、一人の女性がやってきて、どれも塞がっている乾燥機の前で困惑していた。
「終わっているときには札を添えて出していいと思いますよ」と、声をかけて、二人で出そうとしたものの、どれも洗濯物が沢山すぎて、出せば収拾がつかなくなりそうな状態。
結局諦めて持ち主が現れるのを待つことになった。
私も何だか気が急いて、早めに乾燥を切り上げ、その人にバトンタッチして帰る。
それにしても、世の中には他人への思いやりが全くない人がどこにでもいるものだな。
自分ファースト。自分さえ良ければ買い占めたって、乾燥機を占領したって、知ったことではない、という人。
でも、そうでない人もたくさんいるんだということを忘れないようにしなければ。
そして、自分もそっち側に行かないように、常に自分の心を監視しておかなければ・・・。
そんなふうに考えた昨日。
で、今日はポカポカのお天気になったので庭に出る(娘の暮らす東京は雪だ)。


勢いよく芽がふきはじめた。


大混乱の人間界なんかおかまいなしに、植物も虫も鳥も、みんないきものは精一杯今を楽しんで生きている。 
彼らを見習わなければ。


これはスノードロップ。目立たないけれど、可憐で大好きな花。


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はがき。

2020-03-28 17:38:44 | 家族

去年の7月のこと。
朝起きて小屋を覗いたら、くりがいなくなっていた。
鎖が劣化していたことに気が付かなかったのだ。


くりは、動物愛護センターから引き取り、16年間一緒に暮らした家族だった。
少しおっちょこちょいだけれど、忍耐強く、気持ちの優しい犬だった。


くりがいなくなった翌日から熊本は大雨が続いた。
あちこちにポスターを貼らせてもらったり、警察や動物愛護センター、清掃センターにも問い合わせをして、考えつくかぎりのことをしたけれど、結局見つからなかった。


高齢で、目も鼻も足腰も弱っていたから、増水した川に落ちてしまったのではないか、おそらくもう死んでしまっているはずと諦めながらも、もしかしたら、明日はひょっこり帰ってくるかもしれないという考えを捨てきれない。

今日、届いたはがきで、少し和らいでいた心の穴が、またぽっかり開いてしまった。
悲しい。
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春の草花 「すみれ」

2020-03-28 17:34:50 | 自然・生き物


小さくて、見過ごしてしまいそうな場所に、ひっそりと咲いていた。
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こころ。

2020-03-23 21:10:35 | 暮らし
この歳になってくると、死ぬまで大事に思えるひとは、そう多くはないのだということがわかってくる。
苦境に陥った時に、慰めの言葉をかけてくれる人はあるけれど、実際に行動してくれる人は、わずかだということも。
みんなまずは自分のことを大切にするべきだとも思うから、それが悪いというわけではなく、友だちではない、ということでもない。
ただ、心の底から心配し気遣ってくれる人の優しさは、身に染みるし、自分にとっては宝と同じ価値をもつ。


大学時代からの付き合いのTさんもその一人。今こんなにもマスクは手に入らない時なのに、少ないけれど手に入ったから半分こにしよう、と、消毒用のジェルと一緒に送ってくれた。
平気で人が人を傷つける世の中だけれど、この人はいつも、誰かのために何かをしようと思う利他の人。
歳を重ねてどんどん人間味あふれる素敵な人になっていて、私が生き方のお手本にしている数少ないひとりだ。



おまけに猫たちにまでたくさんのプレゼントを。
花は大興奮。
ほんとにありがとうね。
マスクに、そしてあなたのこころに深く感謝します。

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今週の名言

2020-03-23 05:39:58 | ことば



一日は、小さな一生だ。毎日の起床が小さな誕生、毎朝のすがすがしい時が小さな青春、毎夜の就寝が小さな死なのだ。― ショーペンハウアー ―
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