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70年目のヒロシマ原爆慰霊碑と75年目の真珠湾アリゾナ記念館。

2016-12-08 23:55:17 | 国内国際情勢
2015年に戦後70周年目の節目を迎え安倍総理が談話を発表し、2016年の5月に

志摩サミットの絡みで米国のオバマ大統領は日本の広島を訪れ原爆死没者慰霊碑に

献花をし、生存している被ばく犠牲者と肩を寄せ合った。

オバマ大統領がヒロシマ訪問した5月27日から、数える事7か月後の12月26、27日に

日本の安倍総理が現職の総理としては初めて米国ハワイ州真珠湾の戦艦アリゾナ記念館へ

訪問することを発表した。


終戦の大きな切っ掛けとなった広島原爆投下から70年目のヒロシマと、第二次世界大戦の

火蓋が切って落とされた真珠湾攻撃からの75年目のハワイに日米両代表が共に両記念碑を

訪れる事は第二次世界大戦の完全たる終結を意味する以外の何物でも無いだろう。


これからの新しい日米関係を築く上で重要なターニングポイントとなる事は間違いない。

2015年の戦後70年目を持って日米関係における戦後が終わりを告げ、名実ともに日米

関係は過去の問題に執着した障害を作る事の無い、外交関係を約束した。

しかしこれだけの貴重な年に安倍総理も稲田防衛相も終戦記念日に靖国参拝を見送った。

稲田防衛大臣に関しては泣々して参拝を見送った。


これはつまり日本の安全保障の問題で戦争の意味を日本国内だけに限定的に帰属した

イデオロギーを持つこと否定されたかもしれない。

つまりは精神面における価値観を日米共に共有させるために国粋主義をある程度抑え、

軍事における独立性の敷居を下げる為だと思われる。米国と意志をシェアする訳だ。



しかし早くも右翼思想は安倍総理の真珠湾訪問で総理が謝罪する事を拒否する構えを見せ

ている。これでは折角の日米同盟関係も先が思いやられる


戦後40年に現職の総理大臣として中曽根さんが靖国参拝をする前までは日米同盟関係に

障害となるのは安保闘争を起した学生運動の左翼や極左の日本赤軍などが中心であったが

今ではその立場や主軸が極右的な日本会議や右翼に移っている。


日本赤軍は過去に米国大使館を狙ったテロ事件を起し、その場所はTPP会合に日本が参加

したシンガポールのクアラルンプールであった、最近の日米同盟は戦後問題の課題となる

場所のヒロシマ、ハワイ真珠湾にクアラルンプールで行われ、歴史を踏まえた地理的な韻を

踏んでくるので政治的にも時間軸を超えてアクセントを加え、より深く印象に焼き付く。

多くの人の心に訴えかけ思い馳せる時がある。


極左の日本赤軍と極右の日本会議。海外からは暴力的で危険なカルト集団と認識されている

この二つの団体の正体や関連性が明らかになる時、日本と米国の関係は更に親密なものになるだろう。

反米主義の根幹がココにあることは間違いない。



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