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朝のテレビ番組の中で、関口宏さんが「コロナウイルスの問題は、潮が引いた後に大きな岩がゴロゴロと見えているような状況。普段それは見えていなかったけれど、あったのだ」と、いうようなことを言っていた。
なかったのではなく、あったけれど、それは今まで見えなかった。見なくて済んでいたということか・・・・。
緊急事態宣言、休業要請という状況の中で、仕事を失った人や在宅勤務、時短出勤など、大人たちの働き方が変わり、学校や保育園などに行けない子どもたちのストレスも大きくなっている。
「国家と国民」、「家族」の関係の深層が、危機的な状況ではじめて表面に現れている。
今見えていることから目をそらさないことで、何か新しいものを掴めるのかもしれない。