二代目のつれづれなる日記

大阪で別注家具・オーダー家具の製造、家具のリメイク・修理をしている丸一木工所の二代目の日々の日記です。

楢のダイニングテーブルの塗り替え(オイル仕上げ)

2012-11-11 13:47:02 | 修理
ウレタン塗装仕上げの楢のダイニングテーブル(900×1800×高さ680ミリ、7枚接ぎ合せ)を
オイル仕上げへの再塗装が仕上がりました。



オスモのウッドワックスで着色してから、フロアー用のラピッドで仕上げています。
(ゆっくり時間を掛けて、乾かしています。)



裏の状態です。



豪快にパテ埋めしてあった所も、楢で埋木してあります。



このテーブルの接ぎ方なんですが、(写真では少しわかりにくいかもしれませんが、)
あまり見たことのない仕口です。



椅子6脚のほぞの緩みをすべて確認後修理し、座面も合成皮革の中でも、
より本革に質感の近い分で張り替えさせてもらいました。

先週は、月曜日に阿倍野区にチーク材の婚礼家具の改造のご依頼があったので、
引き取りに伺い、子供さんの学習デスクがマンションの配管に当たって
ぴったり壁にくっ付かないので、くっ付くようにしてほしいとご依頼がありましたので・・・





その帰りに、住之江区に寄らせてもらいました。

メーカー名を書くのはどうかと思いますので、書きませんが左右の脚のぐらつきがひどかったので
確認してみますと、胴付きが全然付いてなかったので軽くゴムハンマーで叩いてみると
いとも簡単に分解できました。
(木工ボンドは、点でしか付いてないし、10Φのダボが妙にゆるいのが原因のようです。)



脚の奥行きを変更したかったので、簡単に分解出来たのは良かったのですが、
このシリーズの脚がすべてこの状態かと思うと・・・ですね。
所定の長さにカットしてから、ボーリングマシンで開け直し木工ボンドを適量に塗布してから
きちんと、組み立て直させていただきました。



配管部分が当たる天板部分は切りかいであります。





(前から向って左脚を70ミリ中に入れ、それに伴って左の抽斗の巾を小さくし、
背板の巾を縮めてあります。)



ご不明な点、ご質問などがございましたら
maruiti@kawachi.zaq.ne.jp 
までお願いします。


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