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2018年ロシアワールドカップは終わった。

2018-07-22 23:14:10 | スポーツ
2018年ロシアワールドカップは決勝戦のフランス対クロアチアの試合が行われフランスの2度目の

優勝で幕を閉じました。フランスは大会のGLから通して圧倒的な強さだったと思います。デシャン

監督の素晴らしいチーム編成も然ることながらボール支配率では低い数字を出していながら得点では

相手に勝る超合理的なカウンター戦術と言って良いでしょう。特にメッシ率いるアルゼンチン戦では

ボール支配率でフランスが40%に対してアルゼンチンは60%と歴然とした差があるにも拘らず4ゴールを

奪ってしまうフランスの攻撃陣には圧巻です。 決勝戦のクロアチア戦ではフランスが7本のシュートに

対してクロアチアは倍の14本を放ちながら4-2でフランスが勝利するのはこれまでのサッカー理論が今後

どれだけ通用するかは解らない位の新しさがある。非常に大きな変化だと思う。4年前のブラジル大会では

ドイツが新しい守備システムを完成させてドイツの時代を作るかに思えたサッカーシーンは僅か4年で

速攻カウンターの時代に変えてしまったフランス。



世界のサッカーシーンが速攻カウンター攻撃が中心となるならば、残念ながら西野Jのサッカーは決勝Tまで

は進んだものの成功したかどうかは解らない。何時までも手放しで西野朗監督を評価する訳にも行かない。

ハリル元監督は現役時代はフランスリーグのPSGでもプレーしており監督も務めている。これだけ欧州サッカ

ーに精通していながら選手とのコミュニケーション不足で解任されるのは不本意としか言いようが無い。協会が

選手と監督の間に入ってハリルの戦術をもう少し選手に浸透させてあげるべきだったと大会後の今でも思う。

ハリル監督があれほどまでに選手にカウンターを教え込もうとしたのにも訳があるはずで、優勝したフランスの

試合運びのデータを見ても解る通りにサッカーのトレンドは紛れも無くハリルの言うとおりのカウンターにあった。

W杯を後にして日本代表は西野Jの決勝T進出を手土産にベスト16の試合でベルギーの速攻カウンター攻撃で敗れ去った

事を総括出来ていない。ワースト11に日本代表キャプテンを長年努めた長谷部が選ばれたことも弁明できていない。

単なる守備的なMFではなく、ボールを相手から奪う事に特化したプレーが出来るボランチがまだ日本には居ない。

自ら攻撃するにせよ相手の速攻を防ぐにせよカウンターによる攻撃の理解度と対応能力があれば、日本はベルギー戦で

引き分けにはできたはずだ。大会が終わった後にやはり感じるものがある。考えるべきところもある。

やはりトレンドだけではない。日本のサッカーを持つべき時に来ている。 アジアでは十分に勝てる日本は世界で何を

得るかが本質的な課題になったと思う。









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