日本はW杯第3節をポーランドと戦い0-1で敗れたもののH組GL2位でセネガルと並び得失点差でも同等で
W杯大会初のフェアプレーポイントの差でセネガルを上回り決勝T進出を決めた。
6月28日23時のキックオフにもかかわらず多くの日本人がテレビの前で固唾を飲み込んで試合の行方を見守った
一戦は平均視聴率が44.2%で最高視聴率は54.0%の国民の高い関心を示した。西野Jの決勝Tへの切符がかかった
大一番。ロシアW杯グループリーグH組第3節 日本対ポーランンド戦、日本は1勝1敗で相手のポーランドは
2敗で既に決勝Tへの望みが無い状態でむかえたこの試合は自力での決勝Tが係る日本代表チームのモチベーション
の方が比べるまでもなく当然のように上だと承知していた。
しかしそれは他のH組の試合でコロンビアがセネガルに勝ってくれれば日本は例えこの試合に負けてもポイントで
並んだセネガルに得失点差で決勝Tへ進めてしまう他力本願ながらも圧倒的に有利な考えが、試合開始前からか、
もしくは試合中から西野監督の心の中には潜んでいたようである。この時点でフェアプレイポイントは考えにない。
この大会では調子を落としてこれまで2敗のポーランドと言えどもFIFAランキングがベスト10位以内にあるチーム
だ、無理やり勝ちに行って下手な試合をした時には大量失点により得失点差でもセネガルに負ける場合もある。
それを考えた場合に監督としては最低でも引き分けで試合を裁ければ大満足の結果だったかもしれない。
スタメンを見てもこれまでとは違い兎にも角にも引き分け狙いが第一だったのは明らかだ。
西野Jはこれまでの4-2-3-1のフォーメーションから4-4-2へ変えてスタメンも6人と大幅に入れ替えた。
守備の選手が7人で攻撃がFW武藤、岡崎、MF宇佐美の3人だけにした。前半戦は予想通りに日本のペースで進んだ。
スコアは0-0ながらもこの試合でW杯初出場の武藤が果敢に高い位置からのプレスで相手DFに楽をさせなかった。
ポーランドの決定的なシーンはGK川島が好セーブしてくれた。結局は理屈の詰まる所ではどちらのチームも試合に
是が非でも勝たなくても目的が満たされてしまう状況が出来上がっていた。 ファールや削り合いも無くとことなく
球際の厳しさも控えめでW杯と言えどもお互いに一歩も引けないギリギリの雰囲気では無かった。
それがFWのベテラン岡崎選手が後半開始早々にピッチに座り込み、そこから大迫選手と選手交代をするのだが、
このタイミングで交代するのならハーフタイム中に交代を決めておけと観ていて感想を持った。でもこれも采配の一つ
で時間稼ぎだったのだろう。岡崎の交代で1分か2分程度でも時間が流れてくれればと西野監督の少し姑息な作戦が
見えてしまった。引き分け狙いが露骨過ぎた感じはあった。これに天罰でも下ったのか日本はセットプレイから
ポーランドのDFヤンベトナレクに足技で1点決められてしまった。引き分け狙いからの失点。
消極的な姿勢が気付かないうちに相手を楽にさせてしまっていた。自陣のゴールから相手を遠ざける為にもある程度の
攻撃は必要がセオリーの教訓を日本中のサッカーファンが思い出した瞬間だったと思う。失点はしても日本代表のここ
までのプレーは決して悪いものではなかった。実際にポーランドの攻撃チャンスは少なく日本がボールを持つ時間帯が
長かった。しかしポーランドはワントップのレバンドフスキーがペナルティエリアに入った事を確認してからシュートや
ラストパスを出すので非常に効率が良かった。これがコロンビアやセネガルに負けたチームとはとても思えなかった。
戦況の大きく変わった西野監督が0-1から再びスコアをドローにする狙いで攻撃に力を入れざる負えないと考えた
場合に4-4-2で攻撃が3人守備が7人の変則スタメンはちょっとしたギャグです。笑えます。www
しかも交代枠を岡崎と大迫の交代で既に一つ使っているので、これで1点を狙うとなるとかなり選択肢は限られてくる。
仕方なしに苦肉の策で後半20分に宇佐美と乾を交代37分には武藤と長谷部を交代で、大迫のワントップで中盤と
ディフェンスラインはゴッチャ混ぜになっていた。 ブーイングを浴びても続けた試合放棄に近いパス回しを分析しよう
にも後々の批判を恐れてかカメラもピッチ上の選手の顔をアップでは写さない引きのアングルに終始していた。
意外なことに後半途中から入った背番号17の長谷部選手が最終ラインに入り一時は槙野、長谷部、吉田の3人がガーナ戦で
見せた3バックシステムをこのW杯の大事な場面で機能させていた。意味不明と思われた西野監督の長谷部を最終ラインに置く
3バックシステムが本当に観れるとは思わなかった。やってみるもんだ。3バックシステム。因みに次節の正念場ベスト8を
かけたベルギーとの戦いで相手ベルギーは3-4-2-1のフォーメーションです。
ポーランドに負けて決勝Tへの進出など転び方が上手な西野Jにコロンビアと同じくベルギー戦もレッドカードで相手10人の
チームならないものか。それでも日本は苦労すると思われる。
W杯大会初のフェアプレーポイントの差でセネガルを上回り決勝T進出を決めた。
6月28日23時のキックオフにもかかわらず多くの日本人がテレビの前で固唾を飲み込んで試合の行方を見守った
一戦は平均視聴率が44.2%で最高視聴率は54.0%の国民の高い関心を示した。西野Jの決勝Tへの切符がかかった
大一番。ロシアW杯グループリーグH組第3節 日本対ポーランンド戦、日本は1勝1敗で相手のポーランドは
2敗で既に決勝Tへの望みが無い状態でむかえたこの試合は自力での決勝Tが係る日本代表チームのモチベーション
の方が比べるまでもなく当然のように上だと承知していた。
しかしそれは他のH組の試合でコロンビアがセネガルに勝ってくれれば日本は例えこの試合に負けてもポイントで
並んだセネガルに得失点差で決勝Tへ進めてしまう他力本願ながらも圧倒的に有利な考えが、試合開始前からか、
もしくは試合中から西野監督の心の中には潜んでいたようである。この時点でフェアプレイポイントは考えにない。
この大会では調子を落としてこれまで2敗のポーランドと言えどもFIFAランキングがベスト10位以内にあるチーム
だ、無理やり勝ちに行って下手な試合をした時には大量失点により得失点差でもセネガルに負ける場合もある。
それを考えた場合に監督としては最低でも引き分けで試合を裁ければ大満足の結果だったかもしれない。
スタメンを見てもこれまでとは違い兎にも角にも引き分け狙いが第一だったのは明らかだ。
西野Jはこれまでの4-2-3-1のフォーメーションから4-4-2へ変えてスタメンも6人と大幅に入れ替えた。
守備の選手が7人で攻撃がFW武藤、岡崎、MF宇佐美の3人だけにした。前半戦は予想通りに日本のペースで進んだ。
スコアは0-0ながらもこの試合でW杯初出場の武藤が果敢に高い位置からのプレスで相手DFに楽をさせなかった。
ポーランドの決定的なシーンはGK川島が好セーブしてくれた。結局は理屈の詰まる所ではどちらのチームも試合に
是が非でも勝たなくても目的が満たされてしまう状況が出来上がっていた。 ファールや削り合いも無くとことなく
球際の厳しさも控えめでW杯と言えどもお互いに一歩も引けないギリギリの雰囲気では無かった。
それがFWのベテラン岡崎選手が後半開始早々にピッチに座り込み、そこから大迫選手と選手交代をするのだが、
このタイミングで交代するのならハーフタイム中に交代を決めておけと観ていて感想を持った。でもこれも采配の一つ
で時間稼ぎだったのだろう。岡崎の交代で1分か2分程度でも時間が流れてくれればと西野監督の少し姑息な作戦が
見えてしまった。引き分け狙いが露骨過ぎた感じはあった。これに天罰でも下ったのか日本はセットプレイから
ポーランドのDFヤンベトナレクに足技で1点決められてしまった。引き分け狙いからの失点。
消極的な姿勢が気付かないうちに相手を楽にさせてしまっていた。自陣のゴールから相手を遠ざける為にもある程度の
攻撃は必要がセオリーの教訓を日本中のサッカーファンが思い出した瞬間だったと思う。失点はしても日本代表のここ
までのプレーは決して悪いものではなかった。実際にポーランドの攻撃チャンスは少なく日本がボールを持つ時間帯が
長かった。しかしポーランドはワントップのレバンドフスキーがペナルティエリアに入った事を確認してからシュートや
ラストパスを出すので非常に効率が良かった。これがコロンビアやセネガルに負けたチームとはとても思えなかった。
戦況の大きく変わった西野監督が0-1から再びスコアをドローにする狙いで攻撃に力を入れざる負えないと考えた
場合に4-4-2で攻撃が3人守備が7人の変則スタメンはちょっとしたギャグです。笑えます。www
しかも交代枠を岡崎と大迫の交代で既に一つ使っているので、これで1点を狙うとなるとかなり選択肢は限られてくる。
仕方なしに苦肉の策で後半20分に宇佐美と乾を交代37分には武藤と長谷部を交代で、大迫のワントップで中盤と
ディフェンスラインはゴッチャ混ぜになっていた。 ブーイングを浴びても続けた試合放棄に近いパス回しを分析しよう
にも後々の批判を恐れてかカメラもピッチ上の選手の顔をアップでは写さない引きのアングルに終始していた。
意外なことに後半途中から入った背番号17の長谷部選手が最終ラインに入り一時は槙野、長谷部、吉田の3人がガーナ戦で
見せた3バックシステムをこのW杯の大事な場面で機能させていた。意味不明と思われた西野監督の長谷部を最終ラインに置く
3バックシステムが本当に観れるとは思わなかった。やってみるもんだ。3バックシステム。因みに次節の正念場ベスト8を
かけたベルギーとの戦いで相手ベルギーは3-4-2-1のフォーメーションです。
ポーランドに負けて決勝Tへの進出など転び方が上手な西野Jにコロンビアと同じくベルギー戦もレッドカードで相手10人の
チームならないものか。それでも日本は苦労すると思われる。