2017年2月にマレーシアのクアラルンプール国際空港で北朝鮮の金正男が殺害されてから朝鮮半島情勢は突如と
揺れ動き不安定になった。北の金正恩体制は日本海や太平洋に弾道ミサイルを発射させ地下核実験に踏み切るな
どの軍事面での強さを誇示するように横暴が相次いだ。米国トランプ大統領は北朝鮮の金正恩を強く非難するも
ミサイルの標的となっていた日本の安倍政権は北朝鮮に対して外交でも軍事でも対応を取る事が出来なかった。
Jアラートを作動させて国民に警戒を呼びかけることが精一杯だった。安全保障の問題で元防衛相の自民党石破茂
からはミサイルは「我が国の国家主権の及ぶ「領域」も「領空」も侵犯はされていないはずです。」と言われ国防
の認識さえも確認出来ずに兎にも角にも問題の多い現職の稲田朋美防衛相を不適格として解任させる事から始めな
くてはいけなかった。
不甲斐無い余りにも不甲斐ない日本の防衛力だった。ガタガタと音を立てて日本の防衛システムの信用が崩れ落ち
るように無能な様で何も出来ないでいた。尖閣諸島中国漁船衝突事故の時よりも悪くなっている印象を持った。
いや全く比べものにならない。お話に成らなかった。採点不能の内容に防衛相自体が一番驚いたのかもしれない。
自民党が完全に浮き足立ちアタフタとした対応に国民は手招いているしかなかった。こんな時こそ軍事オタクのネト
ウヨの意見を聞きたかったものだが、ほとんどが議論にならず敵前逃避でした。
あれから2年、当時の河野克俊統合幕僚長は退任後に“もしも米軍が軍事行動に踏み切れば自衛隊がどう動くか、私の
責任で頭の体操をした。”と半島情勢の緊張を振り返った。「頭の体操」とは米朝関係の動向を見据えて紛争が起こっ
た場合に日本の立場と自衛隊の役割をシュミレーションしたとしている。万が一に備えて心の準備はしていたと言いた
いのだろうか?まるで北朝鮮と米国は日本を挟んで一触即発の極限状態にまで緊張が高まったような言い振りで、現実
には空中分解で何も出来なかった日本の自衛隊が、お情けで幕僚長退任に華を添える武勇伝を付けたかったのだろう。
しかし敢えて言わせてもらえれば、2017年の2月の金正男が殺害された段階でシンガポールで米朝会談が開かれるのは
最初から計画されていたかのようにほぼ確実な予定事項だった。水面下で諸外国が迅速な外交対応があったことは頭の
体操では思い浮かばなかったようです。その為か日本は利害の関わらない蚊帳の外に置かれました。 金正男が殺害さ
れる直前に某国の諜報機関と接触していた事などからも金正男殺害を皮切りに米朝が軍事衝突に向かうことは回避され
ており十分な配慮されていた。 そもそも万が一にも北朝鮮に米国と戦争出来るだけの国力がある訳が無い。
米国がイニシアティブを持った日朝外交で日本に求められた課題は一つだけだった。
“北朝鮮との拉致問題の解決は必要か?もう十分に時間を費やしたはずだが。これ以上拉致問題に配慮をする政治的な
役割が必要ならば日朝関係の在り方を考え直さなくてはいけない。”
河野幕僚長の言う有事の際の日本の安全保障など機能もしなければ期待もされていなかった。戦争が出来るだけの国力
さえも無い貧しい国と米国が紛争状態になる事が前提に“頭の体操”は日本の身勝手な妄想オナニーのようなもの。
日本に必要とされたのは拉致問題の最終的な解決だった。そのことは肝に銘じるべきだと思う。本題をすり替えてはいけない。
金正男殺害から2年が経ちシンガポールで開かれた米朝会談から1年が経過した。金正男をマレーシアの空港で襲った
ベトナム人のドアン・ティ・フオンは保釈され、米国のトランプ大統領が来日目前となっていて相撲を観戦するらしい。
そして再び北朝鮮は日本に向けてミサイル発射実験を行うようになった5月です。
揺れ動き不安定になった。北の金正恩体制は日本海や太平洋に弾道ミサイルを発射させ地下核実験に踏み切るな
どの軍事面での強さを誇示するように横暴が相次いだ。米国トランプ大統領は北朝鮮の金正恩を強く非難するも
ミサイルの標的となっていた日本の安倍政権は北朝鮮に対して外交でも軍事でも対応を取る事が出来なかった。
Jアラートを作動させて国民に警戒を呼びかけることが精一杯だった。安全保障の問題で元防衛相の自民党石破茂
からはミサイルは「我が国の国家主権の及ぶ「領域」も「領空」も侵犯はされていないはずです。」と言われ国防
の認識さえも確認出来ずに兎にも角にも問題の多い現職の稲田朋美防衛相を不適格として解任させる事から始めな
くてはいけなかった。
不甲斐無い余りにも不甲斐ない日本の防衛力だった。ガタガタと音を立てて日本の防衛システムの信用が崩れ落ち
るように無能な様で何も出来ないでいた。尖閣諸島中国漁船衝突事故の時よりも悪くなっている印象を持った。
いや全く比べものにならない。お話に成らなかった。採点不能の内容に防衛相自体が一番驚いたのかもしれない。
自民党が完全に浮き足立ちアタフタとした対応に国民は手招いているしかなかった。こんな時こそ軍事オタクのネト
ウヨの意見を聞きたかったものだが、ほとんどが議論にならず敵前逃避でした。
あれから2年、当時の河野克俊統合幕僚長は退任後に“もしも米軍が軍事行動に踏み切れば自衛隊がどう動くか、私の
責任で頭の体操をした。”と半島情勢の緊張を振り返った。「頭の体操」とは米朝関係の動向を見据えて紛争が起こっ
た場合に日本の立場と自衛隊の役割をシュミレーションしたとしている。万が一に備えて心の準備はしていたと言いた
いのだろうか?まるで北朝鮮と米国は日本を挟んで一触即発の極限状態にまで緊張が高まったような言い振りで、現実
には空中分解で何も出来なかった日本の自衛隊が、お情けで幕僚長退任に華を添える武勇伝を付けたかったのだろう。
しかし敢えて言わせてもらえれば、2017年の2月の金正男が殺害された段階でシンガポールで米朝会談が開かれるのは
最初から計画されていたかのようにほぼ確実な予定事項だった。水面下で諸外国が迅速な外交対応があったことは頭の
体操では思い浮かばなかったようです。その為か日本は利害の関わらない蚊帳の外に置かれました。 金正男が殺害さ
れる直前に某国の諜報機関と接触していた事などからも金正男殺害を皮切りに米朝が軍事衝突に向かうことは回避され
ており十分な配慮されていた。 そもそも万が一にも北朝鮮に米国と戦争出来るだけの国力がある訳が無い。
米国がイニシアティブを持った日朝外交で日本に求められた課題は一つだけだった。
“北朝鮮との拉致問題の解決は必要か?もう十分に時間を費やしたはずだが。これ以上拉致問題に配慮をする政治的な
役割が必要ならば日朝関係の在り方を考え直さなくてはいけない。”
河野幕僚長の言う有事の際の日本の安全保障など機能もしなければ期待もされていなかった。戦争が出来るだけの国力
さえも無い貧しい国と米国が紛争状態になる事が前提に“頭の体操”は日本の身勝手な妄想オナニーのようなもの。
日本に必要とされたのは拉致問題の最終的な解決だった。そのことは肝に銘じるべきだと思う。本題をすり替えてはいけない。
金正男殺害から2年が経ちシンガポールで開かれた米朝会談から1年が経過した。金正男をマレーシアの空港で襲った
ベトナム人のドアン・ティ・フオンは保釈され、米国のトランプ大統領が来日目前となっていて相撲を観戦するらしい。
そして再び北朝鮮は日本に向けてミサイル発射実験を行うようになった5月です。