第一次世界大戦終結から100周年。

中東問題で重要な位置にあるユダヤとイスラムの戦いの象徴でもあるイスラエルとパレスチナ紛争を治める

べきオスロ合意が無意味化して、シリアとイラクではISISが猛威を振るったことは日本でもよく知られている。

しかしISISが暴れ出す前の2014年にオスロ合意でノーベル平和賞を受賞した3人目の人物ことイスラエルの

ペレス大統領がその座を退任したことはあまり知られていない。同じ頃アメリカではオバマ大統領が何時までも

中東イラクに米軍を駐留させて撤退の決断が出せないのは弱腰でレイムダックだと強く批難されていた。更には

突如として米国ロックフェラーのリチャード・ロックフェラーが飛行機事故で死亡した。今から考えるとオイル

マネーに関して世界情勢が混乱を起すことは必然以外の何物でも無い。


アフガニスタンに駐留していた米軍を指揮するペトレイアス氏が不倫問題で解任され、リビアのベンガジ大使館

が襲撃される。嫌でも緊張が走る中東地域でイラク駐留軍を撤退させるべきなどの意見は異常としか思えなかった。

それが通用したのだから余程大きな圧力があったのだろう。　時として世に渦巻く陰謀論ではフェクサーとして名高い

イスラエルのユダヤやロスチャイルドやロックフェラーなどの資本家がこれ程までに被害を被る先にあるものは何で

あるか。英国がEUからの離脱を決めたとはいえ、以前のような米英同盟の力を発揮して世界経済を席巻しようとする

兆しが現れないのは何故か。 第一次世界大戦終結から100周年を迎えた2018年にして新たな戦争の意味を考える。

1900年当時の人達が愚かであったように今の世界の人々も愚かな気がする。軍隊による戦争。核兵器による戦争。

もしも第3次世界大戦が既に始まっているとするならば、人の親になる為の戦争のような気がする。