安倍トランプ日米首脳会談inフロリダ。

安倍総理は日本時間の4月18日未明に米フロリダ州のトランプ大統領の別荘で日米会談に臨んだ。トランプ氏は

北朝鮮問題でこれまで通りに日本と協力していくことを確認した。さらには日米貿易についても言及し、ＴＰＰに

よる多国間による協定関係を求める日本に対して米国側はＦＴＡによる二国間協定を主張した。　ＴＰＰとＦＴＡの

どこが違うかって言われてもあまりにも違い過ぎて比べることが出来ない位に違う別物です。。最も大きな違いは

ＴＰＰが多国間で包括的に行われるのに対してＦＴＡは二国間でおこなわれる。既にＴＰＰは包括的ではなく品目別に

交渉が進んでいるのでＥＰＡの要素を含んでいる。つまりはＴＰＰにおける日米交渉について米国はＥＰＡによる品目

別による交渉さえも突っ撥ねてたと今更ですが知ってしまう。


安倍総理とトランプ大統領の共通点はゴルフで政治の傍らで二人はゴルフを楽しんでいます。こうした背景から

トランプ氏は外交の場を自ら所有する別荘近くの経営するゴルフコースを利用して趣味と実益を兼ねている

のだと思います。トランプ氏の強かなビジネスマンらしさは決して嫌いではない。



2016年11月
マンハッタンの「トランプ・タワー」にある自宅

2017年2月
ワシントン・トランプナショナル・ゴルフクラブ・ジュピター

2017年11月
埼玉県・霞が関カントリー倶楽部。

2018年4月
フロリダ州パームビーチ別荘「マール・ア・ラーゴ」



フロリダ州で行われた日米首脳会談の直ぐ後にワシントン州で開催されたＧ20では、日本から日銀黒田総裁と財務大臣の

麻生太郎が参加して行われ、先日の米国トランプ大統領の日米会談内容に対抗するかのような話し合いだった。Ｇ20は

世界情勢の不安定は経済への悪い影響を及ぼす。と保護貿易主義に対抗するとしたばかりでなく多国間での貿易協定が

望ましいと意見を出した。　日本はまるで日米首脳会談とＧ20では面従腹心の立場だった。　トランプ大統領は鉄鋼や

アルミに対して高い関税を実施しており、米国内産業を保護する立場をとっている。しかしこの高い関税はＥＵ諸国や

カナダ、韓国などは排除されており、主に日本製の鉄鋼に対するものである。つまりはＥＵや関係諸国は自らの国へ

高い関税がかけられる事を回避しているのだが、保護貿易には対抗するとしている。今回のＧ20は日本が担がれた形だ。

このＧ20の話を聞くと折角の安倍トランプの関係は反故にされたかもしれないな。安倍政権がバラバラになっていく。

安倍政権と官僚と麻生財務大臣。

先月、ＴＰＰよりも森友学園問題の方が重要でＴＰＰについては新聞には一行も載っていなかったと新聞メディアを

批判した麻生太郎財務大臣だが、実際には新聞各社はＴＰＰについて記事に扱っており、麻生太郎の批判は検討違い

で有った事が解った。しかもこの問題に関して麻生太郎は極力新聞を読まない姿勢であることも明らかになった。

“これが日本の新聞のレベル”ではなく“これが日本の政治のレベル”です。普通政治家でましてや総理大臣経験者で

新聞を読まないとは少しどころかかなりの常識を疑う。　これは財務省も安倍総理大臣も麻生太郎には政策や経済論を

全く期待していないと判断して良いものだと思う。カップラーメンの値段を知らないどころか新聞を読まないとは

恐ろしいものだ。こんな人に日本の財務大臣をまかせていたこと自体が経済不安の材料だ。今、国会と官僚の間で

問題が多発している背景にはきっと何かあると思う。それを突き止めることが出来れば面白いはずなのだが大きな陰謀さえも

感じてしまう。もう少し探るべきだと思う。