2日の27時、本日午前3時。深夜にも関わらず多くの人がサッカー日本代表悲願のベスト8がかかった試合を
観戦して応援しようと試合を見守った。ロシアW杯決勝トーナメント日本はGL1,2戦と同じ4-2-3-1のフォー
メーションと同じメンバーで挑んだ。日本対ベルギー戦の前半は大方の予想通りにベルギーのFWルカクを頂点と
する攻撃に日本は苦しんだがどうにか0-0で凌いだ。しかし後半も早々に右サイドに入った原口が柴崎のパスを
受けてベルギー守備陣をこじ開けるようなゴールを決めて1-0で強豪ベルギーから先制点を奪った。ベンチも一体
となって勢いを増す日本はその数分後には更に相手を畳みかけるように中央の香川と乾のコンビで得意の45°から
2点目となるミドルを決めて追加点で0-2のリードする形になった。乾の2点目のゴールで完全に眠気が吹っ飛び
この試合は勝てると早や合点して試合終了のホイッスルを聞くまで起きている覚悟が出来た。きっとあと40分後に
は日本中で宵の明星のように日本代表がW杯でベスト8進出が歓喜と共に大きく叫ばれているだろう。と思った。
でもW杯はそんなに甘くは無かった。そこから65分には百戦錬磨のベルギーマルティネス監督によるベンチワークで
左サイドのカラスコ→シャドリ、右ウィングのメルテンス→フェライニで選手を変えて来た。この采配が的中したのか
ベルギーはCKのチャンスをクリアされながらもペナルティエリア内のサイドに流れた所から、ふわりと浮かせた
ロビングのヘッドから1点返されて一気に拍子抜けした。日本が掴んでると思っていたゲームの流れが手の平から
液体のように零れ落ちるような感覚だった。
更にはエース・アザールのセンターリングを交代のフェライニが中央で長谷部をなぎ倒しヘッドで同点の2点目を押し
込んだ74分。この辺りは流石の高さとパワーを生かしたベルギーらしさだった。完全な力負けをした。ベルギーは後半に
2点差になったことで怯むどころかもう怖いものなど無いと背水の陣で赤い悪魔を怒らせてしまった感じだった。
やっぱり日本は調子に乗り過ぎて勝ちを意識してしまったのだろう。
日本は気持ちを立て直して柴崎→山口と原口→本田を投入した81分、残り9分とアディショナルタイムを残して日本の
西野監督の采配はポーランド戦とは180°違った勝ち越し狙いの攻撃だった。もしも守備に徹して引き分け狙いをする
ならば山口蛍と酒井高徳を入れて守りを固めるはずだが、本田を入れて追加点を狙いに行った。その期待に応えるべく
本田は良く頑張った。長い距離のフリーキックも良い所に飛んでくれた。運が良ければ入っていたかもしれない。
CKも処理の難しい鋭く曲がって落ちるボールを使ってクリアされないボールだった。しかし本田のCKからのボールをベル
ギーGKクルトワが逆転の願いを込めて手で丁寧に転がして前に出したパスをデブルイネにドリブルで運ばれて、右のス
ペースに走り込んだSBムニエにパスが通りゴール前のルカクに決定的なパスを出すもここでまさかのスルーをしたボール
に左後方から上がってきたシャドリに決められ3点目。後半45分を過ぎたアディショナルタイムでの出来事だった。
その数秒後に試合終了のホイッスルが鳴り日本は逆転負けをした。 日本が負けた事は確かだが勝敗の線引は無く審判の
判断でもなく最後は3点目の失点に真面に立ち上がれない日本代表に配慮するように自然な形で試合が終わった。
今回のロシアW杯はドーハの悲劇と比較して多少汚くても結果重視の姿勢を評価する意見がありGL3戦目のポーランド戦の
パス回しを容認する意見があるように西野Jは美しき負け犬になることを嫌った。ドーハの悲劇のジレンマが完全に過去の
産物になり呪縛から抜け出した日本代表のその先にあるものはW杯6大会連続出場としてのW杯の厳しさだった。もはや
日本代表のサッカーが世界に通用することは当然の事として、代表チームが国際大会でどれだけの成績を残せるかが重要
視されるのならば、常々ベスト8が目標となるのならば、日本は相当強くなったことだと思う。
観戦して応援しようと試合を見守った。ロシアW杯決勝トーナメント日本はGL1,2戦と同じ4-2-3-1のフォー
メーションと同じメンバーで挑んだ。日本対ベルギー戦の前半は大方の予想通りにベルギーのFWルカクを頂点と
する攻撃に日本は苦しんだがどうにか0-0で凌いだ。しかし後半も早々に右サイドに入った原口が柴崎のパスを
受けてベルギー守備陣をこじ開けるようなゴールを決めて1-0で強豪ベルギーから先制点を奪った。ベンチも一体
となって勢いを増す日本はその数分後には更に相手を畳みかけるように中央の香川と乾のコンビで得意の45°から
2点目となるミドルを決めて追加点で0-2のリードする形になった。乾の2点目のゴールで完全に眠気が吹っ飛び
この試合は勝てると早や合点して試合終了のホイッスルを聞くまで起きている覚悟が出来た。きっとあと40分後に
は日本中で宵の明星のように日本代表がW杯でベスト8進出が歓喜と共に大きく叫ばれているだろう。と思った。
でもW杯はそんなに甘くは無かった。そこから65分には百戦錬磨のベルギーマルティネス監督によるベンチワークで
左サイドのカラスコ→シャドリ、右ウィングのメルテンス→フェライニで選手を変えて来た。この采配が的中したのか
ベルギーはCKのチャンスをクリアされながらもペナルティエリア内のサイドに流れた所から、ふわりと浮かせた
ロビングのヘッドから1点返されて一気に拍子抜けした。日本が掴んでると思っていたゲームの流れが手の平から
液体のように零れ落ちるような感覚だった。
更にはエース・アザールのセンターリングを交代のフェライニが中央で長谷部をなぎ倒しヘッドで同点の2点目を押し
込んだ74分。この辺りは流石の高さとパワーを生かしたベルギーらしさだった。完全な力負けをした。ベルギーは後半に
2点差になったことで怯むどころかもう怖いものなど無いと背水の陣で赤い悪魔を怒らせてしまった感じだった。
やっぱり日本は調子に乗り過ぎて勝ちを意識してしまったのだろう。
日本は気持ちを立て直して柴崎→山口と原口→本田を投入した81分、残り9分とアディショナルタイムを残して日本の
西野監督の采配はポーランド戦とは180°違った勝ち越し狙いの攻撃だった。もしも守備に徹して引き分け狙いをする
ならば山口蛍と酒井高徳を入れて守りを固めるはずだが、本田を入れて追加点を狙いに行った。その期待に応えるべく
本田は良く頑張った。長い距離のフリーキックも良い所に飛んでくれた。運が良ければ入っていたかもしれない。
CKも処理の難しい鋭く曲がって落ちるボールを使ってクリアされないボールだった。しかし本田のCKからのボールをベル
ギーGKクルトワが逆転の願いを込めて手で丁寧に転がして前に出したパスをデブルイネにドリブルで運ばれて、右のス
ペースに走り込んだSBムニエにパスが通りゴール前のルカクに決定的なパスを出すもここでまさかのスルーをしたボール
に左後方から上がってきたシャドリに決められ3点目。後半45分を過ぎたアディショナルタイムでの出来事だった。
その数秒後に試合終了のホイッスルが鳴り日本は逆転負けをした。 日本が負けた事は確かだが勝敗の線引は無く審判の
判断でもなく最後は3点目の失点に真面に立ち上がれない日本代表に配慮するように自然な形で試合が終わった。
今回のロシアW杯はドーハの悲劇と比較して多少汚くても結果重視の姿勢を評価する意見がありGL3戦目のポーランド戦の
パス回しを容認する意見があるように西野Jは美しき負け犬になることを嫌った。ドーハの悲劇のジレンマが完全に過去の
産物になり呪縛から抜け出した日本代表のその先にあるものはW杯6大会連続出場としてのW杯の厳しさだった。もはや
日本代表のサッカーが世界に通用することは当然の事として、代表チームが国際大会でどれだけの成績を残せるかが重要
視されるのならば、常々ベスト8が目標となるのならば、日本は相当強くなったことだと思う。